中部は台風がしばしば通過する位置にあり、ホイアンは地形もあって毎年必ず洪水が起こるそうです。初見の人間にとってその光景は驚きですが、ホイアンでは何百年もの間、その洪水と付き合っているのですね。
ライター:がんでぃー 公開日:2013/12/23
中部は台風がしばしば通過する位置にあり、ホイアンは地形もあって毎年必ず洪水が起こるそうです。初見の人間にとってその光景は驚きですが、ホイアンでは何百年もの間、その洪水と付き合っているのですね。
ライター:がんでぃー 公開日:2013/12/23
あれは、そう。日本からホイアンに戻ったばかりでコムガー(鶏飯)をかき込んでいる夜のことでした…。
大雨 「ザーーーー」
わたし 「…こっ、これは!!!」
トゥボン川「もういっぱいじゃああああああああああああ」
わたし 「うほおおおおおおお!!!」
***
ということで2回目の今日、ご紹介させていただくのは自然と共存して生きるホイアンの人々。
書き手はお馴染み(になりたい)がんでぃーです。
さて、9~11月にかけて降る大雨。半端じゃない大雨。
その大雨たちが溜まりに溜まって、加えて上流にあるダムの放出によってトゥボン川が溢れ出してしまうのがこの季節。すごい時には建物の1階部分が浸水してしまうほど大きな洪水がこの街にはやってきます。
今 年は11月16日に洪水がやってきました。2年前に起きたものよりも大きなものだったとかそうでないとか。洪水後、お店の中を確認すると、床上 1m50cmくらいまで泥水の形跡が残っていました。(あ、でも、店内で既に道路から50cmほど高くなっているので合計すると2m…?)
こちら11月15日の夜。夜にかけてものすごい豪雨。降り止まない、雨。
ちなみに店の商品は全て2階に上げており、この状態で私たちは帰宅。
そして翌朝私が目にしたものは、はい…。
どーん。
わ、わたしのお店も埋まっている…!(一番手前がお店です)
唖然としました。
すごいんです、話には聞いていたけれども本当にすごい。一面茶色の世界。
そして何が一番すごいって、こんな状態でもいつも通りに生活するホイアンの人々!!
そんな人々を見ることができるものが、ボートツアー。
ここぞとばかりに現地の人々が「ボート!ボート!」と声を掛けてきます。
声を掛けられたら乗らないわけにはいかない!でしょう!?
ということでボートツアーのはじまりはじまり。
既に水が引き始めていたものの、トゥボン川との境界線がなくなっていたり、
市場の前もこんな状態で。
そんな中でも笑顔のおばちゃん、ボートに乗る私に手を振ってくれました。
更には、洪水を気にすることなくゲームを続ける強者キッズも。
市場が使えなくなった代わりに道路で商売を続けるおばちゃんたち。
自然とうまく付き合っているホイアン人、いいね!!!
再び洪水が引き起こす事態に驚かされたのは、その2日後のこと。
ようやく水が引いたと思ったら…
突如として現れるこの惨状ですよ。
しかしこの風景を見て、「げええええええええ」と言ったのは私だけ。
というより、「げえええええええええ」と言った私を近隣のベトナム人に笑われたのでした。
ホイアンの人たちは、慣れた手つきでせっせと泥を掻き出し、水で洗い流し、磨き上げる。
一方、私は初めての洪水で、掃除のタイミングも分からずあたふたわちゃわちゃ(ただの足手まとい)。
しかし在住日本人のみなさまのご協力のおかげもあり、無事に掃除を終えることができました。
めでたしめでたし。
じゃ、なーくーて!!!
ちんたらぐーたら述べてまいりました洪水でございますが、百聞は一見にしかず!!
こちらをご覧いただきましょう!
ホイアン在住、Dep chai(いけめん)監督じーこさんによるホイアン紹介VTR。「ホイアンええやん~洪水だけれども~」。
まさに自然と共存して生きるホイアンの人々がおさめられているこのVTR。
さーてさてさて、洪水を新しい形で表現された監督をご紹介させていただきましょうかね。
この映像を作ったのは~~~~~
ホイアンで日本語教師をしながら~~~~~
映像制作もしている納豆顔のじーこさん!!!!!
彼は一体何者なのか…!?
***
次回は、Who is じーこさん!?納豆顔を徹底解剖!
ヘンガップライ~!(またね~!)