コンダオ島の街中は、その気になれば歩いて回れます。バイクも一分に一台通れば多い方だったんじゃないかな。今度、一人で行ってみようかと思います。いや、やっぱり二日目に寂しすぎて死にそうになるからやめよう。
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2013/10/02
コンダオ島の街中は、その気になれば歩いて回れます。バイクも一分に一台通れば多い方だったんじゃないかな。今度、一人で行ってみようかと思います。いや、やっぱり二日目に寂しすぎて死にそうになるからやめよう。
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2013/10/02
お散歩っていいですよね!
私ネルソンは二ヶ月ほど前から毎朝一時間散歩していて、なんとそれで10kgも体重が落ちてえらいスリムになり誰にあっても「痩せたね~!」と言われるそうですうざいですかそうですかいいじゃないだってぼくのサイトだし。
コンダオシリーーーーーーーーーーズ!第五弾!!
長々とお付き合いいただき有難うございました、これで遂に最終回です。
砂浜でだらしない身体を見せつけたり、海中の世界に人生観を変えられたり、監獄巡りでダウンな気持ちになり世界平和を願ったり、Vo Thị Sauのお墓参りでお金を願ったり、色々とやってきましたが、最後は街歩きということでコンダオ島の普段の風景をご紹介して本シリーズを締めたいと思います。
と思ったら!
なんか写真が80枚以上になっちゃったので!
2つに分けてお送りすることに決めました前編を書き上げた今この瞬間(すみません!)!
目次
朝、昼、夜と、その場所の顔は変わるものです。
折角なので、朝の顔のコンダオ島を歩いてみました。
朝といってもこの時もう8時。朝は朝だけど、散歩するにはほんのちょっとだけ遅め。
海にはいくつかの漁船が出ている様子でした。
街の中心に位置する時計台です。
夜になると道頓堀かと突っ込みたくなるほどのネオンを、柱の中心を通る白い筋から放っていました。
早速気付いた点が、子どもたちが外に出て遊んでいる風景をよく見る。
コ ンダオ島は田舎といえば田舎ですが、軍・政府関係者が7割を占めるためか特に高齢者ばかりということはなく、街の至るところで子どもたちを見掛けます。そ もそもベトナムの平均年齢が29歳だったと思うので、何処の田舎でも似たようなものなのかもしれません(今更だけど今の私の年齢と同じなんですね)。
病院隣の敷地では中高生くらいの男の子たちがバレーの試合をしていました。
ここに限らず、コンダオ島のあちこちでバレーネットを見掛けます。
ホーチミン市では、バドミントンはともかくバレーのネットは一度も見たことがありません。これも島独自の文化といえば文化か、面白いなぁ。
お、地べたに座って何してんのー??
近づくと急に肩を組んでピースサインしてくれました。
いや、写真慣れしすぎやろ。
今は自分以外の観光客をほとんど見掛けないけど、シーズンによっては賑わってるのかな。
ネルソン「何してたん?」
子供たち「これやで。」
こ…これは……!!
SE…SEGA KING……!!?
もう、なんでも来いやな。
コンダオ島の暗い歴史を今に伝える監獄ですが、街中にもあるようです。
んー?
何か…ほのかに生活臭が……?
な!
何ィ!!
住んでます、明らかに人が住んでいます。
うーん、この逞しさ。ベトナム人が戦争に勝ってきた理由がなんとなく分かった気がする。
そして関係無いけど、ゴミ詰め過ぎ。
たくさんのバイクが駐輪されている光景、都市部でもよく見ると思いますが違和感がありませんか?
そう、見張り番がいないのです。
コンダオ島ではバイクを盗まれる心配がほぼありません。
心配が無いというより、定期便も限られているし、盗んだところですぐバレるのです。
したがって、都市部の駐輪には欠かせない見張り番というものが存在しませんし引換券もありません。もう随分と昔のことのようですが、あのような苦々しい思いをすることもないのです。
ちなみに何故か、バイクの3割くらいがYAMAHAのNUOVOです。
同じくNUOVO乗りの自分としては妙な安心感に包まれていました。
前回の記事でちょろっと触れたのですが、ベトナムでは主要な通り名に歴史上の人物の名前を付ける習慣があり、この島はバイクで10分と掛からず市街地を一周出来る広さのため、偉人巡りが出来てしまいます。
Nguyễn Thị Minh Khai。
Vo Thị Sau。
Nguyễn Huệ。
どれもホーチミン市内を走る通りですから(ハノイやダナンにもあるよね?)、不思議な感覚です。
一応信号はありますが、点灯していません。
車が通ることはあまりなく、バイクはお互いの間合いをはかりながら走ります。
街中でもちょっとした茂みには必ずと言っていいほど水牛が。
ただこっちを眺めてくるだけで、全く害はありません。
DO…!
DOLCE & GABBANA…!?
嘘でしょ、絶対嘘でしょうよ。
※あとで確認しましたが普通にローカルな服を売っていました。
コンダオ市場へ。
と、その前に、足元にずらっと並ぶこれは何?
何かの種を干しているようですが、いくらなんでも敷き詰め過ぎ。
この時はもう9時、朝市には遅いのですがちょっと回ってみました。
野菜、果物。
魚。
子供と比べても相当大きいですね。
エビやイカ。
ドジョウ?…中身はともかく、扇風機のカバーをフタにしてますね。
肉。
肉?
肉(の未来予想図)。
海産物と血肉の臭気が込み上げます、東南アジアの市場へ行かれたことがある方なら分かるでしょう。ただ、これって、何処の国でも何処の都市でも食べられるものなのよね(宗教的な禁止項目は置いといて)。
匂いから離れた場所に住んでいるか、そうでないかという違いだけ。
好まないけど、現代人として知っておいてもいい匂いだとは思う。
一応観光地ですから、お土産屋さんもあります。
あら、可愛いじゃないの。
色付きの砂が詰められた瓶アートです。
腐葉土のちょっと前、という感じですが、おそらくお酒に入れるんじゃないかと思います。
以前にバンメトートへ行った時にも、このようなものを見掛けました。
間違ってたら誰か指摘してね!
売店の娘さんとその妹さん。
妹さんの顔が、うちの猫(TiTi)に似ている。
お土産屋を経営しているご家族の写真を撮らせていただきました。
***
次回はいよいよ本当に最後!街歩きの後編っていうかほぼツーリングです。