「ベトナムの風に吹かれて」映画製作発表会レポート

「ベトナムの風に吹かれて」映画製作発表会レポート

ネルソンです。

いつもの嘘(挨拶)は、ありません。

そう、今回はいつもと違う訳があるのです…。

 

ある日、とある、日越合作映画の製作発表会へメディアとしてお誘いをいただきました。
が、その場所は…ハノイ!ご存知の通り(?)サイゴンに住んでいる私は簡単には行けません。

しかし、後述しますが、その内容はとても気になる…だが往復で一万円超えるし(リアリティ)…。

いや、待てよ、ハノイと言ったら…。

 

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せや!ハノイにはヤツがいた!!

 

そう、ベトナム最大級の湖・ho tay(西湖)を8時間半掛けて共に回った戦友のゴルゴン井上くんです。
ハノイで、クレープが目玉のカフェ・Queen’s Coffee Japanの店長をしている22歳の青年。

 

霧雨のハノイで地獄の行軍…ho tay(西湖)を半日掛けて一周してきた~蓮とエビとゴルゴンゾーラ編~

 

という訳で今回の記事は、私でなくゴルゴン井上くんがお送りします。

それではゴルゴン、よろしく!

 

***

 

サブリミナル効果っていいですよね!

サブリミナル効果とは、意識と潜在意識の境界領域より下に刺激を与えることで表れるとされている効果のことで、サブリミナル効果によってTSUTAYAが日本に普及し始めたとき、ツタの買占め騒動が起きたそうです。嘘です。嘘がヘタです。

さて、今回は編集長ネルソンさんに変わって、クレープ大好き僕ゴルゴンがお伝えさせていただきます。

 

以前に僕は、

ネルソン「Ho tay(西湖)一緒に一周せんかね、うぇーい」(うろ覚え)

と誘いを受け、ハノイの巨大湖Ho tayを8時間20分かけて歩いてきました。

 

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そしてある日、クレープを食べながらのほほんとしているとこんなメッセージが…。

 

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松坂慶子に会いに行くだと!?

 

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これは行かない手は無いでしょう!!
しかも、同じことを二回も言っている。これはきっと重要な事なんだろう。

詳細を聞いてみると、大体こんな感じでした。

 

・ハノイで90歳を超える認知症の母親を日本から連れて、介護している小松みゆきさんという方がいる。
・その小松さんは書籍も出しており、今回その内容をベースに日越合作の映画を作ることになった。
・その製作発表会がハノイである。
・ちなみに主演女優は松坂慶子だ。
・ネルソンはサイゴンにいるので行けない、代わりに突撃して取材してきて欲しい。
・頼んだぞゴルゴン!

 

え!?一緒に行くんじゃないの!?一人で突っ込んでいくの!?

色々不安にもなりましたが、せっかく乗りかかった舟だ、行くしかなかろう。
映画化の元となったのが、越後のBaちゃんベトナムへ行くという本です。

1992年に日本語教師としてベトナムへ渡り、2001年から認知症の母親と共にハノイで暮らすことになった小松みゆきさんが、ベトナムを舞台にした母娘の絆や地域とのふれあいを綴った本だそう。

導入だけでも引き込まれそうな内容です。
これが、実写化されると考えるだけでワクワクしますね!

そして、映画製作発表会当日ー。

 

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到着―!

 

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え、ここ?

 

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奥?この暗闇の先に松坂慶子がいるの??

 

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携帯の男「そやでー、でも一時間後に来てやー」

ちょっと早く来すぎたか!というかここで間違いないのか!
思っていたイメージとちょっと違うけど、とりあえず記念撮影だけでもしておこう!

 

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ということで一人じゃ心細かったのでアシスタントとして平成のモンローこと、マリリン(本名)に手伝ってもらいます。
取材というとマイクを持っているイメージなので、代わりにクレープを持たせてみました。

 

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三度の飯よりクレープが座右の銘のマリリン(嘘)。
クリリンって呼ぶと怒ります。

 

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マリリン「パクッ」

嬉しそうですね。

 

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そして、僕ことゴルゴン。
ゴルゴンゾーラの服が無くて2時間落ち込んでました。
そして、このアイスボックスの中には僕の夢とクレープが詰まってます。

 

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ほら。

いや、こんなことやっている場合じゃない!近くのカフェで作戦会議だ!!

 

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あーだこーだと作戦会議しているとあることに気付く。

 

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名刺持ってくるの忘れた…。

 

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急いで、お手製の名刺を作成。
そんなこんなで約束の時間はやってきた。

 

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携帯の男「二階やないで、奥の部屋やでー」

そうかそうかと進んでいくと、

 

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ここ?

 

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ホールとかじゃなくて部屋なの?

 

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テーブル囲んでお話する感じなの!?

 

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距離感がめちゃ近い!!

 

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松坂慶子さんや!!こんな近いなんて聞いてないぞネルソン!!!(歓喜)

 

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左から、製作の岡田裕さん、監督の大森一樹さん、主演女優の松坂慶子さん、ベトナム側監督のグエン・ティ・ホアイ・オアインさん。

皆さんのもの凄いオーラに押し潰されそうでしたが、

 

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大丈夫、

 

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この部屋にはホーおじさん(ホーチミン氏)が見守ってくれている。

それにしても、

 

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マリリンが会場に完全に溶け込んでいる…。

彼女の適応能力は凄まじい、是非見習いたいものだ。

 

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記者さん達も気合が入っている。

 

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進行役「それでは製作発表会を始めます

 

映画の概要の説明から始まりました。
昨年に日越外交樹立40周年記念があり更に今回、日越合作映画を作ることによって今より一層、日本とベトナムとの関係を深めていきたいとのことでした。

が、全てベトナム語なので解釈は間違っているかもしれません。ご了承ください。

 

ここから先は各々の自己紹介、まずは製作の岡田裕さん。

 

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岡田さん「初の日越合作映画になりますが、この映画の作成過程、そして発信まで、文化的交流になると思います。困難なこともあるだろうが、初めての試みに燃えております」

 

監督の監督の大森一樹さん。

 

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大 森さん「この20年間、マニラ、インド、上海で映画を作ってきました。海外スタッフと一緒にやっていて、ねらいやイメージなど映画に対して共通するものを 感じています。海外で映画を作るのは体力を2倍、3倍使い、今はもう若くないし大変だと思いましたが、それでもやってみたいと思い今回の仕事を引き受けさ せていただきました」

 

主演女優の松坂慶子さん。

 

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松 坂さん「去年は日越40周年、そして来年はベトナム戦争終戦40年という節目の年にこうやって仕事をさせていただいて嬉しいです。ここ、ベトナムのハノイ はとてもいきいきしていて躍動感のある街だなという印象を受けました。ベトナムの良い所が伝えれるように演じていきたいです」

 

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ベトナム側監督のグエン・ティ・ホアイ・オアインさん。

 

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自身のベトナム語不足により言葉が分からなかったですが、情熱がすごく伝わってきました。

 

脚本の北里宇一郎さん。

 

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北 里さん「脚本を書くときに、ベトナム人をどう表現したら良いのかわからず、政治、歴史、風俗の本などとりあえず読み漁りました。しかしそれでもよくわから ず、小説を読んだときに、僕ら日本人と同じように喜怒哀楽するんだと気付きました。それからベトナム人を描くのではなく、ベトナムで生きる人間を描くこと にしました」

 

皆さんの意気込みがとても感じられ、完成がとても楽しみになりました。

その後、質問タイム。

 

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質問タイムは皆がごっちゃごっちゃしだしてよく分からなかったですが、松坂慶子さんはブンチャーとフォーが気に入ったそうです!!!

 

そして、

 

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マリリンがまさかの、松坂慶子との奇跡のショット!

良い感じに撮れたね。

 

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製作発表会も、これで終わり。
これから皆さんもお仕事があるらしく、足早に会場を後にしていきました。

 

と…

 

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思いきや!

 

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なんかマリリンが松坂慶子さんとしゃべっとる!!

 

そして!

 

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真のツーショット!!

 

やったね。

 

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そして終了。
仕事終わりにはクレープが一番!

 

映画は2015年7月ごろに公開予定ですので是非皆さん見てくださいね!

 

最後に…。

そういえば、さっき会場で、ずっと気になるものがあった。

 

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このいかにも見下している仮面はなんなんだ。

 

 

と、はい、終わりです。
ここからはネルソンが書いています。

 

こちらの発表会の様子は、他のニュースサイトでもリリースされていました。

 

日越初の映画共同製作へ=母介護の実話、「絆」問う (時事通信) – Yahoo!ニュース
ベトナムでの介護生活、映画に 松坂慶子さん主演で合作 – MSN産経ニュース
海外で親の介護 松坂慶子さん主演で日越合作映画:朝日新聞デジタル
ベトナムでの介護生活、映画に 松坂慶子さん主演で合作 – 47NEWS(よんななニュース)
ベトナムでの介護生活、映画に 松坂慶子さん主演で合作 | ニコニコニュース
中日新聞:ベトナムでの介護、映画に 松坂慶子さん主演で:話題のニュース(CHUNICHI Web)

 

最後に、映画製作委員会から頂戴している作品紹介文を掲載致します。

 

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2007年6月。一冊の本が刊行されました。

『越後のBaちゃんベトナムへ行く』…この映画の原作です。

本映画作品のテーマは、現代の日本で希薄になっている親子の絆、家族の絆、地域の絆…などの”絆(きずな)”です。

本 映画作品は、日本人女性の主人公が単身でベトナムに渡り、その後、主人公の母親が認知症になり、介護する人がいなくなった母親を、ベトナムに迎えることに なります。老いた母親の介護に泣き笑いしながらも、異国の地でいきいきと働く姿を明るく描いたヒューマンホームドラマです。ベトナムの街や人々との出会 い、ふれあいを織り成しながら、母と娘の絆を力強く描いていきます。

本作品は日本のみならず、長寿社会がもたらす「親の介護と働き方の両立」という大きな問題に真正面から向き合う一人の女性を通して、「しあわせに生きる働き方とは何か」を、現代社会に一石を投じるものです。

あ る民間の調査機関の調べによると働く人の10人に1人、女性に限ると4人に1人が親の介護の必要性が増すと、「仕事を辞める可能性が大きい」と考えている ことが分かりました。調査担当者は、親の介護が仕事に与える影響が想像以上に深刻なことが分かったとしています。この介護離職という問題は企業にとっても 身近に起こることから「介護と仕事の両立」という観点からの環境づくりが求められています。

本作品は、そんな「企業の福祉環境」を考えるうえで意義深いものといえます。異国で暮らす原作者の著者でもある小松みゆきさんは、映画公開が「真に人に優しい企業」への礎になれば…という願いを込めて、母国に声援メッセージを贈り続けています。

ベトナム-日本:新しい地平線に向かって共に歩もう、史上初の日越合作映画として。本作の映画化は、作品の舞台がベトナムであるばかりでなく、製作段階から日越が共同で当たり、公開も同時期に予定する「日本ベトナム合作映画」とします。

本作が、日越両国の絆を深め、両国を中心に世界各国の人々から共感を呼ぶことを願っています。

◆作品名 :『ラストライフをベトナムで』(仮題)

◆原作 :小松みゆき「越後のBaちゃん ベトナムへ行く」

◆脚本・監督 :大森一樹 Dang Tat Binh《Feature Film Studio No1》

◆脚本協力 :港健二郎 北里宇一郎 中空よおい

◆企画 :上田義朗《流通科学大学教授、日本ベトナム経済交流センター 副理事長》

 織田公文《日本ベトナム経済交流センター 専務理事》

◆製作プロデューサー :岡田裕 《アルゴ・ピクチャーズ株式会社》

◆宣伝プロデューサー :Truong Nhuan 《Vietnam Youth Theatre》

◆製作会社 :アルゴ・ピクチャーズ株式会社

 ドンドショー社(DONG DO ART CULTURE INTRODUCTION JOINT STOCK COMPANY)

◆後援(予定) :日本国外務省、文化庁、ベトナム社会主義共和国文化スポーツ観光省

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これまでの日本の映画史を支えてきた製作陣と、ベトナム側の製作陣による合作。
ベトナムを舞台にどのような映画作品が出来上がるか本当に楽しみです、本当に楽しみ。

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