ベトナムでは真夏のクリスマス状態な訳ですが、やっぱり子どもはサンタクロースを信じているものなのでしょうか。グレイトフルデイズさんたちがサンタクロースに扮し、子どもたちにプレゼントを届けて来ました。
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2013/12/25
ベトナムでは真夏のクリスマス状態な訳ですが、やっぱり子どもはサンタクロースを信じているものなのでしょうか。グレイトフルデイズさんたちがサンタクロースに扮し、子どもたちにプレゼントを届けて来ました。
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2013/12/25
クリスマスっていいですよね!
嘘です。
さて、私個人がクリスマスをどのような心持ちで迎えるかは置いといて、クリスマスといえばサンタクロース。ここベトナムでも、日本と同じくクリスマスを祝い、サンタクロースは子供達の元へやってきます。一応、最も教徒が多い宗教は仏教ですが、お祭り好きという国民性もあってかそれほど関係無いようです。
***
さて、ホーチミン市内某所にあるグレイトフルデイズという会社。
こちらの皆さんは、とあることに頭を悩ませておりました。
なお、グレイトフルデイズについてこれまで紹介した記事はこちら。
突撃ィ!!隣の会社訪問 in ベトナム~第一回目・グレイトフルデイズ(前編)~
突撃ィ!!隣の会社訪問 in ベトナム~第一回目・グレイトフルデイズ(後編)~
Coming join us! グレイトフルデイズでは一緒に働く仲間を募集しています!
雲井さん 「ねえねえ、俺さあ、先月、ストリートチルドレンセンターに行ってきたんだよね。そんで思ったわけ。なんかさあ、子供って、希望そのものだと思うの。そう思うでしょ、フェルちゃんも???」
フェルナンド「そうですねー。子供はステキですよね。」
雲井さん 「ねーねー、ソグちゃんも、そう思うでしょ?」
ソグさん 「ああ、はい。確かに、子供を見ていると、心が癒されるというか、心が温まりますよね。」
雲井さん 「そうだよなあ。だから、なんていうか、俺は、子供のために何かしてあげたいわけ。」
フェルナンド「そうですねえ。僕も、何かしたい。」
ソグさん 「やりましょうよ!」
西山さん 「なになに?ステキな話をしてるじゃないですかい!」
ソグさん 「あ、佐藤さん。」
フェルナンド「佐藤さんは、相変わらず、丸々しくてキュートですよね。」
全員 「あぁぁーーーーー!」
全員 「そうだ!これだこれだ!これしかない!!!」
全員 「よっしゃ!これっきゃない!!サプライズしに行こう!!!」
佐藤さん 「え?え?え???」
***
以上、グレイトフルデイズの皆さんによる小芝居でした。
それでは本編に入ります。
『ストリートチルドレン友の会(FFSC)』は、1984年にTran Van Soi氏によって創立された組織。
『宗教、民族を問わず、全ての子供たちはベトナム国民であり、生きる権利と尊重してもらう権利を持っている』と いう考えの元、ストリートチルドレンを助け、またストリートチルドレンにならないようにする活動を行っています。具体的には、寄宿舎や教育を提供してお り、ホーチミン市内では1,300人を越える子供や家庭のケアを行っているとのこと。冒頭のストリートチルドレンセンターとはその寄宿舎のこと。
今回は、グレイトフルデイズの皆さんが扮するサンタ・『グレイトフルデイズ・サンタ』による、寄宿舎訪問の様子を取材致しました。
ここはThủ Đức区の、
FFSCの寄宿舎がある通り。
ポカンと驚いているお爺さんの視線の先には…
せっせと赤い衣装に着替える6人のサンタクロースが。
佐藤さんのTシャツから感じる既視感、
クォーターパウンダーのTシャツ気に入り過ぎでしょ。
えっ、こんな近くで着替えてバレないのかって?
はい、ご覧の通りバレバレです。
若者「おい…あれ、サンタだぜ。」
坊主「おい!サンタが来たってよ!!(昼間だぜ!?)」
わらわら!
わらわらわら!!
流石、子供の夢に対する嗅覚は鋭いです。
サンタからコカ・コーラの匂いでも嗅ぎ取るのでしょうか。
そんなサンタの皆さんは、子どもたちに見守られながらせっせと荷造り。
ベトナムキッズに人気のドラえもんや名探偵コナンの文房具や、お菓子を詰め込みます。
何故かサングラスを掛ける佐藤さん、
ヒゲの吊り上がりっぷりといい完全に不審者。
最初のサンタコラは何処へ行った。
寄宿舎への出陣前に集合写真をパチリ。
何だこの、あらかじめ決められていたような見事な構図は。
サンダルを履いているサンタも、そうそういねぇだろうなぁ…。
子供「サ…サンタや!サンタがおるがなぁー!!」
今気付いたんですけど、左の男子って絶対自転車乗れないですよね。
寄宿舎前に着くや、
子どもたちが大歓迎!
らっせーら!らっせーら!みたいなノリで寄宿舎の中へと。
敷地内には30人くらいの子どもたちで溢れ返っておりました。
やべぇ超可愛い。
子どもたちが普段勉強や食事をしている建物内に入ると、豪勢なクリスマスツリーが飾られていました。
サンタが前に並ぶや否や子どもたちはすぐに整列!
子どもたち「ウィーウィッシュアメリクリッマ!ウィーウィッシュアメリクリッマ!」
クリスマス・ソングで6人のサンタクロースを歓迎します。
雲井さん「私達は、日本、韓国、ブラジルから来ました!」
そう、グレイトフルデイズのスタッフは多国籍!
詳しく知りたい人は会社訪問の記事を読んでね!
挨拶を終えたら、プレゼントを配ります。
子供「うっひゃー!」
子供「おひょひょーい!」
子供「あっちょんぶりけー!」
みたいなリアクションではなく、ものすごくお行儀よく受け取っております。
しかし全員、プレゼントを受け取ったら一様に別室へ向かう。
ん?何でや??…付いていってみよう。
し…仕舞っとる!各自のテーブルにきちんと仕舞っとるー!!
子供「今の時代、片付けくらい出来なきゃ社会に出た時に苦労するぜ?」
ネル「お…仰る通りで!」
プレゼントをひとしきり配った後はお遊びタイム。
たとえ言葉が通じなくても心は通じ合うものです。
人さらいじゃねぇか!
これ、ただの赤い服を着た人さらいじゃねぇか!!
??「かーめーはーめー…」
ネル「ん?」
フェルナンド&子供「波あああぁぁぁーーー!!!」
ネルソン 「何やってんのおおおぉぉーーー!!?」
フェルナンド「魔貫光殺砲ーーー!!!」
子供 「チィッ!先手を打たれたかぁ!!」
長い付き合いのべとまる読者さんは覚えているかもしれません。
彼はフェルナンド、好きな時代は安土桃山時代のブラジル人です。
もちろん、日本好き外国人としてドラゴンボールは必修科目。
しかし、ブラジル人とベトナム人がかめはめ波を撃ち合う瞬間に遭遇出来るとは思わなんだ。
ブーッ!ブーッ!
ブザー音と共に子どもたちはいそいそと建物内へ。
どうやら食事のようです、サンタクロースのお仕事はこれにて終わり。
年長の女の子が、みんなにおかずを分けている様子が印象的でした。
良い教育を受けているなぁ。
では皆さん!このへんで!
メリー!
クリスマース!!
エブリワンッ!!!
サンタの皆さん「疲れた………」
***
以上、グレイトフルデイズ・サンタ・プロジェクトでした。次からは、グレイトフルデイズさんによるメッセージです!
***
メリークリスマス!
僕達グレイトフルデイズは、「インターネットを通じ、ポジティブなコミュニティで世界を繋ぐ!」というビジョンを掲げ、海外を含む職場環境と多国籍メンバーで仕事をしています。
現在、グレイトフルデイズのメンバーは、大半が海外勤務をしておりますが、初めから海外で働くこと、外国語を使って仕事をすることが当たり前だったわけではありません。
「広く世界のお客様を喜ばせたい!文化や言葉の違う人たちとも同じ目的に向かって楽しく仕事をしたい!」という、ホスピタリティとガッツにあふれるメンバーたちが集まり、海外に飛び出し、文化や言葉の違うメンバーとも肩を並べて楽しく仕事が出来る環境、文化を育んでおります。まだまだ発展途上のベンチャー企業ですが、共に創りあげていく仲間を探しております。
なんとなくでも「こんな会社で働いたら楽しいかも」、「新しい自分が見つかるかも」と思ってくださった方は是非一度、気楽にご応募いただけましたら幸いです。
よき御縁に繋がることを期待しております。
海外で、多国籍な仲間と一緒に、新しい未来を創りましょう!
Coming join us! グレイトフルデイズでは一緒に働く仲間を募集しています!
最後となりますが、グレイトフルデイズは、2014年より、本格的に、オウンドメディアの運営を開始します!
本日、記事にして頂いていたような、ちょっぴり心温まるような話や、海外で働くことについて真剣に向き合う話だったり…。
『べとまる』の読者さまにとっても、ワクワクしてもらえるような記事を沢山、お届け出来るはず!こちらのページに、「いいね」を頂ければ、幸いです♪
今後とも、グレイトフルデイズを、末永く宜しくお願い申し上げます!
グレイトフルデイズの仲間一同より
それでは皆さん、メリークリスマス!