当時はハノイのことをほとんど知らず、「住みづらいんだろうなぁ」と思っていたんですが、気候や交通事情はさて置いてとにかくベトナム料理が美味しいので、個人的に今ではホーチミンといい勝負だなと思っています。
ライター:まゆゆ 公開日:2013/05/23
当時はハノイのことをほとんど知らず、「住みづらいんだろうなぁ」と思っていたんですが、気候や交通事情はさて置いてとにかくベトナム料理が美味しいので、個人的に今ではホーチミンといい勝負だなと思っています。
ライター:まゆゆ 公開日:2013/05/23
ハノイっていいですよね!
一般的にハノイからホーチミンへ進むにつれて暑くなりますが、中部のある地域は標高がある訳でもないのにハノイより寒い地域があるそうです嘘です。
ハノイ。実は、海外旅行で一泊二日だけ訪れたことがある程度で、本格的にベトナムに移住してから一度も行ったことがありません。
肌寒かったり、人が冷たかったりと、あまりよろしくない評判を聞くため正直にいえば良いイメージは無い。が、それもただの伝聞といえば伝聞です。そこで、今回はハノイに住む友人・まゆゆさんに、実際のところ、ハノイは住みにくいのかどうか記事を書いて貰いました!
宜しくお願いします!
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ベトナムの首都なのに知名度がイマイチのハノイ。
天気が悪い、湿度が高い、物価が高い、人が社交的でない…と、あまりいい話を聞きませんがハノイ在住1年の私は胸を張って言えます。
「ハノイはカオスで面白い!!!!」
都市化、国際化で街の雰囲気や景色が世界均一化する中、ハノイは反資本主義の保守的運用で独特の文化と生活を営んでいます。
そんなハノイの魅力をホーチミンとの比較でご紹介します。
目次
年間を通して温暖な気候のホーチミンは強い日差し(日本の3倍の紫外線という噂)と青空が印象的ですね。
一方のハノイは、日本同様四季があり、春と秋はまぁ気持ちが良いです。
特に1カ月しかない秋(11月前後)はいわし雲と落葉樹のコラボが日本を思い出させてくれます。
一年中湿度が高いおかげで、建物はカビだらけです。
大教会も…
ヒルトンホテルのプールサイドから見える民家も…
日本の梅雨が年間の半分を占めるイメージですね。洗濯物は2日掛ってやっと乾きます。
その代わり髪も肌も乾燥しないのでモチモチ状態をキープ出来る利点もあります。
冬(12月~2月)は曇り空が続くので紫外線量も少なく、心なしかハノイ人は美肌率が高いように感じます。
中央分離帯や信号が整備されたホーチミンは、運転マナーが格段に向上したと聞きます。
一方のハノイは、絶妙なバランスを保ちながら自由に運転を楽しむ事が出来ます。
顕著なのがバイクでの運搬風景です。逆走や信号無視、重量オーバーは日常茶飯事で、どう考えても危険な運搬を涼しい顔で行うハノイ人の運転技術は、世界一なんじゃないかと思います。
板運んでる人。
家族4人。
鳥。
長期のレンタルバイクもメンテナンス込み(タイヤ修理以外)で月$30と超リーズナブル!
パスポートさえあればバイクは即日ゲット出来ます。この辺のアバウトさはハノイならでは。
ホーチミンで飲むドリンクは路上もカフェもコーヒーですが、ハノイで路上コーヒーは飲めません。
ハノイの路上カフェはほぼ100%緑茶スタンドです。
茶葉を急須に入れっぱなしにしているので、結構渋めのお味です。
ショットグラスより一回り大きい位のグラスが2000~5000ドンで楽しめます。
お茶請けはもちろんひまわりの種。ヘルシーですね!
ホーチミンを代表するべと飯といえばバインセオと生春巻きですね。
一方のハノイはフォー、ブンチャー(ベトナム風つけ麺)、バインクオンなど米粉を使った麺モノの種類が豊富です。
また外資系企業が入るハイソなオフィスビルのすそ野にローカル屋台が広がる風景も魅力です。単価は2万~4万ドン。
女子にとって嬉しい日系のまつ毛エクステやジェルネイルが充実しているホーチミン。
一方ハノイの娯楽と言えばグルメかスポーツです。
サッカーコートも充実しているので、男女ミックスのフットサルで日頃の運動不足を解消できます。
また湖が多い土地柄、ドラゴンボートというサークルもあります。
スポーツの後はどうせ飲むので±0なのですが…
どうでしょうか。
ハノイも意外と面白そうでしょ?
ツッコミどころ満載でイライラする事もありますが、そこがハノイの良さ。日本とは180度違う生活が体験できますよ!
でも…楽しめるのは若い内だけかも…。