ハノイ在住者の間では周知のタイ湖ですが、当時は知らなかったんですよね。「歩いて一周してみたら?」という提案に当時酔った勢いもあって軽いノリで答えたんですが、こんなに大変だとは思ってもみなかった。
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2014/04/20
ハノイ在住者の間では周知のタイ湖ですが、当時は知らなかったんですよね。「歩いて一周してみたら?」という提案に当時酔った勢いもあって軽いノリで答えたんですが、こんなに大変だとは思ってもみなかった。
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2014/04/20
霧雨っていいですよね!
霧雨は湿度100%で濃霧は湿度80%なんだそうです嘘です。
ハノイ滞在時、在住者の無茶ぶりによってho tayを一周することになった私ネルソン。
ホアンキエム湖一周も30分と掛からないしOKと言ったところ…えっ!半日掛かるって!?
若者二人(内一人は観光旅行中)を巻き込んで、地獄の行軍スタート!今回はその第二弾!
第一弾: PHO CUONの看板娘編
***
スタートから1時間。
本当に半日ならあと11時間は必要なんですが…我々は歩き続けます。
お、これは何だろ?
どうやら観賞用の魚を売っているお店みたいです。
観賞用とはいえ、
これだけ集まると流石に気持ち悪いわ。
水が濁っているのか魚の色でそう見えるのかすら分からない。
これとか桜の紋様みたいになってますね、すごい品種改良だ…。
いや、改「良」なのだろうか…。
観賞用の魚もいれば、水草も売っていました。
近くに餌(ゴカイ)が10,000匹は入っている水槽があったんですが、何かのコードに引っ掛かりそうなくらい気色悪かったので公開はやめておきます。一瞬gif動画で公開しようかと思いましたが、悪意がある。
ho tay周辺も東側は時の流れがゆっくり、ベトナムらしい素朴な風景が続きます。
井上さん「ネ…ネルソンさん」
ネルソン「ん?」
井上さん「ネルソンさん!」
ネルソン「何よ??」
井上さん「あれ!」
ネルソン「あれ?」
ひっ…
ひいいいぃぃぃぃ!!
これはヤラセではない。
繰り返す、これはヤラセではない。
この下に何も沈んでいないことを願います。
き、きっと、足から新しい靴が生えてきたので要らなくなったんでしょう(人間じゃない)。
ファンキーな店構えのお店を発見。
ちょっとメキシコっぽいね、気になるから入ってみよう。
お~…!
まるでこいつは!!
ファンキッシュ!!!(造語)
軒先に下げられている立体型ベトナムスターもイカしています。
店主 「よっす!」
ネルソン「よっす!」
本人の写真は遠慮しちゃったんだけど、若い頃の店主。
旦那さんがオーストラリア人(曖昧)で、アーティストなんだそうですよ。
なので、このカフェには、その旦那さんの作品がゴロゴロと転がっているという訳。
しかし、このカフェにはもうひとつの秘密があった。
なんとこの店主のおばさま、
元・公安。
左下がおばさま、右下でギター構えているファンキッシュな方が旦那さんのようです…というか、
よく見たらこのユニットの周り、軍人ばかりじゃねぇか。
タイトルを付けるなら「現行犯逮捕」だろ(警察じゃないけど)。
で、この時に私も初めて知ったのですが、政府関係者と外国人は結婚できないらしい。
ということは、必ず仕事を辞す必要があるということです。
退役しても結婚したかったと…なんだかいろいろな話が聞けそうです。が、
我々にはho tay一周というミッションがある。
口惜しいですが、早々に別れを告げて再び歩き始めます。
余談ですが、「Colonel」って後で調べたら「大佐」って意味なんですね。
ということは…え、マジ?まさか??奥さまは元大佐???
謎は謎のままの方が楽しいので、先へと進みます(確認できなかっただけ)。
てくてく(5分経過)
てくてくてくてく(10分経過)
てくてくてくてくてくてく(15分経過)
井上くん「僕たち…」
榎本くん「もしかして…」
ネルソン「迷っちゃってる…?」
そう、15分歩いたところ同じところに行き着いてしまった…。
これはまさか…忘れ靴の呪い……!?
こうなってただけでした。
途中、
インターコンチネンタルホテルを発見。
また、その近隣にはシェラトンホテルもあったようです。
この2大ホテルがある辺り、ho tay周辺がいかにリッチエリアなのかよく分かることでしょう。
よく分からないがバブリーなクラブもあるようだ。
社会主義社会主義言いますけど、これくらいは公道に出せるんですね。
とはいえグラビアの入った雑誌を持ち込んだらアウトなので、くれぐれもご注意を。
バーグハンバーグバーグプロデュースの「イケてるしヤバい男・長島」の類似品を発見。
CA SI…つまり歌手のようです、それにしても似ている。
アンティークショップを発見しました。
この周辺は欧米を中心とした外国人も多く住むので、お店も洗練されたものが多い。
ほんのちょっと欲しい。
これはもっと欲しい、そして実はバッチャン製。
この時、時間は13時。出発してから2時間半近くが経ちました。
昼飯時に、ちょうどコムビンザン(定食)があったので入ることに。
おかずを選ぶスタイルは南部のコムタムと同じですが、
北部の方は南部に比べて油調理が少なくあっさりしていて野菜も多め。
何気なく入った店ですが、おかずの種類も豊富で当たりでした。
PHO CUONから2時間ちょっとしか経っていなかったとはいえ、
ずっと歩き通しの我々はもうスッカリ空腹状態。
モッシャモッシャと体力チャージ。
マジでうまい!
窓から見える景色はもちろんho tay。
ハノイはどの景色を切り取っても、南部には無い悲哀さを感じますね。
はい!今回はここまで。
*
これまでの歩行距離。
緑が開始位置です、2時間半で1/4といったところ。
あと2記事で…3/4が埋まるのか!?(つまりあと2記事続きます)