最近再び注目されるベトナム観光。でも、観光客の方が行く場所のほとんどが、ハノイかホーチミンの二択なんですよねぇ…。という訳で、観光のプロ・H.I.S.さんにオススメ観光地を聞いてみました!注目の場所は!?
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2015/03/25
最近再び注目されるベトナム観光。でも、観光客の方が行く場所のほとんどが、ハノイかホーチミンの二択なんですよねぇ…。という訳で、観光のプロ・H.I.S.さんにオススメ観光地を聞いてみました!注目の場所は!?
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2015/03/25
観光スポットっていいですよね!
観る光と書いて観光。 これは、「十戒」において、光り輝くモーゼの後をついていった人々の道中が由来だそうです嘘です。
嘘なんですが、念のため調べてみると、由来は「国の威光を観察する」とのこと。 これはこれで仰々しい由来だな…。
目次
世界中に125都市183拠点を構えるツアー会社、H.I.S.。
その、ベトナム・ホーチミン市支店にやってきました。
ここには、シクロラウンジという観光客用の休憩所もあります。 さて、
ネルソン 「左から、スタッフの、伊豆川さん、寺内さん、福本さんです」
伊豆川さん「こんにちは~」
寺内さん 「こんにちは!」
福本さん 「こんにちは…」
ネルソン 「福本さんと伊豆川さんはどうして顔を隠してるんですか?」
二人 「シャイだからです」
ネルソン 「そうですか」
ハノイやホーチミン市の街中では、一年を通して観光客を見ない日はありません。
しかし、国を挙げて観光事業に力を入れているベトナムですが業界ではある共通の悩みを持っています。
それは、 リピーターが少ない…。
いろいろと要因はあるでしょうが、私はそれを選択肢の少なさにあると思っています。
ベトナムのガイドブックは得てして、ハノイとホーチミン市の二択を迫っているように感じることが多い。
A~,MOTTAI-NAI-NE!
確かに国際空港のある二都市がとっつきやすいことには違いないですが、それら以外に盛りだくさん。
最近のベトナム観光は、本当にめざましい発展を見せているのですよ。
ネルソン「という訳で今回は、勝手にベトナム観光スポットBEST10を決めてしまいましょう!」
皆さん 「はい!」
今回のランキングは、H.I.S. VIETNAMさんとネルソンの独断と偏見によって決められたものです。
順位をつけるものの、圏外も含めてどれもこれも素晴らしいんだよ!と声高に宣言してきます。
ネルソン「え、10位なんですか?これって南部の目玉商品ですよね?」
福本さん「確かにそうなんですが、20年以上変わらず話題性には乏しいので10位にしました」
ネルソン「なるほど、そういう基準」
福本さん「とは言っても、長年に渡って続くベトナム南部の定番ツアーとしての魅力は十分です」
ネルソン「たとえば?」
福本さん「戦時下で、ベトナム解放戦線が200kmに渡って掘り進めたクチトンネルがあります」
ネルソン「観光用の浅い仕様とはいえ、クチトンネルをくぐる時のあの真っ暗闇は圧巻ですよね」
福本さん「そうなんです」
ネルソン「幻の地下四階があるって聞いたことがありますよ、ほふく前進で進むような、ガチの」
福本さん「えっ、マジですか」
ネルソン「ガイドさんにお金を渡して念を押されて初めて行けるという噂…」
福本さん「旅行会社としてはオススメできないですね…」
ネルソン「ミトーの見どころは?」
福本さん「メコン河周辺で生きる人々の暮らしでしょう、素朴な生活風景が垣間見られるツアーです」
ネルソン「確かに、風景までは、完全な観光スポットになっていない訳ですもんね」
福本さん「その点で、このクチ・ミトーは、暮らしと戦跡の旅と言えるでしょう」
べとまるでも記事にしています。
裸の大将のコスプレをして、H.I.S.さん主催のベトナム・メコン川ツアーに参加してきました
ベトナムでクチトンネルに潜る方法
ネルソン 「フエの建造物群は世界遺産でしょ?」
伊豆川さん「フエの建造物群は世界遺産ですね!」
ネルソン 「9位?」
伊豆川さん「歴史好きの方にはたまらないと思います!寺と墓巡りが一般的な楽しみ方です」
ネルソン 「美女の産地としても有名ですよね」
伊豆川さん「19世紀から20世紀に渡って存在したグエン朝の跡地ですからね」
ネルソン 「皇帝がベトナム全土から美女を集めてその系譜が脈々と…と、聞いたことがあります」
伊豆川さん「都市部ではスッカリ見なくなった白いアオザイを着た学生もここでは見ることが出来ます」
ネルソン 「古都というイメージばかりが先行するけど、取っ掛かりはいろいろあるなぁ」
伊豆川さん「フエ料理も外せません」
ネルソン 「宮廷料理ってことですか?」
伊豆川さん「その解釈は微妙で…当時食べられていた食材はクジャクの肉だったりするので、今だと現実的に難しいんです」
ネルソン 「クジャクの肉…!」
伊豆川さん「なので、フエ料理として知られているものは厳密には宮廷料理風と思ってください」
ネルソン 「それでは何を以って宮廷料理風と?」
伊豆川さん「特徴としては、皇族の食べ物ということもあってきらびやかな見た目に濃いめの味付けです」
ネルソン 「『素朴でヘルシー』という世界的なベトナム料理に対する認識とは真反対ですね」
伊豆川さん「そうですね」
ネルソン 「あ、ベトナムの何処でも見られるブンボーフエ(Bun Bo Hue)もフエ料理?」
伊豆川さん「はい。フエで食べられるフエ料理としては他にも、バイン・ベオ(Banh Beo)やネムルイ(Nemu Lui)など、これは検索するとたくさん出てくるので是非調べてみてください」
ネルソン「ニャチャン!ベトナム最大のビーチリゾート!」
寺内さん「そうです!」
ネルソン「響きがかわいいですよね!ニャチャン!ニャン!チャン!」
寺内さん「…」
ネルソン「…」
寺内さん「…」
ネルソン「でも、他にもビーチのある街はありますよね」
寺内さん「ニャチャンの最大の特徴は、ベトナム唯一といっていいいわゆるビーチリゾート感です」
ネルソン「どういうこと?」
寺内さん「フランス植民地だった頃の保養地としての歴史が長く、アクティビティが充実しています」
ネルソン「アクティビティというと?」
寺内さん「シュノーケリングやカイトサーフィンなど、ある意味ではベトナムだと忘れてしまうほど」
ネルソン「砂浜でボーッとしていると、ノンラー(笠帽子)を被り天秤棒を担いだ売り子が炙ったイカなんかを売ってくるそうですね」
寺内さん「そうですね、それこそがベトナムのビーチリゾート独特の光景だと思います」
ネルソン「こういう場所も知ってもらえれば、ベトナム観光の多様さも伝わりますよね」
寺内さん「お肌の美容にもいい泥温泉もあるんですよ」
ネルソン「泥!ネタにしてみたい欲がそそられますな」
寺内さん「どうぞどうぞ」
ネルソン「ベトナムで唯一雪が降る地域ですね」
福本さん「そうですね、2013年には51年ぶりに積雪したそうです」
ネルソン「サパの魅力は?」
福本さん「一口にベトナム人といっても54の民族で構成され、サパは14もの民族が集中しています」
ネルソン「そんなに集中!」
福本さん「特徴はその少数民族の色鮮やかな衣装、ストラップなどとして購入することも可能です」
ネルソン「私も友人からもらったお土産を携帯につけています、可愛いですよね」
福本さん「秘境感がありつつも観光地として確立されているし、ハードルは低いでしょうね」
ネルソン「行ったことのある友人の話では、小さい子も含めて英語が達者だったそうで」
福本さん「全員ではないでしょうけど、観光絡みの仕事をしている人は猛烈に上手そう」
ネルソン「うん」
福本さん「そして、山岳地帯ということもあり、棚田とトレッキングが有名です」
ネルソン「空気もいくらか薄いだろうし、いい感じのアクティビティになりそう」
福本さん「そして、豚」
ネルソン「豚?」
福本さん「黒豚が有名なんですよ、その肉を使った料理も食べられます」
ネルソン「ベトナムでは鶏肉と豚肉が美味しいことは私にとって定説だけど、黒豚は初耳だなぁ」
ネルソン 「チャンアン…すみません、初耳です」
伊豆川さん「チャンアンではないですが、以前にべとまるでタムコックへ行ってましたよね?」
ネルソン 「はい、陸のハロン湾と呼ばれてる…とても良かったです」
伊豆川さん「立ち位置は同じですが、ベトナムの人達はタムコックよりチャンアンを選びます」
ネルソン 「何…!何故…!」
伊豆川さん「川の透明度も高く、お土産の押し売りが少なく、まったりと時間を過ごせるとか」
ネルソン 「ははーん」
伊豆川さん「ホアルーは、968~980年に栄えた王朝跡です」
ネルソン 「いつもタムコックとのセットツアーですよね」
伊豆川さん「はい。チャンアンももちろんセットで、当時の頃から時が止まったような情景が魅力です」
ネルソン 「皇帝の名前がDinh Tien Haong(ディン・ティエン・ホアン)…市内にある通りですね」
伊豆川さん「そうですね!ベトナムの通り名には、歴史上の偉人などの名前を付けられることが多いので」
ネルソン 「そういった背景や予備知識を持っていくとより楽しめそうだなぁ」
伊豆川さん「実はこのチャンアン、ホアルー、そしてタムコックも含めた地域が、2014年に世界遺産に登録されました」
ネルソン 「え、去年?」
伊豆川さん「去年です!」
ネルソン 「あー、じゃあ、これからめちゃくちゃ有名になっていくだろうなぁ」
ネルソン「実はクチ・ミトーよりもホーチミン市中心部から近いのに、意外に知られていないですよね」
寺内さん「そうなんですよー、ここも十分におもしろいのですが」
ネルソン「まぁ、私も行ったことないんですけど」
寺内さん「ないんですか笑」
ネルソン「見どころはマングローブだけですか?」
寺内さん「いえいえ!一言であらわせば、メコン・ジャングル・アドベンチャー!」
ネルソン「ほう」
寺内さん「猿がいたり、ワニ釣りができたり、コウモリが蠢く森に入ったり、アクティビティ尽くしです」
ネルソン「ほうほう」
寺内さん「ほとんどのツアーだと到着するまでの移動時間は寝るしかないという感じなのですが…」
ネルソン「旅行前にあまり考えないけど、まーそうですよね」
寺内さん「このツアーは途中でフェリーに乗って河を渡ったりと移動も含めてアクティビティです」
ネルソン「せわしなさがいいな」
寺内さん「また、途中でカニ釣りを楽しめるんですが…フグが釣れるんです!」
ネルソン「は?何言ってんの?」
寺内さん「いや、釣れるんですよ!というより釣れたんですよ!確かにあれはフグでした」
ネルソン「まー、真実は現地で確かめてもらいましょう…」
4位 フーコック島・コンダオ島。まだまだ手付かず、ベトナム最後の楽園。
ネルソン「最近、この2つの島の名前は、よくインターネットでも目にする気がします」
福本さん「もともとポテンシャルは高かったのですが、ここで一気に認知されてきた感があります」
ネルソン「位置は全く違うでしょ?」
福本さん「そうですね。ただ、リゾートアイランドと元監獄島という点で、観光地としては同じ立ち位置と言えます」
ネルソン「コンダオ島には行ったことがあります、空気の清々しさと美しいサンセットと素朴な住民…全てよかった」
福本さん「コンダオ島はフーコック島に比べても小さくて穴場ですよね。今観光開発中なので早い内に行くべきです」
ネルソン「そして、恥ずかしながら、フーコック島へは行ったことがないんです」
福本さん「フーコック島もいいですよ!規模が大きい分、ホテルやレストランなどの設備が豊富です」
ネルソン「言われてみれば、コンダオ島はあまり無かったなー。まぁ、それが良いところなんだけど」
福本さん「あとは島の特色として、黒胡椒やヌックマム(魚醤)の生産地としても知られていますね」
ネルソン「見学は出来るんですか?」
福本さん「どちらも出来ます!黒胡椒はヨーロッパへも輸出されていて、ヌックマムは高級品です」
ネルソン「コンダオ島はビーチでのんびりするもよし、フーコック島では工場見学もいいですね」
福本さん「はい。監獄跡も観光地として開放されているので、ベトナムの歴史を知る上でも必見です」
べとまるでも記事にしています。
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ネルソン 「ベトナムで最も観光客数の多い観光スポットでしたっけ?」
伊豆川さん「そうですね!何せチャンアンやタムコックが『陸のハロン湾』ですから、それほど認知されています」
ネルソン 「フエ同様、ハロン湾の3000に及ぶ巨岩・奇岩群は世界遺産にも登録されてますね」
伊豆川さん「はい。見た目は中国の桂林とよく似ており巨岩奇岩は圧倒的、伝承では龍の親子が吐いた宝石とも」
ネルソン 「私も行ったことがありますが、水墨画のような情景でした」
伊豆川さん「地域の気候的に晴れることが少ないので、霧がかっている日が多くそのように見えますね」
ネルソン 「晴れる日はあるんですか?」
伊豆川さん「夏であれば。青空に当たればかなり幸運と言えますが、霧は霧で趣はありますよ」
ネルソン 「途中で小舟に乗って水上生活を送っている集落を見学しましたが、現地に住んでいるらしきおばちゃんがライフジャケットを配ってる光景はおもしろかったです笑」
伊豆川さん「まぁ…。それでは洞窟も見学されましたよね?」
ネルソン 「はい。色とりどりのライトが当たっていて、かなりエンターテイメント性たっぷりでしたね」
伊豆川さん「ハノイ中心地から片道4時間と、決して近くはないのですが、その壮大さは必見です!」
ネルソン 「宿泊込みのコースもあるんでしょ?」
伊豆川さん「あります、そのコースでないと見られない鍾乳洞もありますが…日本人の方は日帰りがほとんどです」
ネルソン 「多くのスポットを巡ってなんぼ、という感じだからなぁ。休暇の捉え方次第ですよね」
伊豆川さん「そうですね。でも泊まったら泊まったで魅力がありますよ!」
べとまるでも記事にしています。
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ネルソン「出るだろうな、とは思ってたー」
寺内さん「ホイアンはベトナム中部で192~1832年に掛けて栄えた、チャンパ王国時代から続く古い港町なんです」
ネルソン「え、チャンパ王国、実はめっちゃ長い!」
寺内さん「16世紀末以降にはフエに興った王朝の国際貿易港として栄え、一時は江戸幕府とも取引がありました」
ネルソン「最盛期には1000人もの日本人が住んでいたという」
寺内さん「はい。そのようなあらゆる国の文化交流があったという歴史的背景から、他の地域とは一線を画する独特な町並みが残っているんです」
ネルソン「ホイアンの古い町並み…世界遺産に登録されていますね」
寺内さん「はい!300年以上続く建造物も多く、その中には日本人によってつくられたと言われる『来遠橋』もあります」
ネルソン「2万ドン紙幣の絵柄がこれですね」
寺内さん「そうです。来遠橋に至っては1593年につくられたと言われています」
ネルソン「あとはランタンの町として有名」
寺内さん「そう、夕暮れ時から道端には色とりどりのランタンが売り飾られ、特にアンホイ橋(Cau An Hoi)周辺の景色は絶景の一言です」
ネルソン「年中見られるの?」
寺内さん「確かに年中見られますが、旧暦の毎月14日にはランタンフェスティバルが催されます!」
ネルソン「ランタンフェスティバル!」
寺内さん「街中の照明が落とされ、ランタンの灯りが際立つ夜があるんです。イメージは日本の縁日が近いですね」
ネルソン「いいな…あ、ホイアン料理もいいよね。チリソースが、辛すぎない豆板醤という感じですごい美味しかった」
寺内さん「いくつか有名なチリソースがありますよね、ひとつ2万ドン(100円程度)くらいなので揃えても楽しそうです」
ネルソン「ほかにも料理は?」
寺内さん「そのチリソースに合うものが多く、三重県の伊勢うどんにルーツがあると言われるカオラウ(Cao Lau)や、透き通るワンタンのホワイトローズ、カリカリッとしたワンタンにエビのすり身が入った揚げワンタン、炊いた鶏肉を乗せたご飯のコムガー(Com Ga)、そして中部地方全体で多く見られるミークアン(Mi Quang)などがあります」
ネルソン「また、行きたく、というか食べたくなってきた…」
べとまるでも記事にしています。
【古都・ホイアン】世界遺産の街「ホイアン」について紹介しちゃおう、そうしよう。
【古都・ホイアン】自然と共存するホイアン人について紹介しちゃおう、そうしよう。
補足情報:2015年は、1月4日(日)、2月2日(月)、3月4日(水)、4月2日(木)、5月2日(土)、6月29日(月)、7月29日(水)、8月27日(木)、9月26日(土)、10月26日(月)、11月25日(水)、12月24日(木)。ただし、現地の事情により開催日が変更される場合もあるため、H.I.S.さんに問い合わせるなど事前にお調べください。
ネルソン「在住者でね、ダナンが期待値以下だった人って聞いたことがないんですよ」
福本さん「それは私もそうです」
ネルソン「最近は、何かの観光ランキングでも一位になったんですっけ?」
福本さん「観光向けウェブサイト・トリップアドバイザーの『人気急上昇中の観光都市』で一位に!」
ネルソン「ベトナムってどの観光地でも、食と文化は充実しているじゃないですか」
福本さん「はい」
ネルソン「それはダナンも同じで、私個人的に、最も美味しいベトナム料理店ってバインセオバーユン(Banh Xeo Ba Duong)だと思っているんですよ」
福本さん「バインセオバーユン?」
ネルソン「路地裏の突き当たりにあります、行ってみてください」
福本さん「情報少ない笑」
ネルソン「ミークアン(Mi Quang)やバインカン(Banh Canh)などもよし」
福本さん「海沿いにあるので海鮮料理も美味しいですよね」
ネルソン「そして文化。こちらも、リンウン(Linh Ung)寺と五行山があるし、北にはフエがあり南にはホイアンがある」
福本さん「3日間だと少し難しいけど、せめて5日間でもあれば中部は本当に観光に恵まれた地域です」
ネルソン「そして決定打があの夜景。夜風を受け、色とりどりのネオンに飾られた5つの橋を見ながらハン(Han)川に沿って歩く。これが本当に最高」
福本さん「ダナンは新興都市だからこそ、デザインを踏まえながら都市開発を行う余地があるんですよね」
ネルソン「近代的な高層ビルもひっくるめてダナンの景観という印象です」
福本さん「川と道路の間の幅が、大きく取られているでしょう」
ネルソン「夜だとよく地域住民の人達がバドミントンをしていたりしますよね」
福本さん「これもダナンの特徴です」
ネルソン「あの雰囲気が本当に好きなんですよ。外国人御用達っぽいカフェバーもあって、みんな幸せそうじゃないですか」
福本さん「ビーチも忘れちゃいけませんよ」
ネルソン「あぁ、そうだった。普通に泳げるビーチリゾートですもんね」
福本さん「そのビーチに沿ってホイアンへ向かう景色は、バイク乗り必見です」
ネルソン「しかし、ダナン最大の目玉は、毎週土日の夜9時のドラゴンブリッジ」
福本さん「あれは…笑」
ネルソン「気になる人は是非、その目で確かめてみてほしいと思います」
べとまるでも記事にしています
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ベトナムの全国民が注目!?ベトナム中部の都市・ダナンのブリッジ戦争
*
と、いかがでしたでしょうか。
思ったよりも長丁場になりましたが、ベトナム旅行を計画している方にきっと役立つ情報だと思います。
ランキングである以上、順位をつけてみたものの、甲乙つけ難いとはこのことです。
歴史、文化、自然…それぞれが全く違った方向に魅力を持つベトナムの観光スポット。
いくつかは私もまだ行ったことがないので、必ずやコンプリートしたいと思っています。
最後にランキング圏外ではありましたが、これもなかなか!というスポットを紹介しておきます。
11位 ダラット 「避暑地」「ワインが有名」「気候が良く、たくさんの種類の花が咲く」
12位 スイティエンパーク 「日本のTVでも紹介された」「シュールなテーマパーク」「ホーチミン中心部から車で約40分」
べとまるでも書いています。
狂ったディズニーランド・スイティエンパークの園内にあるオブジェが完全にカオス
狂ったディズニーランド・スイティエンパークのアトラクションが完全にカオス
狂ったディズニーランド・スイティエンパークのプールが完全にカオス
13位 ファンティエット 「小さなビーチだが、観光スポットが豊富」「ホーチミンから1泊2日で気軽に行けるビーチリゾート」「ホーチミン市から車で6時間」
14位 ホーチミン市 「ベトナム最大の商業都市」「常夏」「プチパリと称されるフランス統治時代の面影と高層ビルなど発達した町並みが混在する活気的な街」
15位 ハノイ 「ベトナム首都」「政治・文化の街」「市内に点在する湖」「世界遺産ハロン湾、バッチャン村など日帰りで行ける観光地も豊富」
終わって見返してみれば、冒頭で名前を出しているハノイとホーチミン市が14位と15位。
これは「我々自身が住んでいるから慣れちゃった?」と思いつつも、他の都市のポテンシャルがあまりに知られていないという思いはあります。
是非、ここで「行ってみたいなぁ」と思う場所があれば、その目でお確かめください。