実はエッフェル塔と同じ設計者!ホーチミンのサイゴン中央郵便局

実はエッフェル塔と同じ設計者!ホーチミンのサイゴン中央郵便局

手紙っていいですよね!

文章の締めとして書く「かしこ」という言葉は主に女性が用いるものとされていますが、反対に男性が用いる言葉は「これにて」なんだそうです嘘です。

 

ベトナム・ホーチミン市内にある定番の観光スポットといえば、大まかに6つに絞られます。

中央郵便局、サイゴン大教会、戦争証跡博物館、統一会堂、ベンタイン市場、チョロン地区(中華街)。

実を言うとべとまるでは、今並べた中でベンタイン市場くらいしか紹介したことがないんですよね。

というのも、今更これらの定番スポットなんてガイドブックや他のサイトで出尽くしているし、それをわざわざべとまるで紹介する必要も無いと思って避けてきたんですが、「ベトナム 観光」で検索して何回ページを進めてもべとまるってサーーーーーッパリ!出てこないんですよボケェ!!…にもかかわらず、「ベトナム ダチョウ」で検索するとド頭で出てくるというなんともおかしみのあるポジショニング。

 

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ちなみに一番下に見切れているYouTubeをアップした人も私が教えた方です。

ふざけんな、俺にダチョウ利権をつかませろ!!

…と、冗談はさておいて(まずそもそもダチョウ利権のイメージって何)、ちょっとこれは流石に、ベトナム紹介サイトやってまーすと言うには定番どころくらいは押さえておかないとまずいんじゃないのと。

そう思ってこれらの定番スポットをちゃんと紹介することに決めました。えっ、ポリシー?ベトナムはベトナムだろ!

 

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初回はサイゴン中央郵便局。

フランス統治下時代の1891年に郵便および電信施設として建築されました。

設 計者はギュスターヴ・エッフェル。なんと、あのエッフェル塔を設計した人物です。同じくパリにある(当時は駅舎だった)オルセー美術館をモデルにしてお り、コロニアル建築様式の粋が集められています。当時から大幅な改修などは行われておらず、フランス文化の香りを感じられる観光スポットでしょう。

ちなみに、私自身今初めて知ったのですが、郵便局そのものが元駅舎ではなく元駅舎がモデルらしい。これ、在住者の方でも間違って覚えられている方が多いのではないでしょうか。私もこれから気をつけます。

 

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ほぼ真向かいにはサイゴン大教会があります。

 

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その近くには木々が生い茂る公園があり、市民の憩いの場となっています。

 

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学校帰りでしょうか?食べ物や飲み物を広げて地面で食べる女子高生たち。

 

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ホーチミン市内に生えている樹木は背が高く、30mを超えるものも珍しくありません。
ベトナム戦争以前からずっとあったと考えると、樹木の一本一本に歴史を感じます。

 

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これらのあるドンコイ通りは北から南に向かって、中央郵便局、大教会、そしてオペラ座…と、ホーチミン市内でも最もフランスらしさを感じられる通りでしょう。さらにその先には有名ブランドが並ぶショッピングストリートとなっており、女子向けベトナムガイドブックに載っている情報の8割方はここにあります。

 

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郵便局と教会の前は、もはや屋外のフォトスタジオと言っても過言ではありません。
よく晴れた日の日中は、ほぼ間違いなく、このような結婚記念撮影を行っております。

このような風景は中国でも見たことがあります、台湾でも同様の習慣があるようです。
ちなみにベトナムで今流行りのスタイルは、新郎が新婦の手を引っ張りながら横断歩道を走るというもの。

 

轢かれるよ…。

ちなみに、当然ながら普通の人達も写真を撮りまくっています。

この界隈では可能性は低いでしょうが、撮影時はカメラを奪われないように気をつけましょう。

マジで。

いや、マジで。

 

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さて、いよいよ中へ入ってみます。

 

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お、おぉーー…観光客がいっぱい!流石のど定番スポット!
しかし、それだけではありません。実はここ、現役の郵便局でもあるんです。

観光客や、地元の人達でごった返しています。

 

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入ってすぐ目につくのは、

 

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正面玄関入ってすぐ、両脇の廊下にあるお土産屋さん。

 

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ガチの宝石店もあります。
観光スポットと郵便局、どっちかってーと観光スポットのウェイトが大きいようです。

 

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こちらは年季の入った電話ボックス。
写り込んでいる観光客の方はイスラム教徒のようですね。
おそらくマレーシアやインドネシアから来ているのでしょう、最近は本当によく見ます。

 

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出入り自由なようなので入ってみましょうか。

 

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あれ?

 

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家電(いえでん)!?

 

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しかもPanasonic!?

まさかのMade in Japan!?

 

う、動くのかな…(カチャ)。

 

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…無音でした。

そこらへんの物売りのおばあちゃんでも携帯電話を持ってるし使う人もいないのか、時代かな。
なお、べとまるはいつでも撮影してくれる人を募集しています。自撮りきついわ(精神的な意味で)。

 

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ちなみに、電話ボックスの上にある壁面には南部の地図が描かれています。

 

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右側も線対称になっていてこちらはホーチミンの地図が描かれています。
いつ頃のものでしょうか…一度近くで見てみたいものですね。

 

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こちらも同じく電話ボックスがー…って、

 

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ん…?

 

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え…!?

 

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ATMやて…!?

ATMです。

年季の入った電話ボックスかと思ったら、年季の入った電話ボックスに入ったATMです。

Panasonicといい、なんかすごく勿体無いと思います。

 

まぁ、使われない電話ボックスに比べたらいいのだろうか…。
さて、そうして奥の方へ視線を向けると、

 

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目に飛び込んでくるのはホーおじさんことホー・チ・ミン氏。
今更説明するまでもない、ベトナム・建国の父です。

 

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それにしてもリアルっす。

 

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中央スペースの大部分はお土産店に充てられています。
もうあれだろ、郵便機能はついでだろ。

 

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売られているものはベンタイン市場と大きく変わりません。

 

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石像。

 

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漆製品。

 

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バッグ。

 

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ポスター。

 

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ツバメの…巣?

 

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そしていきなり中国新聞。
結構大量にあったぞ、チョロン(中華街)にでも配るのか?

 

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郵便局の窓口は全てカウンター側に集約されています。

 

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ツアー会社も窓口を構えているようです。

 

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そんな情緒をなかなかキャッチアップするのが難しい、ベトナム観光界の稼ぎ柱となっている中央郵便局ですが、よく見るとコロニアル建築らしいフランス的な風情を感じられるポイントがあります。それは…

 

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天井ー!!

何も余計なものは一切無い、当時から変わらぬ状態です。

ここは100年以上手垢が付いていないのかなぁ…と思うと興奮します(実際どうだか分かりません)。一度行かれたことがある方でも、こうして天井だけ切り取ると新鮮ではないでしょうか。

 

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ホーおじさんの肖像画を奥に切り取ってみても実に美しい。
このアーチ型の天井を観ていると、駅舎をモデルにしたという事実も頷けます。

 

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そしてさっきからちらちら写っていますが、床のデザインもなかなかのものです。
変態的にめざとく見れば、いくらでも感嘆ポイントがございます。

 

***

 

と、そんなサイゴン中央郵便局でした。
郵便局ですし、日本に絵葉書を出すという楽しみ方も出来るかもしれませんね。
広さは大したことがないので、お土産屋に寄らない限り10分程度で終わると思います。

営業(開放)時間は7時から20時だそうです。
今回は昼でしたが、夜もライトアップされて大変趣があります。

 

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ほらね。

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