村民の9割が陶芸家のバッチャン村(Ba Trang)

村民の9割が陶芸家のバッチャン村(Ba Trang)

焼き物っていいですよね!

日本の焼き物の歴史は縄文時代から数えて1万6000年間ですが、その最初の1万年間は窯を使わずに自然乾燥のみで制作していたそうです嘘です。

 

ベトナムには焼き物の二大巨塔があることをご存知でしょうか。
ひとつは南部のソンベ焼き、そしてもうひとつが北部のバッチャン焼き
どちらもそもそもは村の名前で、バッチャン村については村民の9割が陶器作りに従事しているそう。

それがどれだけ遠方かと思いきや、ハノイ中心地からバスに乗って30分ほどで辿り着けちゃうんです。

 

 

前回私が裸になったロンビエン橋の近くにあるバスターミナルからバスに乗り込む。
バスのフロントガラスには「Xa Bat Trang」と書いてあります。

なんとこの賃料が…5,000ドン(25円程度)なんですよね。
往復でも50円で済むというとても破格的お値段です。

 

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ハノイは霧雨、というかこの季節はずっと霧雨。
どんより、鬱々とした空模様は、それはそれで情緒があります。
ということを在住の日本人の方に話したら「でもいつもだよ?」と言われました。

 

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バッチャン村に到着です。
数台のバスが停まっているところを見ると、観光地として定着しているみたい。

 

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そして、人の流れに乗って歩くと1分もしない内に…。

 

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待ってたぜ財布ども!といった具合に、

 

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数々の陶器屋が視界の中に入ってきます。

 

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きちんとした店を構えているところもあれば、このような市場のような小さい店舗の集合体も。

 

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迂闊に歩くとガッシャンガラガラ!と破壊してしまいそうです。

 

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多種多様な、

 

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陶器の数々。

 

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このトンボ柄はバッチャン焼きの象徴的なデザインのひとつ、よく見かけます。

 

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昨年10月に亡くなった、ザップ将軍の記念皿も飾られていました。

え、これだけかって?
そんな訳無いでしょ、ここはベトナムですよ。
という訳で奇天烈な焼き物にフォーカスを当てていきましょう。

 

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まずは版権スルーのドラえもん。
微妙に足が長いのは、まーいいでしょう。

 

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再びドラえもん、何だこの光悦に満ちた表情は。
というか舌出し過ぎやろ、これ絶対ちんこ揉んでるやろ。

あと右肩の筋肉量は何だよ。

 

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犬です。

 

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脳みそパッカーン!

そんなつもりはないんだろうけど。

 

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ピカチュウです。
いや、嘘つけ、堂々と腹に「POKEMON」って書いてんじゃねーよ。

 

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小さいおっさんがウジャウジャしています。

 

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何やらケツを突き出しています。

 

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何やら釣りをしています。

 

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え、どういう状況!?

ケツ、釣るの!?釣れるの!?

 

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こちらは酒に溺れる小汚いおっさん達。
これを陶器にしようと思った理由は何なんや。

 

 

で、彼らを上からものすごい形相で睨みつける老人。

 

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血管浮き過ぎィ!間違いなく殺す気や!!

もしかしたら、これを設置した人の頭にはストーリーがあったのかもしれません。
酒に溺れる道楽息子たちと、自らの手で始末をつけようという厳格な父。みたいな。

 

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違うお店には、三国志的な陶器も置いてありました。

 

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それにしても楽しそうな菅直人だな。

 

 

ただ売っているだけではなく、教室みたいな場所もあるようです。
服装からしてやんちゃな中学生という感じですが、それだけに微笑ましい。
しゃあなしに授業で工作してみたら止まらなくなってしまった不良学生のようです。

 

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色をつけるだけのワークショップもあり。
というか、塗るだけ塗って持って帰らんのかい。

観光地ですから、露店もいくつか並んでいます。

 

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これはサツマイモのかき揚げ。

 

 

フランクフルトや、おそらくちまきか発酵ソーセージ。

 

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焼きとうもろこしやタロイモを固めたようなもの。

 

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路上にはカフェもありますが…

 

 

コーラ?テーブルにコーラ常温常備!?

場所が変わると習慣の違いも顕著だなぁ。

 

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バス停から歩いていける範囲ではこれくらいのものしかありません。
しかし、そこからタクシーで5分ほど離れるとまた別の集落があります。

そこにはなんと、

 

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日本語が!

 

 

あちらこちらに!

 

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そう、それくらい、バッチャン村にとって日本人はお得意様なんです。
それはそれとして、「エコ伝統工芸陶磁器」の意味がいまいち分からないけども。

 

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店内にはさきほどの奇抜なものは少なく、落ち着いた感じの陶器が目立ちます。

 

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トンボ柄以外に、この魚群もよく見かけました。超好み。

他にも、

 

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蟹、

 

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猫、

 

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城、

 

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セル(第ニ形態)。

 

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戦隊物のヒーロー!?

 

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流石にこれは、

 

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陶器ではなかった…いや、一瞬ね、疑っちゃったよ。

さて、ただ見るだけはつまらない。
折角なので気に入ったものを買ってみましょう。
といっても自分用でもお土産用でもないんですけどね。

じゃあ何のため?という話は、またおいおいお話する機会がやって来ます。

 

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という訳で目に留まったものをセレクト。可愛い中にも、創作性が爆発していますね。
自分用に使いたいくらいだけど、それはまた今度にしよう。

 

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陶器屋のお姉さんと。

 

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他のお店でも…て、この人、死んだ魚のような目をしてやがる。持ってる皿が魚だからか、違うか。

 

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と、以上、バッチャン村のレポートでした。
季節柄、空は鬱々としていましたが、陶器は流石というべきか美しかったです。

ここで紹介しきれないデザインが豊富にあるので、ハノイの方はお気軽に。
またそうでない方もハノイに立ち寄って時には是非行ってみてはどうでしょう。何せ、50円ですからね!

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