タピオカっていいですよね！

ミスタードーナツのポン・デ・リングのモチモチ感は、実はタピオカによるものだそうです本当です。

 

ベトナムはヌードル大国。
今数えるだけでも5種類くらいの麺類がざっと出てきます。

その原料の多くが米粉ですが、タピオカを原料としたものが『バインカン』。
半透明で、モチモチッチュルチュルッとした食感がとても特徴的な麺類です。

 

そして今回のまさよのリングはこちら！
距離があまりに近い、かつ何故か看板で隠しているので見辛いですが…。

 

HOANG、

 

TY…というお店です。

 

25,000ドンという表記が目立ちます、安さも売りのひとつみたい。

 

まさよ、ボス、まさよの同僚とテーブルに着きます。

 

メニューには海鮮料理と、

 

バインカンを始めとした様々な麺類があるようです。
このバインカンが25,000ドンとのこと、シッカリとお店を構えている割には安い！
それぞれにバインカン、そして自分で巻くタイプの生春巻きを頼むことにしました。

そして5分足らずで…

 

でん！

 

ででん！

 

まさよ　「こ…これは！」

 

まさよ　「美味しそうなチャーシューじゃ～ん！！」

 

はい、ご紹介が遅れました。まさよです。
先日、近所を散歩していたら、あるご家族に『まさよさんのファンです！』って話し掛けられました。
すぐに喜びの報告を送ったところ、ボスからは返事が来たのに本人からは一切リアクションが無かったよ！

俺にはまさよが喜ぶポイントが分かりません。あ、いや、食べる時か。

 

ライスペーパーに挟む草もこんもりです。
そう、野菜っていうよりは『草』なのよね。

 

よく見ると他の客席にあるものも同様にこんもりしている。
離れて見ると、まるで巨大なかき揚げのようだ。

 

ボス　　「このライスペーパー、他のよりも分厚いんだよ」

 

ボス　　「こうやってバリバリッと剥がす」

 

まさよ　「…」

 

まさよ　「ネルちゃん、私も食べていいよね？」

 

ネルソン「三脚セットするまでちょっと待って」

 

 

 

 

 

 

 

まさよ　「セットしろよ」

 

そうこうしている内にやってきた！

バイーーーンッ…カーーーーーッン！！（バインカンです）

 

よく見るバインカンと違って半透明ではなく明らかに麺が白い。
タピオカの成分が多いとこうなるんだろうか。

そして上に乗ったピンク色のチャーシューに、散らされた胡麻とネギ。
見た目はうどんを使って塩ラーメンみたいに仕立てたという印象です。

 

ネルソン「セットしたよ」

 

まさよ　「いっただっきまぁーーっすぁ！！」

 

まさよ　「もうお腹ペコペコ～」

 

まさよ　「どれどれ」

 

 

 

ドゥビドゥバッ！

 

 

もぐ、もぐ、

 

ドゥビドゥバッ！！

 

ここで、ボスから注文が入りまさよの一人撮りになります。
理由は、『まさよのB級グルメは孤独な戦いだからソーシャル感を出したくない』とのことです。

 

ボスの手の平で踊らされることには関心が無いのか、黙々とバインカンをすするまさよ。
あと、どうでもいいけど、『まさよ』って打つとたまに『ましゃお』って出るのが非常に面倒くさい。

どうにかしろ、ましゃお。

 

っと、あたぁーーー！！

 

ガシャーン

 

ネルソン「す、すいませんっしたぁー！」

まさよ　「おう！大丈夫ネルちゃん！？」

ボス　　「大丈夫カメラ？」

 

普通に三脚のバランスを崩して倒れてしまった…。
撮影に支障は無かったが、このためカメラが非常にヌクマム（魚醤）臭くなりました…そして今も。

 

まさよ　「ほんと、」

 

まさよ　「気を付けなよ～」

ネルソン「そうなんだけどその表情には説得力が無い」

 

あむっ

ネルソン「鳥類だ」

 

つーっ

ネルソン「垂れてるよ！」

 

ばおっ

ネルソン「こんな大口を見せる女性、かつて見たことないわ」

 

ぐしゅっ

 

もしっもしっ

 

ネルソン「ん？」

 

ネルソン「え！？」

 

ネルソン「二杯目ええぇぇ！！？」

 

まさよ　「…よっしゃ」

 

ドゥッ！！

 

まさよ　「あたしさー（もしゃもしゃ）」

ネルソン「うん」

まさよ　「チャーシュー？（もしゅもしゅ）」

ネルソン「うん」

まさよ　「スープに入ってるの苦手なんだよね（もしっもしっ）」

ネルソン「まさよって食べる割には偏食家だよね」

 

ネルソン「でもって食べる、と」

 

じゅるじゅるじゅ～

 

こっこっこっこっ…

 

まさよ　「ふぅ…」

 

 

 

 

 

まさよ　「ネルちゃん…」

ネルソン「あ、はい」

 

まさよ　「食べていいよね？」

ネルソン「あ、はい」

 

まさよ　「おっ！」

ネルソン「なに！？」

 

まさよ　「あの髪の長いお姉さんが麺類食べてると、映えるね～」

ネルソン「はよ食べろ」

 

 

 

こんなに幸せそうに食べる人、初めて見るわ。

 

ボスから促され、ライスペーパーの厚みの秘密について店員に聞くまさよ。
そうだ、この人って学生の時にベトナムに留学してたわ話せるわ。

 

まさよ　「このライスペーパーはね、米の成分が多いんだって！」

ネルソン「指差しやめて！」

 

妙にカッコイイ、フードファイター・まさよの一枚。
どうぞ壁紙にでも使ってください（でも本人の許可は取ってください）。

 

ネルソン「ほな、いつものよろしく！」

 

まさよ　「ご馳走ー！」

 

まさよ　「ご馳走ーー！！」

 

まさよ　「ご馳走ーーー！！！」

 

＊＊＊

 

ネルソン「ま、という訳で、このお店の評価よろしく！」

まさよ　「うーん、そうだなぁ。」

まさよ　「これまでどこで食べたバインカンとも違う新感覚、バインカンの常識を覆した一品！」

ネルソン「うん。」

まさよ　「ぬるぬるっとしたスープではない、胡椒と出汁が効いたさっぱりスープは喉ごし抜群！」

ネルソン「うんうん。」

まさよ　「いつもの透明色のタピオカ麺ではない白くてコシのあるつるつる麺はもはやうどん！これがあれば◯◯◯◯は要らない！」

ネルソン「今のタイミングだとヤバイのでピー入れとくね」

 

なお、生春巻きも、

 

＊＊＊

生春巻きの皮も普通のライスペーパーとは違う、よりライスがぎっしり詰まったカンジで食べ応え抜群。
中に包む豚肉も韓国のポッサム並みに美味、中に包む香草と奏でるハーモニー！

＊＊＊

 

とのことでした。

ハーモニーを今更入れられても、もう遅いんだよ…。

 

最後には、流石に食べ過ぎたと苦悶の表情を浮かべるまさよでした。
という訳でHoang Tyのご紹介です。

 

店名：Hoang Ty

住所：459-461 Cach Mang Thang 8, P.13, Q.10, HCMC

おいしさ：★★★★☆

値段　　：★★★★★

早さ　　：★★★★☆

つるつる：★★★★★

 

本当に、関西風うどんっぽかったです。
もちろんカツオ出汁でも昆布出汁でもないですが、その分だけ胡椒を効かせて中華寄りになっています。

チャーシューもムシッムシッと食べ応えは抜群。
この安さを考えると、近所に欲しい一店でした。