首長族に会いに行った話、の寄り道の話。
首長族を首を長くして待たせてみようではないか!
という企画がありまして、先日タイのチェンマイへ行って来ました。
最近、そんな感じで、べとまる以外の仕事でたまーに国外の近隣諸国に行く機会が増えています。
その顛末はこちらの記事をご覧ください。
思い出の8割は、「首長族の女の子めっちゃ可愛かった」が占めています。
そのひとつ前にはカブトガニを食べて来ました(これはベトナムです)。
facebookでは告知しているのですが、べとまるだと告知だけの記事は書く気が進まないんですよね。
それでは今回はどうして書いてるのか、というと!
チェンマイでの取材の裏側をこちらで書かせてもらえることになったから。
裏側というか、首長族はもちろんですが、そのあとに寄ったスネークショーがおもしろかったんですよ。
首長族の記事に書くには蛇足だったのですが(蛇だけに、ね!ここで笑い声の効果音入れてください)、「べとまるで書いてもいいよ」ってことになったのでありがたく書かせていただきます~という流れです。
それでは早速…VTR、スタートッ!(そんなものはない)
スネークショーとオーナー自慢が混ざり合う看板
首長族(カレン族)の集落での撮影を終え、あとは普通にチェンマイ観光。スネークショーがおもしろいですよと言われ、ターバンを巻いた男が笛でも吹くん?とベタな想像をしながら現地へ。
看板発見!
あっ、へー、コブラとのキスが見ものなのねー!…でも。
何枚かカットを重ねると、ショーというより種別を超えた愛の物語感が増すふしぎ。
友人「いや、それだけじゃないですよ!あれって…」
私 「あ!」
全員「シルベスタ・スタローン!?」
何故か、何故なのか、看板にシルベスタ・スタローンがいる。
まさか蛇ではなくスタローンを操るのか!?
ではなく、どうやら「当スネークショーのオーナーはスタローンと共演しました」みたいなことらしい。
ほかにも立て看板があり、これでもかというほど、「当スネークショーの(略)」と訴えてくる。
一番下にある写真を見ると、共演というより橋渡しの船頭役って感じだけど。
うん、うん、なるほど!分かったよ!
スネークショー関係ないけどね?
ここはネタ的には当たりだな…そう確信しながら園内へ。
やっぱりあった!スネークマフラー(大蛇の首巻き)
ショーは奥の方にあり、それまでにふれあいコーナーなるものがありました。
そう、ふれあい(大蛇の首巻き)。
ちなみに彼は、同じゲストハウスに泊まっていた島本さん。
朝、コーヒーを飲んでたら遭遇し、「来ます?」「行きます」という軽いノリで同行してもらいました。
まさか知り合って五分の男から、大蛇を首に巻くツアーに誘われるとは思いもしなかっただろう。
それにしても、後ろの君たち距離とりすぎ。
私は大蛇を首に巻くのも、何気に三回目。
ベトナムのメコン河ツアーで毎回巻かれるので慣れたもので、頬にキスくらいは出来るようになりました。
口にキス?唇が噛みちぎられます。
スタッフ「へっへっへ、それだけだと思うなよ~」
私 「それはまさか…!」
スタッフ「それさ、スコーピオンさ!」
島本さん「ちょっちょっちょっ!」
島本さん「ちょっちょっちょっ!」
この島本さんの後ずさり、おもしろい。
結局は逃げ切れずに、腕にサソリを載せられる。
蠢(うごめ)くって、サソリのためにあるような言葉だねぇ…。
志村、うしろ!うしろ!ではなく、島本、首筋!首筋!と叫んでしまいそう。
本人ガッツリ分かってるけど。
そしていよいよスネークショーだ!
ショーはすでにちょっぴり始まっていた模様。
このように、円形のマットの中で蛇を操る…というよりおちょくります。
中腰で座り、ヒザを左右交互に緩急をつけて突き出す。
すると、蛇は警戒するのか、一定の間合いを取ってジリジリと近づく形になります。
蛇を操っているというよりは、習性を活かして操っているように見せているという感じ。
と、何がはじまるのかなと思っていたら、よく分からないタイミングで蛇とのツーショットタイム。
折角だし撮ってみたところ、自分でも初めて見る顔になりました。
楽しさと恐怖が半分ずつだと、人ってこんな表情になるんですね!
どうでもいいけど、優しさが半分でバファリンなら、楽しさと恐怖は薬物みたいだな。
それにしても、
大人しく待ってる蛇って結構かわいい。
ここでこのショー最大のコブラが登場!
地面を這っているとイマイチ大きさを感じない蛇ですが、起き上がると途端に迫力が高まります。
動画でもご覧ください。
gif動画はこちら。
で!YouTubeの動画をご覧になった方はお分かりでしょうがー。
このおばちゃん!めっちゃうるさい。
そもそもスネークショーに実況があることにも驚きですが、ボクシングの選手入場のトーンで始終喋りつづけます。そして、日頃から日本人客が多いのか、観客に二人しかいないのにめちゃくちゃ絡んでくる。
おばちゃん「すげぇぜこのコブラ!さわっちまったらケガするぜぇー!!」
おばちゃん「…お、日本人?日本人さわってみるか??」
おばちゃん「あぁ!そんなところに指をなんて…死ぬぞ死ぬぞ死ぬぞ!!」
おばちゃん「…あ、日本人?さわらないの?今がチャンスだよほれ?」
何なんだよ。
あと、たまに日本語も飛び出すのですが、
「(コブラに)噛マレルトォー…一時間デ死ヌゥー!!」
このフレーズが一度耳に入ったら、きっと死ぬまでありありと思い出せます。
むしろ死ぬときにこそ思い出しそう。
いろんな思い出が走馬灯となって流れて、最後の最後に「アト一時間デ死ヌゥー!!」…そんな臨終嫌だ。
ある意味でチェンマイの無形財産ですので、是非訪ねてみてください。
ショー自体はほかに、
三人三匹で操ったり、
蛇の牙を見せてもらったり、
食ったりしてました。
と、あれ、看板にあったキスシーンは?
と、いえいえ、本当にありました。
こちらは動画を撮影したのでYouTubeとgif動画でお楽しみください。
結構コレ、見ててハラハラする。
gif動画。
この青年も途中で何度も「さわってみる?」「キスしてみる?」「大丈夫だよ!」と言っていたのですが、
短めの人差し指が説得力を打ち消してた。
ほかにもいろいろと楽しめました、チェンマイ。
バンコクは便利な街なので好きですが、こちらはこちらで田舎らしさもあり落ちつく街。
今回はほぼ弾丸滞在になりましたが、次回はゆっくりと時間を取って来たい場所ですね。
首長族の記事も読んでね!
改めて、Yahoo!の方の首長族の記事もご覧ください。