衝撃度の割にあまり知られていない気がする…90歳を超える黄おじいさんが作り上げた(今もだけど)レインボーヴィレッジです。その色彩は岡本太郎を思わせます、おじいさんがご健在の内に是非行ってください。
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2014/01/28
衝撃度の割にあまり知られていない気がする…90歳を超える黄おじいさんが作り上げた(今もだけど)レインボーヴィレッジです。その色彩は岡本太郎を思わせます、おじいさんがご健在の内に是非行ってください。
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2014/01/28
虹っていいですよね!
一般的に7色として捉えられる虹ですが、国や地域によっては2色の認識もあるそうです本当です。
丁度一年前、私は台湾を旅行していました。
その頃の様子を書いた記事がこちらの二つ。
鉄板!花火に九份に温泉に!台湾観光まとめ(台北編・前編)魯肉飯に印鑑にコワーキング!ちょっとマニアックな台湾観光まとめ(台北編・後編)
台北編はここまでで、実は台中と台南と回っており他にもネタはあったんです。
それが間を空けている内に、なんとなく書き辛くなっていた台湾ネタ…なんですが。
今に始まったことじゃないんですけどね、べとまる内での台湾記事の人気が常に高すぎるんですよ。
もうかれこれ一年前の記事がいまだに1位か2位を取ってるって、ベトナム紹介サイトでこれいかに。
まぁ、日本って、台湾好きの方が多いですからね。俺もね。
いずれ半年間から一年間でも掛けて『たいまる』でもやりたいなーと妄想しつつ、需要があるならと今回は一度お蔵入りした台湾(台中・台南)の記事を放出することにしました!テトは何かとネタも少ないし!
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まずは台中にある『レインボーヴィレッジ』です。
芸術家のおじいさんがコツコツと一人で作り上げた、極彩色の村をご紹介します。
一見すると、何でもない団地を突き進む。
相変わらず、日本との違いを探す方が難しい台湾の街並み。
その突き当りにぶつかると…。
早速、足元に描かれた絵から非日常の香りが漂ってきます。
はい、見てください。既にレンガがレンガしてない。
それに言わせてほしい、左の壁の『OK』は一体何がOKなんだ。
この壁面にビッシリと描かれた絵は全て、黄おじさんという方によるもの。
地元でも観光地として確立しているようで、日本人は私と同行した友人以外は一人もいませんでした。
胸の高さほどしかない壁の向こうには、違和感があるほど小奇麗な公園。
こちらの方のブログ記事によると、元々はこの敷地も村だったようです。
それが市政府によって取り壊され、今ではこのような公園になっているということ。
その際に、黄おじさんの家も対象に挙がったものの、地域住民の声もあって残ったのだそうです。
美談やな~。
確かにこれは、
芸術の域に達している…気がする。
ん?あれは…!
まさかの黄おじさん…!?
ではありません、全然違います。
想像ですが、レインボーヴィレッジ人気に便乗した旅芸人でしょう(でもちゃっかりツーショット)。
壁には黄さんの切り抜きが貼られていました。
そうか…これはきっと……黄おじさんはこの世にもう………。
いたー!黄おじさんいましたー!!
現世で思いっ切りサイン書いてました!!
しかも隣ではソーセージ焼いてます!
レインボーヴィレッジでソーセージを売る必然性…ゼロ!!
便乗商売にも程がある!
さっきの旅芸人も絶対黄おじさんにマージン払ってるよ!!
そう思うと、
>黄おじさんの家も対象に挙がったものの、地域住民の声もあって残ったのだそうです。
この一文が一概に美談だと思えなくなってくる不思議。
いやぁ、台湾ってもっと洗練されてると思ってたけどなんか色々とおもろいね。台湾おもろい。
さて、壁面に絵を描き続ける黄おじさんですがところどころに『不思議な顔』が描かれています。
なんとなくさくらももこを思わせるものですが、ご紹介しましょう。
で、すみません、先に謝っておきます。
めちゃくちゃ多いです、16枚くらい続きます。
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お疲れ様でした。
あと、他にも狂気を感じるものも。
薄汚れたシンプソンズ氏(長男)。
乳モロ出しのバービー人形(?)。
もう全く意図が分かりません、ただただ不安を掻き立てます。
最後に黄おじさんとパチリ。
一見温厚そうな方ですが、この頭にあんな狂気の世界が広がっていると思うと人間って不思議だよね!
ちなみにその裏手には、黄おじさんのものと思われる肌シャツが干されていました。
何でみんな見てんの。
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スポット名:レインボーヴィレッジ or 彩虹眷村(ツァイ フォン チェン ツン)
行き方:タクシーの運転手に名前を伝えれば大丈夫です。高鐡台中駅から15分程度とのこと。
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