リサイクル・バザール!人文社会科学大学のモッタイナイ祭り - べとまる

リサイクル・バザール!人文社会科学大学のモッタイナイ祭り

モッタイナイっていいですよね!

2005年にモッタイナイという言葉を広めていく活動をした、ノーベル平和賞受賞者でもあるケニアの環境副大臣も務めたワンガリ・マータイさん。
マータイさんの心を震わせた日本語は実はもうひとつあり、それは「だいじょうぶ」だったそうです嘘です。

 

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さて、今回は人文社会科学大学に来ています。

覚えていますか?ここは以前にもマカンコウサッポウをやった場所です。
あれからマカンコウサッポウブームもWebに何の残滓も残さず消えましたね、恐ろしか。

 

今日は何故ここに来ているかというと…

 

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モッタイナイ祭。
あるベトナム人の友人から誘われてやって来ました。

 

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主催している団体はJUACHといって、日本語で言うと「在ホーチミン市元日本留学生クラブ」です。
このお祭は、自分が使わないものを売って、その何割かをJUACHの活動費用に充てるという趣旨で行われています。その活動内容については後ほど説明するとして、形式的にはいわゆるフリマという訳ですね。

 

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到着してカメラを取り出すと、

 

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何故か女の子が歌を披露していました。ベトナム人のみなさまのカラオケ好きは常軌を逸しているのでもはや何も言いません。
BGMも日本をテーマにしたものばかりで、演歌っぽいものが流れたと思いきや、ドラえもんだったり、そうと思えば一年くらい前のJ-POPが流れてきたりとごちゃまぜです。

売られてる物を見てみましょう。

 

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本かー。

 

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初代プリキュア!

 

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ゴーマニズム宣言!

 

「自分が使わないもの」だそうですが、プリキュアからゴー宣までって一体この人どんな守備範囲だ。
流石に、色々なところから集めてきたんだろう。

 

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女性のファッションに対する関心はやはり強いようです。
服を扱っている店は、何処でも食い入るように女性が品定めをしていました。

ただ、

 

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ブラジャーの売り方が雑、雑。

 

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漫画雑誌も売られています。

偶然にも?店員さんがすげーキメ顔、完全に「あたし酔っちゃった」的な表情です。この写真を額に入れて本人にプレゼントしたい。

 

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主催団体の都合もあって、お店もお客も日本語学習者が多い様子。
こうした漫画雑誌も良い教材になるんでしょうね。

 

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ベトナム語で翻訳された日本の少女漫画と思われるものも。

 

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日本史の教科書も…何であんの?

 

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持ち主は真面目な人間だったようですが、一切の落書きが無かったことが個人的には残念でした。

 

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時折べとまるに登場する塩川さんの会社、ニコニコヤサイも出張販売をしていました。
左から、スタッフのピロットちゃんとビーちゃんです。

 

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ニコニコヤサイはベトナムでは珍しい有機無農薬で栽培した野菜。
最近はいただく機会も増えたのですが、この味は嘘をつきません。

特に最近、ただの塩茹でしたキャベツでこんなに美味しいものなのかと久々に驚きました。

 

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ランブータン、ベトナムで言うところのチョムチョムもあります。

これまで日本人のお客さんを主に販売していたニコニコヤサイですが、この日はほぼベトナム人の参加者だったものの売れ行きは好調だったようです。後日、「これからはベトナムのお客さんにも売るで!」と塩川さんが息巻いておりました。

ちなみに、ニコニコヤサイの畑がある、バンメトートへ遊びに行った時の三連続記事はこちら。

ベトナムでバンメトートへ行く方法(長距離バス編)

ベトナムでバンメトートへ行く方法(農場見学編)

ベトナムでバンメトートへ行く方法(象使いの村編)

 

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驚いたことに茶道部もありました、人文社会科学大学の所属だと思われます。

 

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撮影を快諾してもらったんですが、

 

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無表情。

そういえばパリのJAPAN EXPOに行った時、剣道着に身を包んだフランス美女も始終無表情だったなぁ。
外国人にとって、「道」がつくようなものの日本の伝統的服装を着込む時には、「無表情でなければならぬ」という暗示がかかるのかもしれない。

 

しかし左の女性、絶対こっち見てないでしょ。

 

???「水嶋さん!」

ネルソン「…んん?!」

 

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Duyen「来てくれたんですね!」

ネルソン「おーぅ!Duyenさん!!」

 

覚えているでしょうか?彼女は…

 

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以前、生け花に挑戦してベトナム人の芸術センスを披露してくれたDuyenさんです。

この記事は結構反響があったので是非読んでみてください。

 

ネルソン「その左手のチケットは何なの?」

Duyen「お金とチケットの交換窓口です。」

ネルソン「あ、そうか、売上の何割かはJUACHに入るから現金を一旦集めてるんか。」

Duyen「そうそう。」

ネルソン「この祭を主催している方で、話を聞けたりする?」

Duyen「聞けますよ、紹介しましょうか?」

ネルソン「よろしくお願いしまーす!」

Duyen「ちょっと待ってくださいね!」

 

ちょっと待っている間に引き続き撮影です。
モッタイナイ祭では浴衣の着付けサービスもあるらしく、浴衣姿のベトナムっ娘も何人か見かけました。

 

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写真を撮らせてもらいます。靴が、靴が惜しい。

 

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何故か皆さん、少女漫画を持って撮影(一人女児漫画だけど)。
例によって足元は全員スニーカーなので写しませんでした。

 

べとまるのURLを教えておいたから、いつか見てくれるかな?

 

????「あれ…べとまるさん、ですか?」

ネルソン「え、は、はい、えーと、初めてまして…ですよね?」

 

Dang「私、Dangといいます。Soltecの記事を書いてましたよね?」

ネルソン「!そうですけど…」

Dang「私、Soltecで働いてるんですよ!有難うございます!」

ネルソン「どっひゃー!」

 

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そんな訳でこちらがDangさん。
キャップを見るに、運営スタッフのようです。

うーーん、こりゃホーチミンで悪いこた出来ねぇなぁ(しないけど)。

 

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…??

 

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!?

 

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…??

 

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!?

 

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!!?

 

結局、何をしていたのかは分からない。

 

Duyen「ネルソンさん。」

ネルソン「あ、はい。」

Duyen「JUACH社会福祉部のメンバー、Quyenさんです。」

 

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Quyen「はじめまして、Quyenです。」

ネルソン「どうもネルソンです!ちょっとお話を聞かせてもらってもいいですか?」

Quyen「どうぞ!」

 

***

 

ネルソン「モッタイナイ祭は、何回目になるの?」

Quyen「去年始まったばかりで、今年で二回目です。年に一度開いています。」

ネルソン「主催している団体のJUACHって、何??」

Quyen「JUACHは、日本に留学していた学生のリストをつくる過程で2006年に出来た団体です。もともとは在ホーチミン日本領事館の下部組織だったんですが、最近になって独立しました。とはいえ、今も領事館からは色々とご支援いただいています。」

ネルソン「今回の売上はどう使われるの?」

Quyen「お店によっていくらかJUACHに分配してもらっています。その分配されたお金は、JUACHの活動の内のひとつ、社会福祉活動に充てられます。中部の子供の教育費用や、ホームレスや身体が不自由な方のために充てられるんですよ。」

ネルソン「なるほどー、社会貢献的な意味合いが強いお祭りなんだね。」

Quyen「そうなんです。」

ネルソン「この要らなくなったものを売る形式、日本ではフリマ…フリーマーケットと言ってよくあるよ。」

Quyen「そうですね、知ってます。」

ネルソン「ホーチミンでフリマをあまり見たことはないけど、珍しいよね?」

Quyen「あっても7区くらいですね、ベトナムにフリマの文化はあまりないです。」

ネルソン「このモッタイナイ祭、どうしていきたいと思ってる?」

Quyen 「うん…日本語を勉強している学校は、ホーチミンにいくつかあります。今は人文社会科学大学の日本語学科の学生達が主になって動いていますが、そうした学 校の垣根を超えて日本語を勉強している学生同士で協力していって、このモッタイナイ祭が学生同士の横のつながりを強める機会になればと思っています。」

ネルソン「あ、あ、あぁ、ありがとう(感動している)。」

Quyen「こちらこそありがとうございます!」

 

立派や…立派過ぎる。おじさん泣けてきた。
Quyenさん、何でかマザー・テレサに見えてきたで。

別に看病してへんけど。

なお、JUACHはホームページもあるので、更にもっと詳しく知りたい方はこちらを見てください(ベトナム語も日本語もあります)。

 

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最後に、このモッタイナイ祭の主要メンバーをパチリ。
左から、JUACH社会福祉部メンバーのQuyenさんにNhungさん、人文社会科学大学日本学科青年団の幹事のKhoaさん、JUACH会長のNamさん。

モッタイナイ祭は今後も年に一度のペースでの開催を予定しているそうです。

べとまるも、将来的には、日本に関心のあるベトナム人の方に、情報や留学・就職などの機会を提供することを行いたいと思っています(日本人の場合も然り)。という訳で、べとまるはモッタイナイ祭の発展とJUACHの活動を応援しております!

 

おまけ

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途中、突如として地面を叩きつける激しめのスコール。

 

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ベトナム人の皆さんの速やかにお店を中央に寄せる対応は、もはやお家芸かもしれません。

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