ベトナム伝統の格闘技・ボビナム(Vovi Nam)の道場で一日体験

ベトナム伝統の格闘技・ボビナム(Vovi Nam)の道場で一日体験

武道っていいですよね!

柔道の有段者の帯といえば黒色ですが、更に段位が上がると赤、更に赤白と変わるそうですこれ本当。

 

さて、柔道ではありませんが、ベトナムにも独自の武道があることを御存知でしょうか。

その名前は…ボビナム!

一体、どのような武道なのでしょうか。
今回はホーチミン市内にも数ある道場のひとつへお邪魔しました。

 

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お~、やってるやってるぅ。

 

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道場の正面には仰々しい武具と創始者と思われる肖像があります。

 

さて、郷に入りては郷に従え、私もボビナムの道着に身を包むことに。

ちなみに今回、ちょいちょい私のギャランドゥ(胸)が映り込みますが、ギャランドゥ(胸)に罪は無いのでどうか寛大なお気持ちで読み進めて頂けると幸いです。

しかし、何かが足りない…。

日本人が!ボビナムをやって!それで一体どうする!

よし!俺も負けてられへんで!!

日本らしさのエッセンスを加えてやろうやないか!!!

 

という訳で…

 

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忍者モオオオォォォド!!

 

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どや!自分らこんなん好きやろ!!
Nhật Bản là Ninja(JAPAN is NINJA)やろ!!!

 

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練習生 「オイ…」

 

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練習生 「お前、喧嘩売ってんのか?」
ネルソン「あ、いや、そんな…」

 

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ネルソン「決して…そういうつもりは……」

 

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ネルソン「すいませんでした………」

 

という訳でここからは真面目にレポート!

いや、道場の皆さん、本当に有難うございました!!

撮り直しをお願いするのがもう本当に心苦しかった…死ぬかと思った!!

 

ちなみに忍者になれる方法については、こちらの記事をご覧ください。時間の無駄だと思います。

 

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私も練習に参加させて頂くことになりました。
いきなり自己紹介を促されてビビっているシーン。

左端に写っている方はゴルフの記事を書かれた時枝エイムさんです。

自分も興味がある、ということで同行して頂きました。
ちなみに時枝さんが「私の妻はベトナム人」と言ったら、

 

「ホォー!!」「ヒュー!!」と拍手喝采でした…中学生か。

 

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まずは準備運動から入ります。

 

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何やコレ!寄生獣でこんなん見たぞ!

 

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掛け声は「モッハイバーボンナムサオ(123456)」です。

 

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ふぅーっ、ふぅーっ。

 

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正直、もう限界が近付いてきました。

何分、ベトナムに来てから運動らしい運動をしていません。
三十路間近の成人男性がいきなり中高生の部活レベルの運動をすると…

 

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もうあかん!

 

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そろそろあかん!!

 

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俺の胃袋のモッハイバーが!!!

 

ここで私、練習をリタイア。

 

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ぜーっ!ぜーっ!

 

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ぜーっ…

 

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ぅぷ…

 

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しばらくの間、ベトナム中部の高原地域、ダラットの美しい滝を眺めながらお待ちください。

 

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その最中も馬跳びで準備運動を続ける練習生の皆さん。

 

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なんだかちょっとだけ面白い。

 

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ネルソン「意外に、ずっと運動が続きますね」

時枝さん「そうですね…って、ネルソンさんいつの間に?」

ネルソン「さっきまでトイレでモッハイバーと格闘してました」

時枝さん「モッハイバー?」

 

そう!

 

ボビナムの特徴は、そのアクロバティックな動きにあります。

 

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こちらは掲げられていた看板ですが、

 

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こんな、

 

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アクロバティックな、

 

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動きをした技がたくさんあるのです(色々突っ込みたいけど我慢します)。

 

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いよいよ型、先生がお手本を見せます。

 

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受けて攻めての繰り返しです。

練習はこれで終了。

 

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最後にみんなで集合写真をパチリ。
途中で抜けた自分を入れてくれるなんて、ボビナムって人の心も広くするんですね!

 

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練習後、先生にインタビューを受けて頂きました。

 

ネルソン「今日はどうも有難うございました」

先生  「いえいえ」

ネルソン「ボビナムの魅力とは何でしょうか」

先生  「レベルに応じて、首を挟んで投げるなどの多彩な技があることが魅力ですかね」

ネルソン「練習生はどれくらいいるのでしょうか」

先生  「全国では分かりませんが、ホーチミン市内で一万人ほどいます」

ネルソン「プロはどれくらいいますか」

先生  「56名です」

ネルソン「ちなみに何故、道着は青いのですか」

先生  「それは、創始者が、海のように広い心を持つという意味を込めたからです」

ネルソン「最後に、この記事を読む日本の人達へメッセージをください」

先生  「うーん…それは私から言うには難しいテーマです。より上の立場の者に聞いてください」

ネルソン「今日は本当に、有難うございました!」

先生  「こちらこそ」

 

このインタビューから見えることは、ホーチミン市についてはよく分かるが全国規模では分からないとのこと。ハノイにももちろんボビナムの道場はあります、むしろ発祥はそちらです。

しかし、市外の情報は分からない様子を見ると案外に縦割りな組織なのかもしれません。
また、最後の質問で不用意に答えられない辺り、自由に動く個の集まりというよりは組織であることを重視していると感じさせられました。

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