ハノイ在住者の間では周知のタイ湖ですが、当時は知らなかったんですよね。「歩いて一周してみたら?」という提案に当時酔った勢いもあって軽いノリで答えたんですが、こんなに大変だとは思ってもみなかった。
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2014/05/02
ハノイ在住者の間では周知のタイ湖ですが、当時は知らなかったんですよね。「歩いて一周してみたら?」という提案に当時酔った勢いもあって軽いノリで答えたんですが、こんなに大変だとは思ってもみなかった。
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2014/05/02
チーズっていいですよね!
カメラで撮影する合図で「はい、チーズ!」と言いますが、太平洋戦争中に英語が禁止されていた時は、「はい、腐物!」と言われていたそうです嘘です。フォントサイズを大きくすると一瞬本当っぽく見えるけど、嘘です。
ハノイ滞在時、在住者の無茶ぶりによってho tayを一周することになった私ネルソン。
ホアンキエム湖一周も30分と掛からないしOKと言ったところ…えっ!半日掛かるって!?
若者二人(内一人は観光旅行中)を巻き込んで、地獄の行軍スタート!今回はその第三弾!
第一弾: PHO CUONの看板娘編第ニ弾: 奥さまは大佐編
***

雨も止んだので雨がっぱを脱ぎました。

とはいえ景色はまだまだ霧模様、というか多分ずっと霧模様。

行軍を再開します…って、

何だそれは!

何だそれはコラー!!
ネルソン「何だそれはコラー!!」
井上くん「えっ…強そうな言葉ですけど」
ネルソン「そんなオイシイものをどうして黙ってた!!」
井上くん「えっ…雨がっぱ着てたからですけど」
ネルソン「せやな!」
今思えば完全に彼の仕込みだったと思いますが、気付いてよかった。
という訳で今から彼のニックネームはゴルゴンです。
で、榎本くんはゾーラで(とばっちり)。
ちなみにゴルゴンは劇団員をやっていたそうです。
あぁ、彼から受ける雰囲気とか、いろいろなものに納得がいきました。

ネルソンとゴルゴンとゾーラは歩き続けます(何処のグリム童話だ)。
何だかこのへんでは、

山盛りになった、

何かが目に付きます。

こ、これはもしかして伝説の!…何?

お姉さん「あんたそりゃ、BANH TOMだよ!」
ネルソン「BANH TOM?」
お姉さん「簡単に言や、海老のかき揚げだね!」
ネルソン「ほう」

じゃ、食べてみよう。

レタスや香草をちぎって入れーの♪

ネルソン「召し上がるぅー!!」
ゴルゴン「香草無くなってますやん」
美味しかった。
本当に海老のかき揚げ、ただ衣はホットドッグのような丸みを帯びています。

それからお寺に到着、と思いきやここは西湖府という神社らしい。
寺と神社の違いが外観からは分からないが、きっとベトナム人にとって日本のそれも同じだろう。多分。

この神社には毎月、

先祖供養のため人が訪れる、

そうだ…って、邪魔だから!ゴルゴンゾーラ強すぎるから!!

またこの周辺はさっきのBANH TOM、他にも雷魚やタニシ料理の専門店が多いことでも知られるそう。
さて、この辺りで、対岸を見てみましょう。

ネルソン「……………………………………」

ネルソン「それでも僕達ィー!」

ゴルゴン&ゾーラ「挫けなァーい!」
写真にんまり意味は無いし、そんなことは言ってない。

歩いていると、道端に絵を発見。

読めないけど明らかにこれLOVEが盛り上がった感じだよね。
一体、その眼前にはどんな光景が広がるのかと思いきやー!

えっ…?

地獄…?
実はここ、これでも蓮池なんです。
この季節はあいにく蓮が咲いていないだけ。
5月末頃がピーク、機会がある人は行ってみましょう。
時間は朝の4時とか5時とか、詳しいことは各自調べましょう。

こ、これは…FAMILY MART!?

パクリかと思ったものの、サイゴンならともかくここはハノイ。
ho tayのほとりに住むベトナム人の方がFamily Martを知っているとは思えません。
考えてみればシンプルな名前だし、たまたまなんだろうな。本当に家族経営なんだろうな。

何やら奇怪なオブジェ群を発見。

何、

何なのコレ、

コンセプトが分からない。

イスとテーブルが並んでいるところ、どうやらカフェらしいです。
が、イスが立て続けに倒れている理由は分からない。
10歳くらいの自転車に乗った尾崎豊が通り過ぎたのだろうか。

だからカメラ前に立つなって、

全部持ってかれるんだよそのゴルゴンゾーラに。

ここまで来ると、

そこらかしこに、

釣人がちらほら。
歩き始めてから、もう4時間半が経とうとしていました。

ネルソン「いやーしかし疲れたね…」

三人 「ちょっと座ろうや…よいしょ」

三人 「とぅわあああああぁぁぁぁぁ!!」

はい、壊れたテーブルを発見したのでやってみたかっただけです。すみません。
今回はここまで。
*

これまでの歩行距離。
緑が開始位置です、4時間半で1/2といったところ。
前半は凹凸が激しかったのですが、後半は弧を描くだけなので早そうですね。