ベトナムでダチョウに乗る方法 - べとまる

ベトナムでダチョウに乗る方法

ダチョウっていいですよね!

世界最大の鳥として知られているダチョウですが、実は種全体で計測された平均値を見た場合に限っての話であり、実際に最大サイズなのはオオダイゴペンギンというペンギンだそうです嘘です。

オオダイゴペンギン?もちろん存在しませんよそんなもの。

 

ホーチミンにはダチョウに乗れる公園があるらしい。

べとまるを始めて二ヶ月とちょっと。

周りの友人から色々とタレコミを貰える様にもなり、ある日、レタントン通りのヘム(路地裏)の女王と目される御仁とこんなやり取りが。

 

女王「ダチョウに乗れるところあんで。ネルソンさん、行く?」
ネル「行く!(と言わないと殺される!)」

 

ダチョウといえば、生で見たことがなくともその姿は知られていますが、それに「乗れる」という話なんてちょっと聞いたことがありません。

興味津々です。

これはきっと大勢の方が楽しかろうと、あちこちに声を掛けてダチョウツアーを開催しました。

 

我がシェアハウスに続々と集まる参加者の皆さん、僕も含めて全員で13人。

目的地は車で1時間近く掛かるため交通手段は15人乗りのワゴン車をチャーター、各参加者が負担する費用をできるだけ低く抑えるべくこの人数になったという訳でした。参加者同士で初対面の方もちらほら。

 

ホーチミン市内も、友人の友人を辿ってみれば、ほとんどの邦人に届くといってもいいくらいに邦人社会が狭いため、こうした「初めまして」という挨拶を聞く機会はそれほど珍しくはありません。

考えてみれば、この日に参加してくれた三人の留学生の女の子達も、二日前にTwitterでべとまるのことを呟いてくれていたことがきっかけで知り合った子とその友人達。

 

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ワゴン車に乗り込みます。

ちなみに一日のチャーター料金は1,800,000VND(6700円程度)。
一人頭で500円ちょっとの計算ですね、今更ですがやっぱり安いです。

チャウさん、車の手配をして貰って本当に有難う。
あと、見たままですが、参加者の一人は本人の希望で伏せています。

ワゴン車に揺られることおよそ一時間。
ホーチミンを東に抜けて、ドンナイ省へ。

とても先に観光施設があるとは思えない様なあぜ道をいくつも通り、「もしかしてコレ迷ってんじゃねーの…?」とみんなが疑いを持ち始め、そして何より幹事の僕の額から冷や汗が滲み始めた頃に…無事!到着しました。

今回の目的地、Khu Du Lịch Câu Lạc Bộ Xanhです。

ゲートをくぐるとまず目に飛び込んできたものは、

 

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レストラン。

この頃、時間は既に13時を回っていたため、ダチョウに乗る云々の前に腹を空かした僕らはとにかく腹ごしらえ。

 

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池もあって緑も青々しく清々しいですね。

 

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あまり長時間見つめなければ…。

 

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やいやい。

 

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のみのみ。

 

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もぐもぐ。

ビール、空芯菜の炒め物、チャーハン、豚肉の生姜煮、ネギの鶏がらスープ。
それぞれ取り皿に盛って食べましたが、これで一人頭50,000VND(190円程度)。

ホーチミンで同じものを頼むと倍はするでしょう。
そもそも日本と比べて国全体の物価が安いのに、市外へ出る度にスコーンと更に下がるので驚きます。

設備を見るとBBQも出来るし席数も100人くらいは収容出来そうだったので、食事に関してはちょっとした社員旅行程度なら全く問題無く対応出来そうです。

 

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あまり長時間見つめなければ…。

 

ダチョウを探しつつ公園内を散策すると、奇怪なものが続々と。

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ノロイ!(満腹!)という訳で、早速ダチョウ探し開始です。

 

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歩いていると…

 

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プールの設備もあるみたい。
しかもウォータースライダーまであるやーんと射出元を目で追っていくと…

 

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切れとるやん!当たりどころが悪ければ死んじゃうよ!!

 

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更に先へ進むと…

 

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突如として奇っ怪なキャラクターが現れました。
USJのウッドペッカーのパクリ…とも言い切れないマジで微妙な顔立ちです。

 

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まるでバラエティ番組の罰ゲームでよくある、正面から風を受けている顔のよう。

 

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そんな気持ち悪い鳥の指差す方向のまま橋を渡ると…

 

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何の脈絡も無く出現するファンシーワールド。
中央奥に見える人参をかじってるキャラクターもゴマちゃんのパクリ…とも言い切れない…

 

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って、ま…真っ二つや!!もとい、滑り台になっている!!

南斗水鳥拳でパックリと切られてしまったかの様です。

 

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白雪姫と七人の小人たち。
当然のごとく、版権などオールスルーでしょう。

 

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ん、何か…。

 

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よく見ると…。

 

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腕がもげてるううううぅぅぅぅいやああああぁぁぁぁ!!!

 

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白雪姫というより、白雪姫型のターミネーターと言われた方がまだ説得力があります。

 

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これは、左がシンデレラで、右がヘンゼルとグレーテルでしょうか。

 

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まさかこれも…。

 

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やっぱりもげてたああああぁぁぁぁひええええぇぇぇぇ!!!

 

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ヘンゼルの腕力とグレーテルの骨密度の低さ、半端ねぇ。

 

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これもやはり、ムチの様なものが鉄骨剥き出しです。
この徹底した共通点に僕はポリシーすら感じてきました。

鉄骨が見えるファンシーワールド、いや絶対に需要ねーだろ。

よく見たらこのシーンの意味も分かりません、ただ単にリスがリスをしばいてるだけじゃねーか。

 

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ワニもいる!が、三匹共に全く微動だにしません。
これ剥製なんですよー、と言われてしまえば信じます。

そういえば、何処かでワニ釣りが楽しめるスポットがあるそうです。
いずれレポートしてみたいと思います。

 

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そして何故か昼飯を食べた形跡が…。

虫がたかっていない辺りを見ると、ついさっきまで誰かがここで昼飯を食べていた様子です。

堂々とワニ園の隣に放置されています。
もしこれがディズニーランドなんかだったら首チョンパです。
いや、もしかしたら、ワニに食べられてしまったという線も…胸を張ってありません。

 

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猿園もあります。
こんな訳の分からないコンセプトに付き合わされる猿も可哀想です。

 

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モンキーバナナに手を伸ばす猿。
大人猿の圧倒的武力(腕の長さ)を前に小猿は為す術もなし。

 

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小猿の目から滲み出る悲壮感が凄まじい。
彼はきっと将来、人(猿)の痛みが分かる良いボス猿になるでしょう。

 

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そして続く猿達の猛攻!
まるで血肉を求めるゾンビの様です。

 

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大きな猿もいました、ハイ。

 

 

ここにはダチョウがいなかった!?新たな目的地・「Vườn Xoài」へ

それからというもの、探しても探しても、ダチョウに乗れる場所は見つからず。

これは何かおかしいぞ、と思い園内を歩く警備員に聞いてみる。

 

警備員「ダチョウ?いないよ。」
全員 「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!?」

 

身振り手振りで「ダチョウだよ!ダ!チョ!ウ!」と説明するも、その警備員は首を横に振るばかりでどうやら本当にいないらしい。

友人からの伝聞のみだったため、裏を取っていなかったのでちょっとは考えていたが…。

 

警備員「Vườn Xoàiにはいるよ。」

 

やって来ました新展開。

ここから2kmほど走ったところにある、Vườn Xoài(マンゴーの庭)という公園にダチョウがいるらしい。

チャーターしている車の運転手に聞いてみたところ道を知っているそうで、「聞いていた目的地と違うじゃねぇか」とチャーターなのに渋る運転手に頼みいざマンゴーの庭へ。

 

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そんな訳で間の画像も無いのでさっさと到着、ここがVườn Xoài。

 

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入口に隣接しているお土産屋さんには紛れも無いダチョウの卵が。
手持ちのiPhoneと並べると分かりますが、スッポリと収まる大きさです。

いるじゃねぇか!これはいるじゃねぇか!!

むしろこれでいなければ逆切れしていいレベルです。

 

他にも、得体のしれないお土産がいくつか点々と。

 

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なにこのホルマリン漬け…。

おそらく精力剤的な酒なんでしょうが、確認出来る限りでも、高麗人参、タツノオトシゴ、タガメといったアレなモノが入っています。

ヘビやサソリの入ったお酒はベンタイン市場でもありましたが、内容物的に2,3はレベルが上、脱色されている見た目が食欲の底値をぶち抜きます。

 

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ここに来て何故か木彫りのキリストです。

十字架に張り付けられている二体だけかと思いきや、右下の棚に置かれている木彫りの胸像がほとんどキリスト。
右端からキリストさん、キリストさん、キリストさん、一つ飛ばしてもキリストさん…。

流石にここまでたくさん並べられると、神々しさの欠片も感じません。

 

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さぁさぁ、みんなで入園チケットを購入しましょう。
大人が30,000VND(115円程度)、子供が20,000VND(75円程度)。

相変わらず安いね。

ただ、ここで面白いのが、画像をよく見てみると分かる通り、大人と子供の境目が1.3mと身長になっているんですね。

日本だと大体は「6歳未満」とか「小学生以下」とかだったりしますが、ベトナムの場合だと身長によって決めているところしか見たことがありません。

 

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園内に入るといきなりダチョウの模型がありました。
これで、ここにいることはもはや疑いの余地がありません。

それにしても、デカイ。

パッと見だとダチョウは3mはありそうかというところですが、こう見えて桃田さんの身長は3mもあるので5mはあるかも知れません。

 

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園内の地図を見て、ダチョウに乗れる場所を調べます。
レンタサイクルや園内カーもあるところ、相当な広さの公園です。
調べたところ目的地まで800mということが分かったので、散歩がてら徒歩で行くことに。

 

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ちょいちょい園内カーが走る中、脇道を歩きます。

 

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地元の人達の憩いの場という感じでピクニックが目的で来ている人が多い様です。
ハンモックに包まれて寝ている人や、テーブルで酒とつまみを広げている人もいます。

ここまで来ると僕ら以外は全員ベトナム人。
旅のロマンってこういうところにある気がします。
まぁ、と言いつつも、参加者は全員日本人なんだけどね。

他にも道中、

 

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テニスコートがあったり、

 

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カラオケがあったり(本当に国際語なのね)、

 

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ギョロ目に剛毛眉毛なスワンボートがあったり、

 

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笑いを取るつもりがただ恥ずかしいポーズをとっただけで全然面白くなかった僕がいます。

 

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アロワナ!初めて見た!!

 

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パッと見だとこのアロワナは2mはありそうかというところですが、こう見えて遠藤さんの身長は10mもあるので12mはあるかも知れません。

 

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おや、みんなして何かを見ている。
なんというか、とてつもなく引きのある絵面です。

 

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熊や!まるでおっさんみたいな熊や!

という訳で、いつもの様に増やしてみました。

 

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何頭か、土属性の熊も紛れています。

 

ダチョウ探しはさらに脱線、草すべりを楽しむことに。

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それから先へ進むと、いきなり開けた原っぱに!

こんな青々と広々とした原っぱ、寝転ばずにはいられない。

 

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わっしょーい!

 

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よっしょーい!

 

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どっせーい!

 

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やっほーい!

 

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ばちこーい!

 

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せいほーい!

 

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真ん中にはためくはおそらくベトナム国旗。
この広場、普段は一体何に使っているのでしょうか。

 

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端にはステージの様なものがあります。
シッカリとした音響機材があれば野外フェスなんかも出来そうです。
おそらく、原っぱの芝が踏みしだかれてめちゃくちゃになってしまうだろうと思うけど。

 

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その反対側に向かって上り坂になっていて、下りに向かって見下ろす様に観音様らしき石像があります。
観音様の必然性も無く、本当に何の脈絡もありません。一体何故なの…。

 

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台車に座面を取り付けた様なものが並び、この広い原っぱを坂下りが出来る様になっていました。

 

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一人30,000VND(115円程度)。
ちょっぴり高い気もしますが、早速やってみます。

 

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まずは和久さん、

 

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マリオカートみたいです。

 

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おぉ、危ない、バランスがっ…。

 

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うーん、見事なズッコケっぷりです。

 

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これはどうやら見ている以上に難しい様です。

 

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続いて桃田さん。

 

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真っ直ぐ真っ直ぐ…。

 

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続いて遠藤さんも。

 

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桃田さん、思いのほか順調です。

 

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と思ったらやっぱりズッコケたーっ!!

 

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遠藤さんは流石にこのままいけそうか…。

 

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と思ったら例外無くズッコケたーっ!!

 

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なんというか、ムリゲーってやつじゃね?という気がしてきました。

 

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そして下り出す我らがザック。

 

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最初から、

 

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最後まで、

 

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彼の姿勢が、

 

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崩れることはありませんでした。
空気の読めない男だな、と思いました。

 

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可愛らしい犬も遊んでいました。けど…

 

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思いっきりウンコしてたけどな!そこは公園側なり飼い主なりが管理せーよ!!

 

 

いたーっ!ついにダチョウがいたーっ!!

それにしても、流石にもうそろそろダチョウが見つかってもいい筈ですが…。

 

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むむ!この柵は!?

 

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いた!ダチョウいたー!!

遂に目的のモノを見つけて一同大興奮。
まるでモンハンで獲物を見つけた時の様な高ぶりです。

 

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桃田さん「クフフ…ネルソンさん、この僕が見事に捕獲してみせますよ。」

 

なんだか当初の目的から大きく逸れて来ました。
ちなみに、桃田さんのセリフは僕のアテレコです。

 

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桃田さん「きええぇぇーっっ!!」

おぉ、すごいぞ!まるでモンハンのプレイ画面を見ているかの様だ!!

 

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そろーり、

 

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そろーり、

 

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そろーり、

 

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そろーり、

 

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ダチョウ「クエエエエェェェェーッ!!」
桃田さん「ぐぎゃああああぁぁぁぁーーーーー!!!」
ネルソン「もっ、ももたーーーーーーーーーーーーーーん!!!」

 

チッ、だからあれほど一人で突っ込むなと言ったのに!言ってないけど!!

 

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こうなったら総力を上げて捕獲だ!!

 

遠藤さん「桃田くんの仇は俺が討つ!」
ザック 「この惑星(ほし)を守りたい!」
ネルソン「ネタになるならなんでもいいよ!」

 

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ダチョウ「クエエエエェェェェーッ!!」
全員  「ぐぎゃあああああぁぁぁぁぁーーーーー!!!」

 

 

と、まぁ、はい。冗談はこれくらいにしておいて。

 

一切の柵も無しでこれほどダチョウに、というより、犬猫などのペット以外の動物に近付く機会なんてそうありません。

 

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行動パターンが全く想像出来ないし、

 

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この足で蹴られようものならタダじゃ済まない。

 

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率直な感想を述べれば、まるでこれは恐竜と対峙です。

 

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何処まで近付けられるか、という度胸試しをしている様でした。

 

あれ、そういえば、何のためにここへ来たんだっけ?

 

そうです。

ダチョウに乗る、という目的があったのでした。

 

ネルソン「和久さーん、ダチョウに乗れるか聞いて貰っ…
和久さん「さっき聞いたら、今日はもう疲れてるから無理だってさ。」

 

 

え!

 

え!?

 

えぇ!!?

 

疲れてるから無理!!?

 

ダチョウが疲れてるから無理!!!?

 

 

 

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そうして、あっけなく僕らの夢は破れました。

 

正直、ダチョウの体力を理由にされるとゴネる訳にもいきません。

 

仮に従業員にヤル気が無かったとしても「ダチョウが疲れてる」で済んでしまいます。

 

またいずれ、次は朝一に真っ直ぐ向かって、必ずやリベンジを果たしてやりたいと思います…うっうっ。

 

 

最後に、公園の詳細です。

まずは最初に寄った場所。
書いておきながら、あまり需要は無いと思うけど。

名前は、Khu Du Lịch Câu Lạc Bộ Xanh。
住所は、Phước Tân – Long Thành, Đồng Nai。
公式サイトは見当たりませんが、ココに情報がちょこっと載ってます。

 

そしてその次に寄った場所。
ダチョウに乗りたいなら朝一にココ!

名前は、Vườn Xoài。
住所は、114 Ấp Tân Cang – Xã Phước Tân – TP.Biên Hòa, Đồng Nai。

公式サイトはココ

ナビゲーションの左端にあるリンクに飛ぶと、Flashでプロモーション映像が流れるのですが、ダチョウとペイントゲームのところで二度ほど笑えます。

あとは無駄に長いので時間がある時に覗いてみてください。

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