彼の作品の恐怖は、完成度というかクオリティの低さも起因していると思います。街の騒音にクレームをつけないベトナム人ですが、恐怖には敏感なのかな。作り続けていたら第二のスイティエンパークになっていたかも。
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2013/10/17
彼の作品の恐怖は、完成度というかクオリティの低さも起因していると思います。街の騒音にクレームをつけないベトナム人ですが、恐怖には敏感なのかな。作り続けていたら第二のスイティエンパークになっていたかも。
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2013/10/17
お化け屋敷っていいですよね!
ギネスブックに登録されている世界一怖いお化け屋敷には、アメリカのケンタッキー 州にある遊園地が選ばれていますが、三年前まではモスクワにあるミラーハウスが選ばれており、ショック死による死者を出してしまったためギネスから外され てしまったそうです嘘です。アメリカも嘘。
お化け屋敷、長らく行ってません。
先日コンダオ島へ行った時、真夜中に林道をバイクで走った時は正直悪寒を感じましたが…。
ベトナムにもお化け屋敷はあるようで、世界の有名なテーマパーク12選のひとつに選ばれている『スイティンエン公園』にも、まことしやかに『本物のお化けが出る』と噂されるお化け屋敷があるそうです。まぁ嘘なんですが(サラッと)、実は近々行く予定なのでレポートしてみようかなと考え中。
さて、今回は、遊園地にはないお化け屋敷の話です。
ミイラや人の顔?不気味な彫刻を施した「お化け屋敷」に地元住民が苦情 – [VIETJO ベトナムニュース]
東南部タイニン省ホアタイン郡チュオンタイ村(相変わらず噛みそうだ)にて、『ある家の敷地内で不気味な彫刻が増え続ける』という謎めいた事件が発生。
その彫刻の正体はなんと…『芸術』。普段はホーチミン市に住んでいるファム・チュンさん(72歳)による作品で、近隣住民の証言によると彼は、『時々ふらりと現れ、一心不乱に数十もの作品を作っては帰っていく』そうです。一体、どのような作品なのでしょうか?見てみましょう。
以下、微グロ画像です。閲覧は自己責任でお願いします。
バカッ!怖すぎるやろ…。
彼の妻によると、『(夫が言うには)これらの作品は世界の罪を表現したもので、誰かに対する敵意や憎悪を意図したものではない』だそうですが、そうだとしたら大問題だよ!現代の丑の刻参りだよ!!
結局この件は、村人とチュンさんの間を人民委員会と文化情報部が取り持ち、チュンさんは彫刻の中でもとりわけ不快感を与えるものについては既に撤去したそうです(チクショウ!見に行けねぇ!)。
そ れにしてもこのニュース、何か既視感があるなと思ったら、2007年に起こった『まことちゃんハウス訴訟騒動』と通じるものがありますね。楳図かずおが自 宅を改築した際に『住宅街の景観を損ねる』と訴えられた話。あれは楳図氏自身の家だったのでハイ撤去!で済む話ではなかったでしょうが。ちなみにちょっと 知らべてみたところ、2009年に楳図氏側完全勝利ということになったようです。ふーん。興味無いです。
芸術家の暴走と言ってしまうと身も蓋も無い表現な気がしますが、こういったことは、近隣住民との関係がこじれるケースもあれば、台湾中部にあるレインボーヴィレッジのように、観光スポットとして取り沙汰されるほど有名になってしまったというケースもあります。
余 談。このレインボーヴィレッジは今年はじめの旅行で行ってきたのですが、かなりインパクトがあるのでベトナムと関係無いけどいずれ紹介するかもしれませ ん。というか、べとまるって週別のアクセスランキング上位5位内にいまだにちょくちょく台湾の旅行記が上がってきます。べとまるやーいうとるさかいに。
引用元のベトジョーさんからは中でもとりわけ激しい画像を使わせていただきましたが、他にも2枚の画像があります。もしご興味があるならご覧になってみてくださいな。
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この記事は、ベトナムニュースサイト「VIETJO」とべとまるによるコラボレーション記事です。
個別記事URL:http://www.viet-jo.com/news/sanmen/131002050311.html
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