フエがベトナムの京都なら、それより古いホアルーは平城京があった奈良でしょうか(フエとホアルーの遷都は800年ほど開きがあるけど)。タムコックやチャンアンのついでの印象が強いですが、勉強して行くとおもしろい。
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2014/05/23
フエがベトナムの京都なら、それより古いホアルーは平城京があった奈良でしょうか(フエとホアルーの遷都は800年ほど開きがあるけど)。タムコックやチャンアンのついでの印象が強いですが、勉強して行くとおもしろい。
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2014/05/23
都っていいですよね!
クリスタルキング作曲による「大都会」、これは東京ではなく佐世保市を歌った歌だそうです本当です。
ハノイの朝、7時。
サイゴンと違ってこちらは朝が早く、既に車通りは激しい。
????「おはようございます」
ネルソン「あっ、どうもー」
ハロン湾の現地ガイド、チョンさんと合流。
そう、今回はハロン湾に続いてタムコックツアー。
ホアルー&タムコック・ツアー | ハノイのツアー | ベトナム旅行のTNK&APTトラベルJAPAN
前回のハロン湾レポートはこちら。
ドラゴンボールの聖地?海の桂林こと、ベトナムのハロン湾ツアーへ行って来た。
照明テッカテカー!な鍾乳洞、ベトナムのハロン湾ツアーへ行って来た。
本来であれば8時に指定の場所でピックアップしてもらうのですが、「朝早くてもいいなら私が通勤途中で拾います」ということで迎えに来てもらったのです。
そしてそのままチョンさん行きつけの路上麺屋へ(ブンです)。
見ての通り資材屋の建物の真正面で営業しており、朝のみの開店だそう。
チョンさん「どうぞ食べてください」
ネルソン 「はい!いただきますー…ズルッ、ズズズ!」
ネルソン 「ぅまぁー!!」
冗談じゃない、ちょっとコレ、ウマすぎる。
タケノコってダシ出るんだ?っていうくらい全体に染みわたる旨味。
そしてゴロゴロと入ったキクラゲ入りの肉団子、これで20,000ドン(100円程度)です。
ネルソン 「チョンさん…ここ、実は有名店?」
チョンさん「いや?普通のお店です」
マジかよ…ハノイ、マジかよ。
実はこの文章を書いている今も思い出しヨダレがジョージョーです。
次にハノイへ行く時にはきっとこのお店に再び寄ると思います。
薄々感じていたけど、ハノイに胃袋を掴まれちゃったね。
そんな名店の近くにAPTトラベルのオフィスはあります。
ホワイトボードに描かれた手書き価格表です。
この周辺は旧市街、歴史の長そうな趣のある建物もあります。
すぐ近くにはXoi(おこわ)もありました、きっとこれも美味いんだろな。
チョンさん「ネルソンさん!バス来ました」
ネルソン 「はいはい!」
前述した通り今回の目的地はタムコック(tam coc)、陸のハロン湾と呼ばれる景勝地です。
その途中で、ホアルー(Hoa Lu)と呼ばれる1000年前に勢力のあった王朝の首都にも寄ります。
出発から2時間、昨日のハロン湾と比べるとあっけなくホアルーに到着。
ヤギ料理が有名らしく看板が立っています。
ベトナムのお店の一部では、何かとオーナーが顔を出したがる。
あちらのご婦人は、ノンラー(笠帽子)を被った現地住人かしら?
と思いきやめちゃくちゃ立派なカメラを持っています。
撮影してお金を請求されるアレかもしれない、近寄らないでおこう。
なお、タムコックへはまだ距離がありますが、ここでもなかなか美しい風景を望めます。
という訳でいざ本丸へ!行くぞー!
と思ったら着させられている感満載の水牛がいました。
一緒に写真を撮りましょうという雰囲気なので撮ることにする。
何故こんな表情かというと、動物にガン垂れると面白いと思ったから(言っちゃった)。
水牛 「小賢しいわ!(フシュッ)」
ネルソン「くっせ!」
さきほどの門は新しく造り直したものだけど、これは当時の物らしい。
ということは1000年以上ここに…ゴクリ。
なお、ベトナムは過去1000年間に渡って中国からの支配を(断続的に)受けておりました。
その結果として漢字文化が残っており、古い建造物にはその名残りが見受けられます。
余談ですが、昨今の領土問題に端を発する反中意識も、こうした過去の歴史の中で積み重ねられた思いが根底にあるのだと思います。
世界には、無傷な国などほとんど無いのですきっと。
門をくぐれば、
そこは、
価値ある史跡の、
テーマパーク状態です。
なんかコレ、
絶食五日目の狛犬…って感じだな。
奥に進むと…こちら!
当時の皇帝の像を見ることが出来ます(柵があって3mは離れてる)。
皇帝、撫で肩だなぁ(失礼)。
ベトナムはかつていくつもの王朝があったんだぜ!ということを力説するチョンさん。
当たり前といえば当たり前なのですが、ベトナムも1000年前は今の国土とは違っていたのですね。
というよりは、1000年前はベトナムという国は存在しなかったというべきか。
あくまでルーツになる国が複数あったという表現が正しいかも。
寺院の間を移動していると、地元の子供たちが自転車で駆け抜けていきました。
ここは観光地でありつつも、シッカリと生活の息吹を感じます。いいですねーこういう風景。
さて、お次はタムコックだ!という時だったー。
し…!
死んでる!!
もちろん死んではおらず、写真を使いたかっただけです。すみません。
道中、たまたまカメラに収まった同じ歩調で進む三人連れ。
すげぇ…まるでこのあと歌って踊りだしそうなミュージカル感や!
それから30分ほどバス移動して…メシ!
…バイキングって自分のキャパシティを無視しがちだよね!
さて、たらふく食べたらいよいよ次はツアーのメインことタムコックです。
ちなみにレストランに隣接していたお店。
ハンバーガーにピザ…ここまで来て、そんなんつくらんでも。