日本と比べるとベトナムでエンターテイメントは少ない気がするのですが、いきなりすごいの来たなって感じでした。サーカスといってもピエロが出てくる定番モノではなく、ベトナム文化をベースに肉体を駆使したショーです。
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2013/06/22
日本と比べるとベトナムでエンターテイメントは少ない気がするのですが、いきなりすごいの来たなって感じでした。サーカスといってもピエロが出てくる定番モノではなく、ベトナム文化をベースに肉体を駆使したショーです。
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2013/06/22
オペラっていいですよね!
オペラ座という名前を名乗るにはフランスのオペラ協会の認可を受ける必要があり、その認可を得られなかった建物がいわゆるオペラハウスと呼ばれているそうです嘘です。
ベトナムに住んでいたり、関心があったりする人は御存知だと思いますが、ベトナムは1847年からおよそ100年間に渡ってフランスが統治していた時代がありました。
そのためベトナムの各所にはフランス文化の影響が見られ、たとえば、バインミーといったフランスパンを使ったサンドウィッチや、街中にある古い建築物のデザインにもフランスらしいセンスを感じられます。
どアップですが、このオペラハウスもそんなもののひとつ。
1898年に建てられた、当時のフランスの文化が窺えるバロック様式です(よく分かりません)。
ちょっと後ろに引くと‥
はい!
実は今回、AO SHOWというパフォーマンス・ショーを観に来ております。
そんなお金あるの?と言われそうですが、先に言っておくと、ねーーーっす!
たまたまその日に知り合った同年の女性が、たまたま別れた後で自転車で走っているとAO SHOWの関係者と出会い、たまたま日本人にもアピールしたいから知り合い呼んでよという話になったらしい。
ちなみにAOというのはベトナム語の感嘆詞で、「わっ」と驚くショーということらしいです。
日本で言うところの「びっくりショー」みたいな‥一気に安っぽくなるな。
観てください、コレ観てください。
プラチナですよ、よく分かんないけどとにかく1,470,000VNDですよ。
もうこの時点でAO!です。さて、私のギャグセンスが疑われる前に話を進めると、そういう訳で今回は、ホーチミンに住みはじめてから一年半の間、何度もバイクで前を疾走したオペラハウスに初めて入ることになったのです。
改めてこちら、完全に魔王の城ですね。
左の人「貴様のような下賤の者が‥!」
右の人「軽く踏み入れて良い場所ではないわッ!」
あいとぅいまてぇーん!
ぼくチケット持ってるもーん!
止められる理由なんてないもーん!
左右の人「ぐぬっ‥‥!!」
入ると、AO SHOWのモチーフとなる籐で出来た工芸品が積まれていました。
そもそもこのAO SHOWコンセプトなんですが、昔から使ってる伝統的な工芸品で楽しいことやろうぜ!みたいな感じです。
いや、多分違うんですが、でも半分くらいはこんな感じだと思ってくれて結構だと思います。
写真を撮りました。
普段なら変な顔でもやってるんですが、何故無表情かと言うと周りにいっぱい人がいたからです。
ポスター立ても高そう。
トイレへの目印まで気合が入っていますね。
他にも、やはりオペラハウスだけあってやはり豪華絢爛といった感じです。
これが多分、バロック様式というやつです(適当)。
シャンデリラなんて「アホか!」と言いたくなります。
特に理由がある訳じゃないんですが、「アホか!」と言いたくなるほどのきらびやかさ。
下から見た図。あぁ、生きてるのに成仏しそう。
そろそろ時間なので二階に参りましょう(ベトナムだと一階と呼ぶ)。
少し暗めなのでブレブレですが、みんな高速で移動している訳ではありません。
二階には全く人がいませんでした。
どうやらほとんどの観客は一階に集中しているらしい。
それもそのはず、プラチナは3つある内の最高シートで、一番安いものは630,000VND(6/22時点で3000円くらい)とのこと。
着席‥うぅむ、なかなか壮観です。
さて、いよいよ始まるぞ!一体どのようなショーが繰り広げられるのか!?
アーオ!(驚き声)
アーーーーーーーーオ!!(驚き声)
アオーーーーーーーーーーーーーーーン!!(驚き声)
ふぅ、あっという間の一時間だった‥。
上演後は、演者のマッスラー(マッスルな男女)が観客をお出迎え。
反対にこれで演者じゃなかったらビックリするわ。
最後に集合写真をパチリ。
はい!
いかがでしたか!
え?内容が全く分からないだって??
だってしょうがないじゃん!
撮るなって言われたらそれまでじゃん!
となるところだったのですが、なんと今回は招待してくれた図らいもあって関係者の方からショー中の写真を頂きました。
こんな感じです。
前述の通り、ベトナムの伝統的な籐で編まれた籠や竹を使って、アクロバティックな動きで魅せるというパフォーマンスショーです。
他にも、竹を組み合わせアパートに見せて、各住人のベトナム人らしい過ごし方をコミカルに表現しています。うん、すげー説明しづらい。
こちら、スケジュール。
7月いっぱいまで上演されているそうです。(スケジュールが最新でなかったため差し替えました 2013/6/22 22:08)
んでもって、こちらはfacebookページ。
上演情報や写真などがアップされています。
ホーチミンにお住まいの方や、丁度7月末までに立ち寄るという方は、是非行ってみてください。
ベトナムでまずサーカスということが新しく、これがベトナム発のパフォーマンスなんだと非常に興味深く観られました。