かっぱえびせんって最も外国(アジア)で模倣されている日本のお菓子ではないでしょうか、デザインもほぼそのまんまだったりしますよね。各国の製品で、味はどれくらい変わるのか?食べ比べをしてみました。
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2013/10/27
かっぱえびせんって最も外国(アジア)で模倣されている日本のお菓子ではないでしょうか、デザインもほぼそのまんまだったりしますよね。各国の製品で、味はどれくらい変わるのか?食べ比べをしてみました。
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2013/10/27
かっぱえびせんっていいですよね!
『やめられない、とまらない』がキャッチコピーのかっぱえびせん、全く同じキャッチコピーが名前のドラッグが、メキシコにあるそうです嘘ですメキシコの人ごめんなさい。
かっぱえびせんを知らない日本の人はほとんどいないと思います。
カルビーのロングラン商品で、小麦粉とエビが主原料のスナック菓子。
オリジナルのかっぱえびせんが販売されている国には中国とタイがありますが、それらの国でも、それら以外の国でも類似品が販売されています。そこで、
今回はオリジナルに加えて、タイとベトナムのかっぱえびせん(類似品)を集めてみました。
利きえびせんですよ!利きえびせん!!
これらのえびせんを提供してくれたのは彼ら、ご近所さんの小堤夫婦と生後三ヶ月の丈太郎君。
左の旦那は島根からやってきた北村さんを案内した時にも登場してもらいました。
彼の下半身がパンツ一丁なのは仕様です、よろしくお願い致します。
ちなみに、丈太郎君の名前の由来はジョジョです(それだけじゃないけど)。
それでは、今回食べ比べする7製品を紹介しましょう。
まずは本家!日本からエントリー、かっぱえびせん。
そもそもこれを食べること自体、本当に久しぶりです。
せーの、
ぱかぁ!
タイからエントリー・『はなみ』のえびクラッカー。
タイではOISHIに並んでこのはなみもタイ製かっぱえびせんとして定着しているとのこと。
なお、パッケージ右上にある文字は『ぱなみ』と読めますが、『ぱ』の右上にある◯は、商標登録マークのRです。日本語のレイアウトを分かっていないっぷりが伺えます。
せーの、
ぱかぁ!※あと5回続きます
タイからエントリー・読めないけど類似商品。
せーの、
ぱかぁ!
タイからエントリー・さっきの類似品を辛くしたもの。
せーの、
ぱかぁ!※あと3回!頑張って!
ベトナムからエントリー、OISHIのスナック・トム(えび)。
OISHIの本社はタイですが、こちらはMade in Vietnamです。
せーの、
ぱかぁ!
ベトナムからエントリー、OISHIのスナック・トム(えび)のちょい辛。
せーの、
ぱかぁ!
ベトナムからエントリー・OISHIのスナック・トム(えび)の激辛。
せーの、
ぱかぁ!
ネルソン「エンッ!!!」
たち込めるこの唐辛子臭…危険な香り!これは最後にしよう!
はい、私の顔芸にお付き合いいただき有難うございました。
以上、これら7つのかっぱえびせんを食べ比べしてまいりたいと思います。
ひとつひとつ、匂い、味、食感について吟味します。
こずさん「ふむ、」
こずさん「どれどれ、」
こずさん「ポリポリ、」
こずさん「ポリポリポリ!」
ネルソン「すげぇ!こずさん鼻の穴で咀嚼してやがる!!」
そんなことが出来る訳ありません。
前回に続いてなんだ、まさかキャラ付けを狙っているのか。
食べて、
コメントをつぶさに記述。
カメラを奥さんに渡してたらえらいことになってた。
丈太郎くん(やれやれだぜ…。)
さて、かっぱえびせん(類似品)の味の結果は…!?
まずはオリジナル。
匂い、最高。味、最高。食感、ふっくらさっくり。
今更ながら口を挟む余地が無い、えび味スナック菓子の始祖にして至高である。
タイのぱなみ…もとい、はなみ。
匂い、生臭い。味、薄い柿の種。食感、かたい。
散々である、タイメーカーは期待してたんだけどなぁ。
えびせんがサクサクならこっちはカリカリ、噛んだ後の小麦粉が奥歯に詰まる詰まる。
タイのやつ、プレーン。
匂い、薄い、小麦全面推し。味、適当なおかき、エビの味がしない。食感、ちょっとかたい。
ひとつ前のやつよりはマシ、でもダメ。
タイのやつ、辛いの。
匂い、辛い、キムチっぽい。味、劣化ピザポテト、エビの味は全くしない。食感、かため。
どうしてもピザポテトが食べたい人は買ってみよう!劣化版だけど。
ベトナム、OISHI、プレーン。
タイのものに比べて見た目がすごく良くなった。
匂い、薄い、マヨネーズ。味、とにかく薄い。食感、オリジナルに近い、でも細かい。
細かい以上の表現が出来なかったんだけど、オリジナルが口の中でまとまって溶けるのに対し、こっちはほぼ粉状になる。まぁ、だからといって、美味しいとか美味しくないとかじゃないんだけど。
ベトナム、OISHI、ちょい辛。単純に赤味が増した。
匂い、すっぱい、完全にうまい棒めんたいこ味。
味、すっぱい、エビはエビでも頭より(コクも雑味もある)。食感、オリジナルに近い。
ベトナム、OISHI、激辛。更に赤味が増してなんか怖い。
匂い、さっきと同じ…袋を開けて幾分薄くなってた。
味、辛いけど段々痛くなる、要するにめっちゃ辛い。食感、オリジナルに近い。
ちなみにこの激辛、マヨネーズにつけると…。
ネルソン「美味くなるのかよ…」
ネルソン「パクッ」
ネルソン「ポリポリ」
ネルソン「ングング」
ネルソン「メチャウマやでー!!」
ていうか、何なんだよ右下の人。
えびせんを乗せた後のティッシュも一目瞭然でした。
ベトナムのOISHIは粉をふき、
タイのはなみは油がすごい。
オリジナルはほぼ何もありませんでした、優秀やのう〜。
味はおおむね、オリジナル>ベトナムOISHI>タイ。
やっぱりオリジナルの方が深みがありますね、薄いけど風味がシッカリしてる。
とはいえOISHIはこれはこれでかなり頑張ってます。
特に激辛にマヨネーズ付けて食べるの、騙されたと思ってお試しあれ。
かなりイケる口のおつまみになりますよ!
とは言え…
こずさん「この大量のえびせん、どうしよっか?」
奥さん 「食べてくださいねーちゃーんと」
ネルソン「フフフ…そう思って、飽きないための調味料を持ってきたのだよ!」
ネルソン「バーン!」
ネルソン「マ〜ム〜ト〜ム〜!!」
説明しよう!マムトムとはエビを発酵させた調味料!すっごい臭いのだ!!
ネルソン「えびせんをえびで食べるっつって…」
こずさん「そっ」
こずさん「それだけはやめろーーーーー!!!」
ネルソン「うわぁ!」
こずさん「部屋中が臭くなるるるるる!!」
ネルソン「えっごめっマジで気持ち悪いやめて」
ネルソン「折角ネタになると思って買ったのに…あ、そうだ、こんな時こそあの人だ!」
そのうち続く。
いかがでしたでしょうか。まぁ、つまり、OISHIはえびせんほどじゃないけど美味しい。