流行、駄菓子、郷土菓子も!ベトナムのお菓子を調べた - べとまる

流行、駄菓子、郷土菓子も!ベトナムのお菓子を調べた

お菓子っていいですよね!

パンが無ければケーキを食べればいいじゃない、と言った人物はマリー・アントワネットということで有名ですが、具体的にそれはケーキというよりもバームクーヘンを指していたそうです嘘です。

 

お菓子!

 

よくよく考えれば、意外なくらいに、これまでこのテーマに触れたことはありませんでした。

ベトナムという国は食に関してはこだわりのある国。
他の東南アジアに比べても引けを取らないくらい独自の食文化が形成されています。

そしてそれは、お菓子についても同様です。

今回、流行、伝統、駄菓子…といった3つの観点で、ベトナム(ホーチミン)のお菓子について調べてみました。

また、実は今回、ブログ奨学生の他のブロガーさん達と、共通のテーマを設けて記事を書くという企画を行なっています。
ブログ奨学生?という方はこちらをご覧くださいね。

そもそも今回のブログ奨学生の選定テーマが「海外事情」ということもあって、このベトナム以外にも、アメリカやロシアや中国(in日本)と色々なお菓子についてが楽しめそうです。

最後にリンクを貼っておくので、もしご興味があればご覧ください。

 

はい!さて!まずは!

 

流行のお菓子

ベトナムの流行のお菓子について調べます。

だからと言って普段からその様なお菓子を食べていない私には、まず何処でどうやって調べたらいいものなのかサッパリ分かりません。

そこでその道のプロに聞いてみることに。
当人と、とある場所で待ち合わせをします。

 

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ホーチミン市、一区の中心の更に中心と言ってもいい場所。白亜の豪邸…何でしょう。

 

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ここはVINCOM CENTER 1、要するにデパートです。
客層は経済的にも中の上~といった感じでしょうか。

ちなみに、この斜め向かいにも同じくVINCOM CENTERがあるのですが、何故なのかそっちの方が古い筈なのに「2」というナンバリングがされています。
新しい方をメイン(一番手)に持って行きたいという発想からなのでしょうが、その名前が公になった時はさぞかし多くの日本人を混乱させたと思います。

 

で、実際、入れ違いがあって約束の時間に遅れましたと!

 

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VINCOM CENTERの地下二階へ降りると、

 

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色々なカフェやケーキ屋さんがあります。

ちなみにこのTRUNG NGUYEN COFFEEは、看板にある通りベトナムNo.1のコーヒーショップですね。
そしてその完成度の低いテーマパークへ行ったのがこの記事です。

 

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あ、確かこのお店に…。

荒島さん「ネルソンさん!」
ネルソン「あっ、荒島さん、どうもどうも。」

 

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こちらがお菓子のプロ、荒島さん。

 

説明しよう!

べとまるにも度々登場している小原さん(これとか)。
荒島さんは、彼の前職の同期であり、ホーチミンで一時期、小原さんが他の同期二人と始めた会社・ハバタクの事業を手伝っていたのである。

その期間に自身もベトナムで起業することに関心を抱き始め、現地で何にチャンスの芽があるかしばらく調査したところクッキングスクールに可能性を感じ、「STAR KITCHEN」と銘打って、5月の開校を目指して現在起業準備中という状況…という訳なのです。

今はお菓子作りを教えるという方向性で考えているそうで、その市場をリサーチする過程でホーチミンで流行のお菓子事情に詳しくなったと。

と、い、う、訳で!

そんな荒島さんに色々とお話を伺ってみました。

 

荒島さん「まずですね、ホーチミンで流行しているお菓子には主に3タイプあるんですよ。」
ネルソン「3タイプ?ですか。」
荒島さん「簡単に分けると、ブランド志向の外資大手、抹茶などの日本系スイーツ、そしてアメリカらしいカップケーキ。」
ネルソン「ほうほう。」

 

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荒島さん「ブランドのタイプは、この韓国系企業のTOUR les JOURS、」

 

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荒島さん「次に、同じく韓国系企業のPARIS BAGUETTE、」

 

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荒島さん「そして、シンガポール系企業のBread Talkがあります。」
ネルソン「ふんふん。」
荒島さん「味は…TOUR les JOURSはイマイチ。他2つは、まぁまぁなんですが、今流行りのスイーツという形で人気があるみたいです。」

 

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これがその、PARIS BAGUETTEで人気商品らしいクリーム・ブリュレ。
手をつけるのが出されてから20分くらい後と遅かったんだけど、それを考慮してもカラメルがガッチガチに固まっていてまるでべっこう飴を載せてる様で私はあんまり…。

これで5万5千ドン(240円程度)、こちらでは明らかに高い部類。
ブランド志向、という意味合いも理解出来ます。

 

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荒島さん「日本系スイーツはなんといってもMOFです。オーナーは日本育ちのベトナム人女性だそうですね。ホーチミンの女の子の間では抹茶系スイーツの人気がすごく高いのですが、それはこのMOFが日本系スイーツに市民権を与えたからといっても過言ではありません。」

 

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荒島さん「そして最後のカップケーキが、このFly Cupcake。」

 

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荒島さん「いわゆる、ザ・アメリカンな色合いのカップケーキです。日本人的にはここまで色鮮やかなものにあまり食欲が湧かないですよね。」

 

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荒島さん「Fly Cupcakeは、内装もこだわっていて、女の子の可愛らしい部屋をイメージしている様です。…と、そんなところでしょうか。あとは、流行という訳ではないけれど、昔ながらのケーキ屋さんという立ち位置でBroadard Bakeryというお店などもあります。」

 

うぅむ、想像以上に奥深い、たかがお菓子と言って舐められない。
しかしこれだけ市場が盛り上がっているなら、確かにビジネスの芽はあるのかも知れない。

そこで、これまで聞いたことは無かったもの、荒島さんに初めてまともに質問を投げてみました。

 

何故、クッキングスクールを始めようと思ったのか。

ネルソン「そもそも荒島さん、どうしてクッキングスクールをやろうと思ったんですか?」
荒島さん「ホーチミンには、ネルソンさんもご存知でしょうがエンターテイメントが少ないんですよ。特に日本と比べても、「自分磨き」の様な趣味分野のサービスが未発達だと感じたんですね。」
ネルソン「あー、確かに、そういうことには縁が無い感じ。こっちでエンターテイメントと言えば、はっちゃけて終わりっていう印象がある。」
荒島さん「はい。それで二週間ほど調べてみたところ、クッキングスクールはどうかなと。更に、その中でもスイーツに対するニーズが高かったので、まずそこを教えることにしました。」
ネルソン「自分磨きだけに絞れば色々と多分野に別れそうだけど、確かにクッキングは良いですね。」

 

これから、何年先に何をするか、どの様な展望を持っているか。

ネルソン「何年先に何をするか、展望があれば聞かせてください。」
荒島さん「”From Japan”をコンセプトにまずは2、3年でクッキングスクールを充実させ、次はカフェとケーキ・パン販売、そして和雑貨屋を組合わせたようなモデルを構築したいです。その後ベトナムだけではなく、アジア全域への展開を計画しています。」

 

最後に、べとまるの読者へ一言。

ネルソン「熱いですね。あー、俺ももっと展望を絞って考えないとなぁ。あ、そうだ、この話はもちろんべとまるで記事にするんですが、それを読むべとまるの読者の皆さんに、何か一言でもメッセージを貰えますか。」
荒島さん「ベトナムで待ってます!活動にご興味のある方はご連絡ください!」
ネルソン「有難うございます!」

 

ここまで読んで貰ったらお分かりかと思いますが、今回、荒島さんに流行のお菓子について聞いた理由は、ひとつに彼がその市場に詳しかったということもあります。

が、それ以上に、STAR KITCHENという彼のビジネスを、個人的に広く知って貰いたかったという思いもありました。
ホーチミンには、この様に熱い思いを持って、事業の準備や実際に起業している方が多くいますからね。

STAR KITCHENのブログはこちらです。

ベトナム de 起業:ホーチミンでクッキングスクールを始めてみた!

STAR KITCHENのfacebookページはこちらです。

STAR KITCHEN:facebook page

ちなみにfacebookページ、まだスクールを開校していないにも関わらず、ベトナム人の人達からいいね!が2000以上もついていますからね。荒島さんが市場に狙って投げたボールがスポーンと綺麗にハマっているということです。これは正直、すごいことですよ。期待していると同時に、私も頑張らねばと気を引き締めます。

 

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ちなみにこちら、VINCOM CENTERにあったクレープ屋さん。

 

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これはこれは…

 

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美味しそうな…

 

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っておい。

 

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ラインナップおかしいやろ、浮気すんなよ、どっちかに偏れよ。

 

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あら、可愛らしいお店。と思いきや。

 

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もはや日本人の色彩感覚の方がおかしいんではないか、という気がしてきた。

 

伝統のお菓子

ベトナムの伝統的なお菓子といえば…まぁ色々とあるんですが、何と言っても最も知名度が高いのは、そう、チェーではないでしょうか。
何それ知らなーい!という人はそのまま読み進めていきましょう。そのうち分かります。

ベトナム人の友人からオススメのチェー屋さんを聞いて、向かいます。
このへんになると完全にどローカルです、日本人はおろか外国人を一人たりとも見掛けません。

 

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お店の前に着いたのでバイクを停めます。

 

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これが美味しいらしいチェー屋!
チェー・キードン、ちなみにキードンはこの通り名ね。

 

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ガラスケースというんでしょうか、こういうタイプの調理台って本当に多い。
屋根があろうかなかろうが、ほとんどのローカル飯屋はこういうものを使っています。

 

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席に着くとえらいカラフルなメニューが。
スマホの辞書で「美味しい」「チェー」をベトナム語で見せると、店員のおっちゃんに「フフッ」で鼻で笑われ店の奥へ行かれてしまった。

あれで本当に持ってきてく

 

ゴトッ

 

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うわ、はえー。もうきた。まだ1分経ってないじゃんはえーなおい。

 

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で、チェーが何かというと、かき氷とぜんざいを混ぜたものだと思って下さい。

 

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緑色の…何だコレ?

 

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口に入れてみると、餅ですね。
草餅色というにはやや鮮やか過ぎますが、餅が入っています。

 

しかし、

 

モグモグ

 

これが結構、

 

モグモグ

 

いける味ですな。

 

ゴクッ。

 

実はこれまでまともにチェーなるものを食べたことがありません。
正直に言うと、あんこが苦手でぜんざいもあまり食べたことが無いんです。

しかしこれは、冷たいだけにあんこ特有の甘ったるさが残らずに、そしてホワイトチョコレートみたいな優しい風味が感じられます。
オススメするだけはある、なかなかやるじゃん。

 

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ちなみにテーブルの隅には調味料が置かれていました。

 

店名にチェーって入れるくらいなら、チェーで勝負しろよ!

 

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そこから移動すると、うら若きベトナム女子高生の溜まり場を発見。

 

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あ、これは丁度いい、チェー以外にもこういう伝統的なお菓子があるんですよ。

 

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ワッフルメーカーの様なものに生地を流し、

 

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蓋をします。

 

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取り出したるやこういうもの。

 

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すげー薄いワッフルです。
ワッフルというより、ほぼクッキーですね。
味はホットケーキミックスを想像して頂いて結構でございます。

 

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どうやらここは女子高生の通学路になっている様で、それからもひっきりなしに女の子達がやってきます。
この時ほど、ベトナム語が話せない自分を呪ったことはありません。

具体的に言えば、「写真を撮ってもいいですか」さえ思い出せれば良かった。

 

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更にそこから移動してほぼ家の前。
久し振りにシン・トー屋に寄ると、可愛い娘さんが働いていました。

カメラを向けると素敵な笑顔、有難うございます有難うございます。

 

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シン・トーとは要するにスムージーです。
スムージー、それ以外の何物でもありません。

タイや台湾でもこの手のものはありますね、南国フルーツだしね。

 

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これはSin to Xoai(シン・トー・ソアイ)、マンゴースムージーです。

 

私「バオニューティエン?(いくら?)」
娘「ハイムイ(2万ドン)。」

 

…何かここって、一年前は1万3千ドンで、半年前は1万5千ドンで、そんな感じで徐々に徐々に高くなっていっている気がするんですよね。
だが撮影させて貰ったし素直に支払う、あゝ僕は日本人。

 

ただの駄菓子

ベトナムでの駄菓子は、コンビニなどへ行けば輸入品と現地品で全く価格が違います。
たとえば、プリングルスが…いくらかなー、3万ドン(132円程度)とかたまにするかなー。

それに対して現地品はそうそう1万ドンを超えることはありません。

 

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この様な雑貨屋では、ひと通りの生活雑貨が購入でき、そして一般的にローカルの人たちがお菓子を買う場所もこういう店です。

 

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一度も買ったことが無いのですが、軒下には謎のお菓子だかおつまみだかがぶら下がっています。
これらを買っている人を見たことがありません、いつからあるのか分かりません。

 

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謎めいたピクルス?もあります。

これは結構、買っている人を見掛けます。
この瓶から取り出したものを、ビニール袋に直接入れます。
ビニール袋自体は、こっちに一年以上も住んでる人間にとっては慣れたものですが。

 

あれ、ていうか、

 

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フタ!皿!皿置いてるだけだね!
ちゃんとフタは出来てるっちゃ出来てるけど…皿置いてるだけだね!!

 

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ほんでもってコレがお菓~子。

 

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駄菓子に関してはかなり普通です。
ただ、分かります?異常に膨らんでるんですよ。

輸送環境が悪いから崩れない様にしているのか、それとも量が多い様に見せるためこのスタイルが習慣化したのかは分かりません。

 

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適当にピックアップして買って来ました。
もう見たら分かりますけど、一番上はパチもんですよね。

でも安心してください、このOishiはタイのメーカーです。
いや、よくよく考えてみたら安心する要素は何処にも無かった。

左下はおっとっとのパチもんですね。
で、右下のOREOだけが唯一の正規品です…多分。

これ全部で2万5千ドン(110円程度)でした。
小学校の遠足の前日にベトナムへワープ出来たら200円以内でどれだけ買えるのか。想像するだけで胸が踊りますね、別に踊りませんよね。

 

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開けてみましょう。ちなみにこの手の袋菓子は全て小ぶりです。
日本サイズの袋だったなら、私の手のサイズは、アンドレ・ザ・ジャイアントとタメを張れたかも知れません。

世代じゃないけど。

 

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中身は普通です。
味は…かっぱえびせんよりちょっと薄味でスカスカでした。

 

いいとこねー!!

 

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最後に、お菓子の匂いに誘われて、裏口から勝手に入ってきた野良猫です。嘘です。
実はこいつはベトナムでの拾い猫です。

 

はい!今回はこれにて終了!!

後続は他のブログ奨学生の皆さまにバトンタッチします。

 

へい!まずはアメリカ~!!

意外にイケるものから変わり種まで!アメリカ来たなら要チェックの駄菓子20選|ツカウエイゴ

 

その次も大国!ロシア~!!

日本に紹介したいロシアのお菓子を管理人自らロシア人達に聞いてみた|おそロシ庵

 

クールな日本留学生だぜ!中国~!!

日本のお菓子|脳残君の家

 

 

うん、この慣れない紹介の仕方、四年前に会社の先輩に頼まれたやった結婚式の司会を思い出した。

先輩に「何でそんなリングアナウンサーみたいな喋り方なの?」って言われて、俺はもう恥ずかしくてそのまま地面陥没して穴にスッポリと収まればどんなに楽かと思ったんだよ。

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