さよならザック!中古バイクを引き渡す - べとまる

さよならザック!中古バイクを引き渡す

バイクっていいですよね!
世界で初めてバイクが作られた年は1824年、イギリスでのこと。
当初は四輪で、そこからバイクとは別に派生したものがバギーなんだそうです嘘です。

 

あのザックが帰国します。

ザック、という男を皆さんは覚えていますか?

 

私とシェアハウスをしている同居人・小原さんの会社、「ハバタク」にインターンとしてベトナムへ来ていた学生で、べとまるを始めた当初はしばしば彼に登場して貰うこともありました。

 

ちなみにザックが登場する記事のラインナップ。

 

ベトナムでちゃんとした美容院へ行く方法
ベトナムでクチトンネルに潜る方法
ベトナムでヤギのおっぱい焼肉を食べる方法
ベトナムでベンタイン市場を遊ぶ方法
ベトナムでダチョウに乗る方法

 

いやーこんなに登場してたんですね、全体数の1/4も貢献して貰いました。

 

実はこのザック、もうベトナムにはいません。
就職活動のために既に日本へ帰ってしまっています。
ちなみに、ザックを知らない友人全員が勘違いしていましたが彼はベトナム人ではありません。

 

横浜生まれ横浜育ちの日本人です(曖昧)。

 

ザックというニックネームと表情を表に出さないミステリアスっぷりからそう思われたのかも知れません。
書き手として誤解を招いてしまったことに、全く反省していません。面白いし。

 

で、今回は、そんなザックが4ヶ月に渡って使っていたバイクを引き渡すお話。
その相手はというと、ベンタイン市場ダチョウの記事でも活躍したももたんです。

 

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で、いきなりなんだこのお通夜みたいな雰囲気は。
二人とも、親友の形見のバイクかっていうくらい沈痛な面持ちです。

 

ネルソン「こっち向いてー。」

 

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なにこれなんか怖い。

 

ネルソン「なんか自然に話してる風な感じでさ…あ、ろくろ回してやろくろ。」

 

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どう頑張っても自然な絵が撮れません。

 

ネルソン「そ、そのままこっち向いてー。」

 

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…もう、いいや。

 

そんなやらせ感満載(というかやらせの)の写真が撮れたところで、ザックには共にホーチミンの街を駆けまわった愛車との別れを惜しんで貰います。

 

ネルソン「ザック、やっぱり寂しい?」

 

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ザック 「そうですね…」

 

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ザック 「四ヶ月乗っていたんで、」

 

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ザック 「やっぱり寂しいと言えば、」

 

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ザック 「嘘になります。」
ネルソン「嘘かよ。」

 

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ネルソン「なんか、このバイクとの思い出を話してよ。」

 

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ザック 「そうですね…」

 

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ザック 「バイクに乗った初日、」

 

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ザック 「小原さんから、」

 

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ザック 「車庫入れの時は、」

 

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ザック 「乗らない状態でアクセルを踏むなと、」

 

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ザック 「散々注意されていたにも関わらず、」

 

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ザック 「案の定乗らずにアクセルを踏んでしまい、」

 

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ザック 「家に突っ込んでしまいました。」
ネルソン「溜め過ぎだよ。」

 

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ネルソン「他に何か無いの?」
ザック 「そうですね…」

 

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ザック 「…」

 

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ザック 「…」

 

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ザック 「…」

 

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ザック 「…」

 

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ザック 「臭かったですね。」
ネルソン「それ今やろ。」

 

そんな訳で愛車・ゴールドサイレント号(仮名)をももたんに引き渡します。

 

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ももたん「あ、ありがとうございます~。」

 

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ももたん「ん?」

 

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ももたん「あれ!?」

 

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ももたん「ザック~これ欠陥だよ!右にハンドル曲げないとエンジン掛からないよ!」
ザック 「えっ…僕が乗っていた時はそんなこと無かったんですけど…」

 

ももたん「これじゃ永遠に右にしか曲がれないよ!」

 

まさかのエマージェンシー。

 

ザック、うっかり壊れたバイクを売り渡すところでした。

 

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このままじゃにっちもさっちもいかないということで、修理へ。

 

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ベトナムはバイク社会ですから、街の至るところに修理屋があります。

 

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あ!こら!邪魔しないでください!!

 

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到着すると西洋人?のお兄ちゃんが値段交渉している模様で、修理屋のおっちゃんがなかなか僕らのバイクを見てくれません。

 

どうでもいいんだけど、

 

いい顔してますね、彼。
ものすごく生徒会長を目指してそうです、妄想です。

 

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とりあえず話はまとまった様です。
なんかものすごい怒られている様だけど。

 

お兄ちゃんのヒートアップっぷりに、もしかしてここはぼったくりなのでは…という不安が脳裏をよぎる。

 

そして僕らの番が回ってきました。
見たところそう大した故障でも無い様です…が、ここからが問題。

 

ベトナムに限らないとは思いますが、前述の通り外国人という人種は往々にしてぼったくられます。

 

タイヤのチューブ交換ひとつとっても、近場で7万ドンがよそでは30万ドンだったりしたことがありましたから、自分のお財布を守るためにも料金を支払う前にきちんと事前交渉しておくことは基本中の基本。

 

だからといってさっきのお兄ちゃんの様に熱くなってはいけません。
ベトナムでは、ただでさえ外国人の立場が弱いのですから…。

 

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て、めっちゃヒートアップしてるうううぅぅぅぅ!!!

 

これはさっきのお兄ちゃん以上じゃないのか。

それにしてもこの表情と仕草、ふとブレードランナーの「ふたつで十分ですよ」を思い出す。
まぁ出してる指は一本だけど。

 

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ベトナム人スタッフの方に電話して代わりに話して貰いましたが、「中身を開いてみないことにはいくらになるか何とも言えない」という回答が返ってきました。

正論といえば正論ですけど、上限くらいは言ってくれ。

 

そして不安を抱えたまま2時間が過ぎー、

 

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結局、10万ドン(380円)で修理完了!
カバーを外して配線をいじるところまでやって貰ったので、 相変わらず相当安いね。

 

ももたん大喜びです。

 

これくらいならいいよ、とザックの財布も守られました。
ホーチミンにお住まいの皆さん、ハイバーチュンとレタントンの北東角にある修理屋は安心料金ですよ!

無事にバイクも引き渡せたということで、私からベトナムのバイク乗りには欠かせない2アイテムをプレゼント。

 

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排気ガスから肺を守るマスク!

 

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急なスコールにも慌てないレインコート!

 

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これらをまとってももたんとはお別れです。

 

この日は雨粒ひとつ振らない快晴日だったにも関わらず、「いいよー」とレインコートを着てくれるももたんは本当に良い人です。

 

ちなみに、「完全防備やなぁ」と思うことなかれ。
スコール時は本当にこれがベトナミーズ・バイク・スタイル。

 

カンカン照りならカンカン照りで、女の子たちは日焼け対策でパーカーのフードをすっぽり被っているので、たとえ平常時でも見た目的にはこのももたんと大した違いは無いのかも知れません。

 

ネルソン「ほな今日はありがと~」
ももたん「はーい。」

 

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ボカーーーーーン!!

 

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…と、爆発してオチをつけて欲しいところですが現実はほとんどが日常です。

 

今回はこれにておしまい。

 

 

 

 

 

 

あ、ザック、就活終わらせて迅速に戻って来てね。

ついでに言っておくと、例によってザックのセリフはアテレコです。

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