GETは「Global Education Tour」の略。公益財団法人「日本ユースリーダー協会」が主催する、日本の高校生・大学生の海外スタディツアープログラム。
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2014/05/01
GETは「Global Education Tour」の略。公益財団法人「日本ユースリーダー協会」が主催する、日本の高校生・大学生の海外スタディツアープログラム。
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2014/05/01
ホームステイっていいですよね!
主に外国の家に寝泊まって日常生活を体験するというホームステイ。
江戸時代初期の日本では、オランダからのホームステイが流行していたそうです嘘です。
グローバル・エデュケーション・ツアー、GET。
日本の高校生や大学生を対象にした、アジアを舞台とする海外研修型プログラム。
このたび主催団体のD.A.Y.から依頼を受け同行取材へ行ってきました、そのレポート第3弾!
ダナンの案内で楽しいひとときを過ごした学生たち。
これから、それぞれの家庭に行ってホームステイの時間です。
ただ一緒に街を歩くだけでは分からない、食事やトイレなどの習慣。
順応できるか!それとも心挫けるか!遂に本格的な異文化交流に突入だ!!
これまでの記事
GET1 内キーになっても大人は助けてくれない編
GET2 ワクワクダナン街歩き編
*
ダナン観光を終えて、それぞれホームステイ先の学生とペアになります。
観光で親交を深めた相手もいれば、はたまた違うグループの学生と組む参加者も。
そして私は、
このまんちゅーと、現地学生のきんぐに同行することになりました。
きんぐは、ベトナム名が「Vuong」、つまり王様なんですね。だから「きんぐ」なの。
学生の何人かはバイクで来たので、みんなを後ろに乗せて移動します。
後部シートに座るだけとは言え、ほぼ全員が初めてのバイク体験!
シッカリと、
運転する学生を、
掴んで発進します。
バイクを持つベトナム在住者にとってみれば初々しいのではないでしょうか。
自分にもこういう時があったなぁ~、慣れちゃうもんですからね。
さて、
男二人も乗せらんない(byきんぐ)ということで、我々はタクシー移動です。
まんちゅー「バイクすげー…」
ネルソン 「だろ?」(どうしてもドヤッとなる)
とはいえ、ダナン市の人口は100万人。
850万人のホーチミン市や700万人のハノイ市に比べてかなり小さめです。
普段その850万シティに住んでいる自分には、バイクの台数はかなり少なく感じました。
そして辿り着いた先が、
きんぐ「BIG C」
だそうです、何それ?
BIG Cはダナン市内有数の大型デパート。
サイゴンでのイオンやヴィンコムセンター、ハノイでのヴィンコムメガモール的立ち位置です。
このあと、そんなBIG Cの内部レポートを行う予定だったのですが…。
警備員 「おいカメラしまえ」
ネルソン「あっちょんぶりけ」
ギリギリで一枚だけ撮れた写真がコレです。
ある意味で、一番撮ってはいけない写真だったかもしれない。
BIG Cでは、日用品を通してベトナムの日常生活をうかがい知れることができました。
夕日の暮れるBIG Cを眺めて、夕食を取るためにきんぐのおばさんの家へ。
きんぐがタクシーの運転手に住所を伝えて先に家へ向かいます。
という訳で再び、まんちゅーと二人きりで乗り込む。
あ、そういえば我々住所聞いてない。
あ、それに、きんぐの番号も知らない。
ネルソン 「まんちゅー、これってさ…」
まんちゅー「はい」
ネルソン 「この運転手が住所忘れたら」
まんちゅー「はい」
ネルソン 「終わりやな」
まんちゅー「そんなことはないでしょー」
~5分後~
~10分後~
~15分後~
ネルソン 「忘れたねこれ」
まんちゅー「はい」
幸い運営の小緑さんの連絡先が分かっていたので、きんぐの番号を教えてもらいコンタクト。
しばらくすると彼から、住所と暴言が書かれたメールが返ってきました。
きんぐ「XXX Nguyen Tri Phuongです。運転手はアホあね!」
>アホあね!
これは新しい。
※ちなみに、後日の報告会でまんちゅーは「ネルソンさんが冷静で助かった」と言っていたけど、自分が同行しなければ起こらない事態だったので、意地でも解決しないとと割と焦っていたことをこの場を借りて伝えておきます。
さて、家に行くと、
サッポロガールならぬ、ラルーガールがいた。
きんぐのお兄さんの娘さん、つまり姪だそうです。
姪「飲めよ?乾いてんだろ??」
この姪、こちらのリアクションを待たずに次から次へと飲み物を持ってきます。
二本目からはレッドブルになっていました。
レッドブル・グエンは狂喜乱舞するところだね。
まんちゅー「可愛いらしい!まぁ可愛いらしい!!」
まんちゅー、連呼して撮影しますが容赦なく残像を作り出す姪。
食事の内容は、
白菜と牛肉をニンニクで炒めたものから、鶏肉の煮付け、魚のトマト煮、川鰻の揚げ物。美味い。
よくよく考えたら、ベトナムの家庭料理って食べるの初めてかも。
庭料理専門レストランへ行ったことはあるけど、家庭で作った料理となると。
まんちゅー「美味しいですね!」
と言いながらレッドブルを飲んでいますが、それしか写真が無かったからです。
ちゃんとまんちゅーはご飯を食べました、美味しいって言ってました。
後日、どの参加者も「家庭料理が美味かった」との感想。
ベトナム料理って特徴的だけど、家庭料理は意外に日本と似ていたりするんです。
ちなみに、ダナンの味付けはちょっと辛めです。
ホームステイ先の学生が親友だったということで、途中でたかりなも合流。
彼女の名前はVanちゃん、ニックネームはかにどん。
ネルソン「かにどん、って何?」
かにどん「日本の昔話のキャラクターです」
かにどん…かにどん……。
岡山県の喫茶店しか出てこないよ…。
食後にみんなで写真をパチリ!
そのあとはカフェで時間を潰し、
遂に、噂のドラゴンブリッジへ。
ダナンを知る時に、同じタイミングで名前の挙がるドラゴンブリッジ。
2013年3月末に完成とまだ新しいものの、今やダナン観光の象徴として知られています。
以前、ダナン在住のHoaさんに記事を書いてもらったこともありましたね。
豊かな情緒をひしひしと感じる、とても良い記事で好評でした。
ちなみに写真で見えるのは、尾っぽです。
そしてこのドラゴンブリッジ、とんでもないアトラクションが仕掛けられているのですがー。
それがあまりにもおもしろ過ぎたので、これはひとつの記事としてまた別に紹介することにします。
ダナンの夜景は美しい。
この川沿いにはたくさんのカフェがあります。
それにバイクで走ると風を受けてものすごく気持ちがいいんですよ。
ハノイやサイゴンに比べて小さな街だからか、都市設計にもひとつの方向性を感じられました。
彼らも縁石に座って仲良く風を感じ…って、おいきんぐスマホをいじるな。
さて、このあとそれぞれの家庭で寝泊まりするのですが私はこのへんで退散。
彼らとはまた明日会おうと約束して、ホテルに戻ります。
うえさま「あれ、ネルソンさん!」
ネルソン「お!」
という訳でそのあとで間髪入れずに他のグループとも遭遇。
かんととうえさま、そして二人のパートナーの学生でした。
この夜は、ほとんどの学生が川沿いに集結していたようです。
GET終了まで、あと4日ー。