ベトナム最後の楽園・コンダオ島(Con Dao):スキューバダイビング編 - べとまる

ベトナム最後の楽園・コンダオ島(Con Dao):スキューバダイビング編

ダイビングっていいですよね!

海や湖などの透明度はmで表記しますが、計測者の肉眼によるため誤差があるそうですこれほんと。

 

はい、前々回の記事では大変お騒がせ(?)致しました。
今だからこそ言えますが、あの記事で下に履いているのはパンツです。

ホー チミン市であらかじめ水着を買ったにも関わらずホテルに置きっぱなしにしたため、止むを得ず私はパンツで海に飛び込むことに。「道理でケツに食い込んでい たハズだ!」という方、脳から記憶をマインドアサシンしてください。まぁ、今だからこそ言える理由は何処にも無いんですけどね。Webの海に放流さ。

 

ちなみにタンクトップを着るか否かで迷っていたのですが、

 

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この通り、本当に変態扱いされるのでやめました。

 

ところで、友人のももたんが、あの写真をつなげてgif動画にしてくれました。
マウススクロールに合わせて動く仕様のようですが、「AUTO」で楽しむことをオススメします。

ねるそん こんだお あにめ自分事ながら、なんだか楽しそうです。

 

***

 

はい!という訳で!コンダオ島へ来ています!(厳密には諸島ね!)
実のところはもう10日前の話だけど、演出上の観点から今いる体で書くね!

 

ホーチミン市から飛行機でわずか1時間足らずのこの諸島。
日本人にとっては、「ガイドブックに載っていない島」として逆説的に有名です。

ベ トナムで最も海が綺麗なスポットとも言われ、ある事情により観光開発があまり進められていませんでした。そのため数多くの自然が残されたままになってお り、世界と、ベトナムのレッドブック(絶滅危惧種の動物の情報が記載されたデータブック)に登録されている内の、実に44種類の生物が生息しています。

 

そ れも、最近ではリゾート開発が進められており、2011年にはあの、ブラッド・ピットとアンジョリーナ・ジョリーというハイパーセレブカップルが宿泊した という高級リゾートホテル「Six Senses Con Dao」もこの島に存在します。そのことを機に、以降は欧米人の観光客も増えていっているのだとか。

さて、そんな島に何故来ているかというと、あるお世話になっている方から「コンダオ行ってみたいんだけど一人だけは寂しいし付いて来てよ」という粋な計らいによりオゴリで連れて行ってもらっちゃいました。

 

べとまるやっててよかったー!!

 

いえいえ、もう本当に、ただただありがとうございます。

考えてみれば私、これまでロクに地方へ行っていないのです。べとまるとか言いつつ、もうみんな分かってると思うけど、ほぼホーチミン市内なのね。ベトナムに住む前にハノイに一度(しかも一泊)、それ以外はバンメトートとビンロウというところくらいしか行ってません。ザ・観光地!という場所へ行くのは実は初めてなんですよね。テンション上がります。

た だ、お互いに、「他にも人呼ぼう(女性)」という話をしていたのですが、コンダオはただでさえ便数が少ない上に週末は激混みで、そもそも誰とも上手い具合 に調整がつかず、結局誰も連れてくることが出来ずに男二人のリゾートトリップになってしまった次第。なので、前々回の記事も、一人の男が三脚を前に砂浜を 走っている一人の男の様子を撮影するという、なんともしょっぱいシチュエーションの上だったのです。

 

それで、最後の言葉に帰結する訳ね。

 

はい、そんなコンダオ諸島ですが、現地では色々な出会いや出来事がありました。

4本くらいの連続記事に分けて紹介していきたいと思います。

 

***

 

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タンソンニャット国際空港から、

 

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45分ほど空を飛び、

 

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空港に到着し、

 

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バスに乗り、

 

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野を走り、

 

そして…

 

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海でーす!綺麗でしょうコレ!!信じられますかベトナムと!!!

 

ホーチミン市内で普段目にしているあの黄土色の川面からは全く想像出来ないエメラルドグリーンです。ベトナムで一度も海を見たことがなかったけれど、まさか初見が過去最高の透明度を誇るとは思わなかった。

 

さぁ、もうタイトルからもサムネイルからもスッカリネタバレだとは存じますが、これからスキューバーダイビングなるものを行います。わたくし、人生初体験でございます。既にちょっとドキドキしています…。

 

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右の女性はベトナム人…ではなく、日本人の智夏さんという方です。

 

女の子と一緒に来てんじゃん!などとゆめゆめ勘違いめされるな。

 

私も非常に驚いたんですが、なんとコンダオ島に住んでいる唯一の日本人です。
利用したダイビングショップで働いているのですが、経緯はまた後述します。

 

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まずは小舟で、ダイビング時の拠点となる本船に向かいます。
こちらの方はアメリカ人オーナー、海を睨む我が名は海師という感じです。

と思っていたら目の前にいる人と話してるだけでした。

 

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太陽の光に煌めく海面を見ているだけで心が落ち着きます。
ホーチミン市だと、この煌きの数だけバイクがいるんだもんなぁ…と意味不明なことを想像する。

 

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本船に到着しました。

 

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乗り込み更に一時間ほど、スポットへ向かいながらダイビングスーツに着替える。
左の男性はカナダ人のランスさんです、大阪に12年間いたそうで日本語ペラペラです。

時折、「なんや」「めっちゃ」と大阪弁ワードを頻発します。

 

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当然、人生初のウェットスーツ!
お腹は凝視しないでください、これでもダイエットに成功してるのだ。10kgも痩せたのだ。余計。

 

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ダイビング前に、3つの大切な約束事を教えてもらいます。響きが「犬と私の10の約束」みたいです、どうでもいいですねごめんなさい。

で、私は完全に初心者のため付きっきりで面倒を見てもらうので、やることは3つだけです。

 

息をしろ、耳抜きしろ、手で泳ぐな、だったと思います。

 

ちなみにこちらの画像、コメント付きでfacebookに投稿したらウケがよかったので貼っておきます。

 

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ランスさん「俺を使ってボケてんじゃねぇよ!」ネルソン 「モガ…モガモガ!」

 

と刻んだ玉ねぎをゴーグルで封じ込めているのではありません。
ゴーグル(ダイビング界ではマスクといいます)の装着方法について教えてもらっています。

 

それにしても、

 

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オーナーの…

 

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この満足気な顔は何?
これがあるからダイビングはやめられないんだよな〜という表情です。うん?思うところおかしくね??

 

と、まぁ、そうして色々いじりつつも、この時の私の鼓動は最高潮に達しておりました…。

 

ドッドッドッドッドッドッドッドッ…

 

何故かー!

 

い くらインストラクターがずっと付いていると言っても、こんな沖の方で潜ったことなど一度たりともありません。まず、そもそも、シュノーケルをくわえたり、 酸素ボンベを背負ったりしたことなど一度も無く、この20kgもする重装備が役に立つのかどうなのか全く分からないのです。不安です、不安不安超不安。

 

ジャボーン!

 

ランスさん「はい、どうぞ。」

 

先に海に飛び込んだランスさんが、まるでレストランのウェイターがイスを後ろに引いて客を招くかのようなノリで声を掛けます。うーぬ、いつまでもうだうだと考えても仕方がありません、ええい!ままよ!!

 

ジャボーン!

 

 

……

 

………プッ、ぷわ!!

 

着水自体は成功。
そりゃ、飛び込んだ瞬間に装備がスポーンと外れることがない限り成功でしょうが。

 

ランスさん「それじゃ、シュノーケルをくわえて顔を水に浸けてください。」

ネルソン 「…はい。」

 

ゴブゴブ……

 

ネルソン 「ばはっ!ばははー!!」

ランスさん「どうした!?」

ネルソン 「慣れないッ!ハッハッ…慣れないからッッ!!

 

呼吸は出来る、確かにこのシュノーケルとやらを使えば呼吸は出来る。
しかし、完全な口呼吸なんてなんだかんだでやる機会無いじゃないですか。
風邪で鼻づまりを起こしていても、多少なり鼻でも呼吸してんじゃないですか。

 

それをあなた…一時間近く口呼吸!?やったことないよ!!?
途中で外れたらどうすんの!?パニクるよ!!?死んじゃうよ!!!?

 

海に命を握られるという言葉がピッタリ当てはまります。
超怖い、海超怖い。死ぬ。

 

とかなんとか言ったところで、それでまさか船に戻る訳にもいきません。
まだ始まってすらいないじゃないか、というかお金出してもらってるし。

 

覚悟を決めて、水中へ。

 

海の上でランスさんと向かい合い、両肩に手を当ててもらい、徐々に「浮き」の空気を抜いてもらいます。

 

プシュー!ブクブク…

 

プシュー!ブクブク…

 

プシュー!ブクブク…

 

サンサンと降り注ぐ眩しい日光と、ジャブジャブと立てる波の音から、浮きの空気が抜ける度に薄暗く静かな世界に変わっていきます。体験したことはありませんが、死ぬってこんな感じかなぁーと思いました。のん気に書いてますが、あの時は冗談じゃなく真剣に怖かった。

 

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既に海中には、

 

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潜水した先客が、

 

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漂っておりました。

 

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一方の私、完全に首根っこを掴まれた猫状態です。
基本的にずっと、私の上か、左にランスさんが付いていて引っ張ってくれます。

 

この時の私、超緊張状態。やれんのか!おい本当にやれんのか!?

しかしものの3分もすれば流石に慣れてきて、

 

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ちょける余裕も生まれてきました。

 

シュノーケルも酸素ボンベも、すごいね。海中なのに生きていけんだぜ!?
もちろん、ランスさんというインストラクターが付いてこそのものですが。

 

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段々とリラックスして周りを見る余裕が生まれてくると、改めて海のすごさに感動します。

 

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未知との遭遇の連続です。

 

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サンゴ礁が隙間無く並ぶ光景はまるで他の惑星のようであり、

 

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地球の7割が海であるということを考えると、

 

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自分は今まで地球のことを全く知らなかったんだなと思い知らされます。

 

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同時に思い浮かんだ言葉が「生態系」。

 

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海の中には数え切れない種類の生物がいます。

 

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ひと通り、貼っていきますね。

 

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感 動という言葉は安っぽくなると思って普段は使わないのですが、今思えばあの時の私は間違いなく感動していました。サンゴ礁にゴツッとぶつかる感触や、イソ ギンチャクがペリペリと指に張り付く感触、何処からともなく聴こえる「ズー」という海中の音。たった一時間の出来事に過ぎませんでしたが、地球について多 くのことを学んだ気がします。29年間も住んだ自分の家にこんな部屋があったんだ!という気分です。というより、玄関と台所くらいしか知らなかったんだなーと。

 

あと、写真に収めることは出来ませんでしたが、本当に運良くウミガメが目の前を通り過ぎ、まるで走行中の佐川急便の飛脚にタッチすると幸せになるジンクスを叶えるように何度もソフトタッチしまくりました。

 

そして、ランスさんが親指を立ててクイクイと上下に動かす。浮上の合図です。

 

不思議なもので、浮上の時が怖いんです。
潜水する時と同じくらいの怖さが、浮上の時にも感じられたのです。

 

ザバッ…プシューーーーーーー。

 

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そう思っている自分に気が付いた時、「あぁ、人のルーツは本当に海にあったんだな」と納得しました。

 

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ダイビング後にはバインミー(バケットサンドイッチ)が出てきます、これがまた格別!
というか、いいこと言ったつもりなのに台無しにしてますねこの絵面。

 

***

 

今回お世話になったダイビングショップはこちら。

 

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「DIVE!DIVE!DIVE!」です。サイトはこちら。

いやもう分かったがな!するがなpE!と言いたくなるネーミングです。
スッカリと撮影を忘れていて、夜になってしまっているのは勘弁してください。

 

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中には応接ソファとダイビングアイテムが並んでおります。

 

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今回インストラクターを務めてくれた智夏さんとランスさんです。
お二人は大阪の国際幼稚園で知り合ったそうで、婚約中のカップル。

 

も ともとスキューバーダイビングが趣味だった二人、インストラクターはランスさんの夢だったそうで、今回それを叶えるために世界各地のダイビングショップに 連絡したところこのショップから返事があり、日本からコンダオ島までやって来たんだそうです(資格を取得するためには実務経験が必要とのこと)。

 

それだけでも私達とは偶然の出会いなのですが、実はその終了日がもうこの2日後だったらしい。
ちょっと遅ければ、出会えなかったということ…人の縁とは偶然の賜物ですね。

 

***

 

さて、次回は、冒頭に書いた「ある事情により観光開発があまり進められていませんでした」。
この「ある事情」について紹介します。

 

一見、リゾートアイランドとして何の不遇も感じられないこのコンダオ島。
しかし、島の外側からは分からない、暗い歴史を持ち合わせているのです。

 

***

 

コンダオ記事第一弾:ベトナム最後の秘境?コンダオ島にやって来ました\(^o^)/あそーれバカンスバカンス\(^o^)/

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