人間をメディア化した広告手法は日本でも一時期流行りましたが、ベトナム・ハノイでも同様のものが。頬など身体の一部にPR企業のロゴを入れるというものです。
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2013/11/07
人間をメディア化した広告手法は日本でも一時期流行りましたが、ベトナム・ハノイでも同様のものが。頬など身体の一部にPR企業のロゴを入れるというものです。
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2013/11/07
広告塔っていいですよね!
一般に組織の宣伝を担う人物を広告塔と呼びますが、そのルーツは大阪の通天閣だそうです嘘です。
ベトナムで、とある面白い広告ビジネスがはじまったというニュースを聞きつけました。
「人間広告」モデル、体の一部に企業ロゴ、稼ぎ良いがリスクも – [VIETJO ベトナムニュース]
簡単に言えば、主にメイクモデルやヘアモデルの顔に企業のロゴのシールを貼る。
貼られた人物は街中を歩いて宣伝する…といったビジネスが始められているようです。
この話を聞いて、広告やウェブでの流行に敏感な方はこのサービスを思い出すのではないでしょうか。
顔面広告や絶対領域広告に媒体価値はホトンド無い | サイプロ~とあるサイトプロデューサーのブログ~
要 するにほぼ一年以上前に日本でも同じことが行われていたんですね。他の国でもヒゲに広告のタグを挿し込むヒゲ広告(まんま)なるものがあったそうなので、 一体何処の国が最初に始めたのかは分かりませんが、人間そのものをメディアにするという点に注目を受けて連鎖的に行われているのかもしれません。
と はいえ、リンク先の記事タイトルで既にオチが付いているように、こちらの筆者さんは想定されるデータ(期間・価格・見る人数・検索される人数など)を出し た上で、このビジネスは面白いものの続かないであろうと記事を結んでいます。実際、記事中でリンクが張られていたサービスそのもののサイトへアクセスして も、『見つかりませんでした』との結果が返ってくるだけだったので終了してしまった模様。あらら…。
通りすがりの 人間に対して無関心が基本の日本(都会)だとその結果も頷けるものがありますが、これがベトナムだとどうなるんでしょうね。みんなバイクに乗っていて外に 目を向ける時間が無い(単純に危ない)、という違った理由で難しいような気はしますが。そもそも、それ以前に、ニュース記事では、ハノイ市の弁護士から 『悪用を回避するために早期に明確な規定を設けるべき』との声が上がっているようです。
ちなみにですね、顔面でも広告でもないんですが、『人間メディア』という点で私もある企みがあります。
せーの、
どん!
はい、ご覧の通り、Tシャツですね。
こいつを着て街に繰り出そうと思っています。
タイトルで「なので俺も…」とか書いてるけど、前々から考えてたんかんね!
ベ トナムでは今、非常に日本語学習者が増えています。あるベトナム人の友人に聞いたところ、自身の大学の日本語学科の人数は、四年程前に比べて10倍以上に も増えているようです。それはつまり、街中の至るところに日本語学習者がいるということじゃないか!(具体的な人数は知らんけど)
そ こでこのTシャツを着ることで『ベトナム語を勉強したい』『(日本語ベースで)日本語を教えられる』ということをアピールすれば、向こうからやってくる と。そんな簡単に遭遇しないよ、と思われることなかれ、日本語学習者同士のネットワークもあるし、何よりべとまるのfacebookページにはありがたく も数多くの日本語学習者がチェックしてくれているので、今日は何処其処にいると宣言してしまえば現場で落ち合うことが出来るはず。そして、お互いの言葉を 勉強するのみならず、実際に顔を突き合わせた友人が増えていくという素敵なプロジェクトなのございます。うん、自分で素敵と言ってしまった。
ベトナム語ベースで会話出来るようになれば、ベトナム語版のTシャツを着て外へ出歩くと。
また、進捗はべとまるで取り上げますね。
あ、デザイン面でのご指摘、切実にお待ちしております。
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この記事は、ベトナムニュースサイト「VIETJO」とべとまるによるコラボレーション記事です。
個別記事URL:http://www.viet-jo.com/news/social/131016092854.html
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