ホーチミンのレタントン通りは日本人街と言われ、その路地裏には数多くの日本人の方が住んでいます。
日本語で書かれた、日本食屋や部屋貸しの看板がギッシリ並び、初めて訪れた方は不思議に思うでしょう。
かく言う私もベトナムに来て、最初の二ヶ月はここに住んでいました。
かれこれ四年近く前の話で、まぁまぁ賑やかな通りの陰でひっそりとうらぶれた雰囲気が好きでした。
朝にはひしめき合ったビニールのテラス屋根や電線の間から太陽光が漏れていて、米を炊いた匂いやヌクマムの匂いが漂っているんですよね。夕暮れ時になると、その匂いがまた戻ってきているんです。ブレード・ランナーというSF映画のオープニングシーンを思わせ(映画のような世紀末感はないですが)、「アジアに暮らしてるなぁ」と思ったことを今でもよく覚えています。
前置きが長くなりましたが、そんなレタントンの路地裏には「グラフィティ」があるのです。
いわゆる、壁に絵を描くスプレーアートです。
これら、見る度に変わっていて、いろんなアーティストの練習台みたいになっているようです。
私が知らないだけかもしれませんが、意外にも他で見たことはほとんどありません。
同じく路地裏や、2区や7区あたりの新興住宅街などにはもっとあるのでしょうか。
社会主義国家ゆえに思想の想起につながる表現が規制されがちなベトナムですが、こうしたアートが生まれて来ている状況は、生む側も見る側も余裕が出来てきたという、国全体が発展してきた証明だと個人的には思っています。
岡本太郎。へー知ってるんだぁーと、嬉しくなりました。
最後に全く関係ないですが、今から五年前にスペイン旅行中に見掛けたグラフィティを掲載します。
間違えました、落書きです。
でも正直に言えばこれを見た時、
岡本太郎以上に嬉しくなりました。
うんこネタはワールドワイドだ!
あ、そういえば、カフェの壁などに描かれてる場合はありますね。
そういうところでベトナムのアートは育っているのかもしれない。
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