当時住んでいたシェアハウスに入居者枠が出来たので、募集した記事です。幽霊は出ません。
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2012/07/14
当時住んでいたシェアハウスに入居者枠が出来たので、募集した記事です。幽霊は出ません。
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2012/07/14
一軒家っていいですよね!
日本ではなかなか四階建ての家が見られませんが、それは昭和55年まで私有邸宅の高さは三階以下と決められていた名残だそうです嘘です。
※ルームメイト募集は終了しました
目次
はい。
ここで一度、前回の記事を読んでいない、そもそもべとまるへの訪問自体が今回初めてだという方は、「ベトナムでシェアハウスのルームメイトを募集する方法(ご近所編)」をお読みください。
要するに、
1.四人部屋のあるシェアハウスに住んでいます
2.一部屋が空きました
3.募集しよう
といういきさつなのでした。
そこで前回は周辺環境を紹介する「ご近所編」で、そして今回が物件内容を紹介する「おうち編」です。
最後に、ルームメイトの募集要項を記載します。
要項に納得された方は、ドシドシとご連絡ください。
コレが我が家の玄関になります、早速入ってみましょう。
門の向こうはバイク置き場。
左から、ザック、僕のバイクです。
上には屋根が取り付けられていてまず濡れません。
お客さんが来た場合にはここに所狭しと駐車されます。
このカメラアングルから振り向くとー、
シャッターと、そしてドア。
つまり、門、シャッター、ドア、と三重のセキュリティですね。
全ての一軒家が、とは言いませんが、ホーチミンではこの形式が多く見られます。
何しろこの位置に置いてあっても盗られる時は盗られます。バイクが、そう、バイクが。
その点でウチは、深夜帯を除けば常に人が往来している通りにある上に、前回の記事でも出てきた氷屋のおっちゃんとおばちゃんがいるので比較的安心です。
余談ですが、ベトナムでバイクに乗っていると謎の番号が書き加えられていきます。
ヘッドライトすぐ上は勿論、
なんとサイドミラーにまで!
メーターにだってお構いなし!
書き易い部分なのかサドルは黒板と化しています。
在越日本人でもバイクの乗る人乗らない人は、勤める会社の規則やあとは度胸によって分かれたりするのですが、前者はこの習慣に違和感が無くなった辺りがベトナムへの馴染み時だとも言えます。
これは何かというと、「駐車証明」です。
店や駐車場でバイクを預ける時には番号の書き込まれたチケットを渡され、それと同じ番号をバイクにも直接書かれて持ち主とバイクを一致させるという訳です。
ちなみにそのチケットを失くすととりあえず念書を書かされます。
日本で言うところの「廊下に立ってろ」みたく、念書=罰という構図があるのかも知れません。
さて、話は本題に戻りまして。
玄関を開けると一階の共同スペース。
テーブル、イス、事務用品などが並べられています。
ここは普段(平日の日中、通常のワークタイム)、小原さんが経営しているハバタク・ホーチミンオフィスとして使用。
僕の家でもあるので、たまに同じテーブルでこのブログをいじったりしています。
この写真の、赤丸に注目して頂きたい。
撮影時にはいなかった人影が写っているのである。
まさか、前の住人の彷徨える霊魂だとでもいうのだろうか…。
小原さんお手製の本棚です。
斜めから撮っているので分かり辛いですが、細かい板を重ねた合板なので実は結構曲がってます。
上に置かれているモノの半分くらいは僕の私物です。
これこそ本当に余談なのですが、このピンク象は僕の分身「ねるぞう」です。
…今くらいじゃないと言えないから説明しておくと。
Twitterで、二年半くらい前から大喜利をやっています。
僕がお題を出して、フォロワーがそれにボケて、僕が突っ込んで面白い回答を選ぶ。
もう随分前になりますけど、こういったちょっとしたニュースにもなったりしたこともありました。
で、マスコットキャラを作ろうという話があって生まれたのがこれで、
棚の上に置いてあるものは更にそれを友人にぬいぐるみ帽子にして貰ったもので、実家で眠らせる訳にもいかないなと思ってわざわざベトナムまで持って来たのでした。
ちなみにその大喜利自体は今もちょくちょくやっているので、もし気になった方がいれば僕をフォローしてくださると嬉しいです。
これはラオスで僕が買ってきた釈迦っぽい絵です。
守り神と崇め奉るつもりが湿気のためかカール気味です。
ザックがインドネシアで買ってきた僕へのお土産です。
これを股間に当ててジョジョ立ちして遊んだ夜から三日間、悪夢に悩まされました。本当です。
一階リビングには背丈を超えるほどの大きなホワイトボードもあります。
あまりにも大き過ぎて、あみだクジをなんと縦に10本も引けてしまいます。
我が家にはプロジェクターもあり、普段はハバタクのオフィス機器として使用されていますが、平日の夜や休日なんかは友人を招いて映画の観賞会も行われています。
写真左上に見える人影は、なんと煙草二箱程度の大きさしか無い。
これが、テレビなどで芸能人がしばしば語る「小さいおっさん」なのだろうか…。
リビングを引いてみるとこんな感じです。
天井にはファン、そしてクーラーも取り付けられてあり、快適です。
イスも見えているもの以外に7脚あるのでパーティもしばしば行われます。
テーブルの上で意気揚々とポーズを取るこの男性。
実は、撮影時には誰もおらず、撮影者ですら知らない顔だという。
眼鏡やベルトを付けている辺り、比較的現代的な風貌の様だが…。
ファンの装飾も結構凝ってますね。
ファンを中心に、まるで振り回されるかの様に見える二体の人影。
まるで先ほどの「小さいおっさん」が無邪気に遊んでいる様である…。
台所です。
コンロ、食器、冷蔵庫、調理器具、掃除用具、一通りは揃っています。
ガスも、飲料水も、前回と同じく徒歩30秒圏内の場所で買うことが出来ます。
トイレです。
各部屋にトイレはあるので、基本的にゲスト用です。過不足無い、ただのトイレですね。
まるで用を足しているところで驚いて振り向いたかの様な人影。
小便を我慢したまま、志半ばに亡くなった幽霊が彷徨っているとでもいうのだろうか…。
と、まぁ、一階の共同スペースはここまで。
今回募集する部屋は三階の奥側になります。
ちなみに後6回は続きます。
何がって?とにかく、6回は続くのでそのつもりで、長い目で宜しくお願いします。
階段を登りましょう。
ちなみに一段目に見えるサンダルはミッツの私物で、幽霊とは何の関係もありません。
ドアです。
ここから先が、入居する部屋ということになります。
開けます。
すぐ右手にお風呂とトイレへ続くドア、真っ直ぐに居間ですね。
真正面に、二人の人影。
こちらにかめはめ波で威嚇するかの様な姿勢を取っている。
ドラゴンボール好きの亡霊が彷徨っているとでもいうのだろうか…。
トイレと洗面所です。
お風呂場です。
湯船は浅いので、個人的にはシャワーで済ますことが多いです。
窓、ベッド、クーラー。
こっちって実は、窓が無い部屋も珍しくないんですよね。
窓からの景色は良いと言い切れませんけど…。
苦しそうな表情がハッキリと見て取れる心霊写真である。
彼は一体、我々に何を訴えかけているというのだろうか…。
クローゼットもあります。
意外に収納力が高く、一人分の衣類は楽に入るでしょう。
クローゼットを開けたと同時に放たれたかの様に飛び出す二体の幽霊。
今にもこちらに襲い掛かってくる様である。
部屋の紹介はここらで終了。
次は、このシェアハウスでもオススメのスポットです。
この部屋から一階分上ると最上階です、そして右手に進むと…。
べとまる一発目の記事にも書いた、畳ルームです。
お客さんが来るとここで溜まったりゲームをしたり遊んでいます。
畳の上でこちらを威嚇する人影。
まるでここは自分たちの縄張りだと主張するかの様である…。
畳の上には、映画観賞用のスピーカーと、Wiiと、UNO。
ちなみに悲しいかな、このWiiは先日コンセントに挿した途端にボン!と爆死しました。
おそらく原因は日本とベトナムの電圧の違いによるもので、この手の電気機器は気をつけないと泣けます。
ただ、街の電気屋さんの手によってちょちょいのちょいで直して貰えるらしいので今度行ってみようと思う。
その畳ルームの向かいにあるドアを開けると…
テラス!
左に見える衣類はミッツの下着なので本人に隠して貰っています。
「ミッツが4体あらわれた!」って言いたくなるような光景です、流石はミッツ。
この日はちょっと天気が優れなかったですが、天気の良い日はとてもサンサンと日光が降り注いでなかなかの気持ち良さ。
また、往来の激しいT字路の交差に面しているため、ベトナムの日常を頭上から満喫出来る立地にあります。
空一面を埋め尽くす、フライングヒューマノイド。
この様な大群は未だに前例が無く、何かを訴えている様子だ。
これはまるで我々人類へ重大な警告を示している様には見えないだろうか…!
T字路を真っ直ぐ見た風景。
こうして見ると、二階以上のベランダで緑を生やしている家が目立ちます。
縦横無尽に家から家へと張り巡らされた電線も、ベトナムを象徴するものですね。
視界に映る至るところに見える人影。
あらゆる屋根に立ち、まるで我々を監視している様である。
まさかこれが、現代に生きる忍者の姿だとでもいうのだろうか…!?
と、まぁ、はい。
長々とお付き合い頂き、お疲れ様でした。
色々と心霊写真が撮れて皆さんを恐怖させた訳なんですけども。
実はこれらは全てが作り物で、この家に幽霊なんぞ一切出ておりません!
(「えー!」「うそー!」「騙されたー!」「Oh, Fantastic!」とあちこちから聴こえる声々)
幽霊役として登場して貰った二人はべとまるにも何度か登場している、このシェアハウスに僕と住んでいる同居人の小原さんとミッツなのでした。
それでは改めて、僕も含めた三人で募集告知の一枚を。
あ、フォント間違えたー!しまったー!!
はい。
で、えー、募集要項ですね。
事前のトラブルを避けるため一応細かく書いておきます。
真剣に入居を考えている方は、三度ほど読み直してからご連絡ください。
宜しくお願い致します。
【家賃について】
家賃:262.5ドル/月
諸経費(ネット・電気・ガス・水道・掃除・雑費):50ドル/月
※諸経費についてはあくまで目安です。二ヶ月分を偶数月の20日頃にドン払い、レートは支払い時を適用。
【期間について】
原則、入居期間は半年以上、入居時期は8月中としますが、ご相談には応じます。
【設備・スペースについて】
共有スペース
→一階居間、一階台所、一階トイレ、最上階畳ルーム、最上階テラス
共有設備
→クーラー、ホワイトボード、調理器具、冷蔵庫、洗濯機、物干し竿
固有スペース
→部屋
固有設備
→トイレ、シャワー、ベッド、クローゼット、窓あり(南向き)、洗濯物カゴ
【応募資格】
このブログが読めれば条件問わず。
【門限】
ありません。が、深夜帯の帰宅時にはお静かに。
【場所】
Pham Viet Chanh, Phường 19, Binh Thanh District, HCMC.
※レタントン✕トンドゥクタンから東へバイクで5分程度です。
【その他】
一緒に住めると判断出来る方には不必要かとは思いますが、念のためにその他細かい決め事についても列挙しておきます。
・駐車代無料
・設備不良や破損等によって弁償が生じる場合は、
部屋の場合は部屋主、共有スペースの場合は責任の所在が個人に無い限りは全員が負担。
・知人・友人を呼ぶ場合はなるべく全員へ事前に教えてください。
【募集方法】
本記事のコメント欄に、何でもいいので書き込んで下さい。期限は7月末までとします。
応募者が複数人になる場合や、お会いしたことが無い方は、実際にお会いさせて頂くかも知れません。
…だのなんだの書きましたが、良識のある方であれば後はタイミング次第だと思います。
そして最後に、前回の記事で書いた以下の文面について、
>ちなみに夜になるとフルフェイスのヘルメットに変わるのですが、その理由はルームメイトを募集する上でのネックになるので次回の記事にてお話します。
玄関先に常駐している氷屋のおっちゃんに触れたものでしたが、一体何のことかと言うと、夜7~9時頃にこの氷屋がフル稼働に入ります。
テーブルに取り付けられたチェーンソーを使って、街に配る大量の氷を裁断するのです。
住人は慣れてしまったところがあるので平気ですが(それ以上に門番や買い物に付き合ってもらうなど恩恵にもあやかっている)、新しく住むとなればこの音は前以って必ず一度は体験しておいた方がいいと思うので、いかに僕らが住んで欲しくても、いかにそちらが住みたくても、決定前に必ずお聴き頂くと思います。
これが入居のネックとなる、氷屋のチェーンソー。
ちなみに、シェアハウスではちょいちょい人を招いてパーティも開催しています。
畳ルームもそういう主旨でつくったので、オープンな性質だと思って応募してください。
写真は丁度、今回募集する部屋に住んでいたハバタク・インターンのまりえってぃの壮行会ですね。
最後の最後に、各住人から一言ずつ。
ミッツ「一緒におもしろいことして楽しいホーチミンライフを送りましょう!」
小原さん「楽しくワイワイやりましょう。 ※幽霊はでません」
ネルソン「友達増えます。」
はい!それではご応募お待ちしております!!