ベトナム屈指のシーリゾート・ニャチャンへ!数多もの外国人観光客が押し寄せる中、定番観光スポットのホンチョン岬に寄ってきました(なぜかって?宿から歩いて行けたから)。いやしかしこれ、カントリーマアムじゃん!それ以外の感想はとくにないです。
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2019/05/06
ベトナム屈指のシーリゾート・ニャチャンへ!数多もの外国人観光客が押し寄せる中、定番観光スポットのホンチョン岬に寄ってきました(なぜかって?宿から歩いて行けたから)。いやしかしこれ、カントリーマアムじゃん!それ以外の感想はとくにないです。
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2019/05/06
岩っていいですよね!
岩塩は塩の塊なのではなく、厳密には食塩とは種類が違って「しょっぱい岩」なのだそうです嘘です。
目次
前回からずいぶんと時間が経ちましたが、ニャチャンのお話。ベトナムでは国内屈指のビーチリゾートとして知られていますが、よほどの海好きでもない限り、一度目のベトナム観光で行ってくるって話は聞きません。その点でむしろ海嫌い…なんてこともないが、浮かれた気配のするところと極力距離を置いてきた俗称「陰キャ」の私に至っては、6年のベトナム生活で一度も立ち寄ることはありませんでした。
んで!タイに移ってから「主要な観光地くらいぜんぶ回っとかなきゃな」と思ってはじめて来た訳ですが(ややこしいのですがベトナムに6年→タイに7ヶ月→その間にニャチャン滞在して→日本に一時帰国したタイミングでこれを書いてます。一週間後はベトナムだけど…やはりややこい)、どうも「ホンチョン(Hon Chong)岬」という場所がえらく有名みたいです。しかも、滞在先の宿から目と鼻の先。
これはそんな宿から撮った写真ですが、中央に見えている岬がそこ。近いですね。この宿もかなりよかったので、それは次回話すとして、今回はそんなホンチョン岬について紹介します。ちなみに下心バレバレだと思うのでこちらから言いますが、いい写真が撮れたので見てほしいがためにわざわざ出しました。こちらからって、そちらから言われることはないんですけどね。Twitterとかならともかく。
宿のそばと書いたように、ホテルなどが集まっているエリアから徒歩圏内にホンチョン岬はあります。
とは言っても街の中心地という訳ではなく、そこからカイ(Cai)川という川を挟んで北。タクシーなりGrabなり使えばビューン!ですけどね。一瞬ですよ。一瞬は嘘ですよ。それにしても、はじめての旅先で郊外に宿を取るってドキハラするけど、その分ゆったりできますわ。ドキハラはドキドキハラハラの略です、ドキュメントハラスメントの略ではありません。何言ってんだおまえ。
岬につづく入り口、漢字併記に中国人観光市場に思いを馳せる。分かりやすいよありがとう浜村淳です。
余談ですが、「マイナーな観光地でも団体の中国人観光客がいると妙に安心する」と最近どこかのだれかが言ってた。それ、よく分かる。とくにアジア圏を出るとだろう。アジア人的に楽しめるんだな、とか、そこは異文化の団体観光客に慣れてるんだな、とか、そういうところで安心するのだと思う。
それはそうと、海人(うみんちゅ)がいましたよ。
真ん中です、見えます?沖縄の人どころじゃない。完全に海に棲まう者ですよ。なんだあれ?ちなみに「海人=沖縄の人」って我ながらとんでもないひっくるめっぷりですが、私は私で両親ともに実家から徒歩圏内に海があるので、そんじょそこらの人よりも海人寄りです。何言ってんだおまえ(二回目)。
拡大するとどうやら定置網に沿って歩いているみたい、浅瀬がすごーい!
いや、一見すると優雅に見える白鳥も水中ではバタバタと足を泳がせているというし、もしかしたらあの海人も同じような仕組みで歩いているように見えるだけなのかもしれない。でも、まるで優雅ではないね。不合格!いや合否じゃないから。ところで、ちょっぴり画像が粗いところにネッシー発見!みたいな昭和か平成初期のワクワク感がありませんか。ないですか?殴り合う??筋トレするから半年待って。
ふつうの階段を登るぜ!
と思ったらにゃ~ん、猫がいました。誘っている風です。
なんでテメェ!喧嘩売ってんのかコラ!?と心に闇を抱えている人なら思うかもしれませんが、私は今のところ精神衛生は良好なので大人しくついていきますぞ。猫の恩返しのはじまりだ!(何もしてない)
猫「付いてこい」
俺「はい」
猫「こっちだ」
俺「もう行けない!」
猫が向かった先にはレストランが!こういうのいいですね~行かないけどね~お腹空いてないから~。
レストランの敷地内を突っ切った先に岬への入り口が。食べないといけないの?と思ったけど、だれも何にも言ってこないのでそんなこともないみたいです。あるいは、話しかけられないほどの悪臭を私が放っていたということになります(シャワーは毎日浴びる派です、安心して会いに来てください)。
はいおっぱっぴー(とくにここで言及することがない)。
見晴らしの良い場所に着きました、おーあれが…。
ホンチョン岬のランドマーク、ホンチョン岩か!
人の流れを見るに、あそこへ行って記念撮影というのが定番アクティビティなのでしょう。
行きましょう。再び漢字ありざす!でも簡体字はたまに読めない。
あら、ここからだとちょっと見応えありますね!
あっ、あんなところに人がいる!志村ー、落ちろ落ちろ!
余談ですが、こちらの男性に「写真撮ってください」と英語で話しかけられ、渡されたスマホに思いっきり「カメラ」と映し出されていたので「日本人じゃねぇか馬鹿野郎!」と罵倒したら「クソッタレ!日本人がいないと聞いてここにやってきたのに!」と叫んで海に飛び込んでそのまま帰国したそうですという話は嘘で、「日本人ですか?」と聞いたら「あ、そうなんです、旅行中ですか?」と聞き返されました。
はい、ふつうの会話だったのでちょっと盛っちゃいましたね。懺悔します、てへぺろぉ…。
なお、ここからは実話なんですが、こちらの方はハノイに住まれて数ヶ月だそうで、話の流れから自分が「べとまるというサイトをやっていてその撮影で~」と言ったとき、「べとまる(笑)」とちょっと含み笑いで復唱されまして。そのときはじめて私、「べとまるってヘンな名前だったんだ…」とショックを受けて海に飛び込んでそのまま帰国しました。帰国は嘘ですが、ショックを受けたのは本当です。
そろそろ余談が母屋をのっとりそうなので本編に戻ります。
これ、もう完全にカントリーマアムですよね。おいしそう。
岬の先端に着くと、先客の中国人らしき方が記念撮影を撮ってました。あ、これ、親が若いときに写真で撮ってそうなポーズだ。中国人の観光ブームはしばしばバブルの日本人観光客と重ねられますが、この瞬間にものすごく納得したよ。科学技術が進んでも、メンタリティのどこかは我らの過去に近いかも。
どうやらこの巨岩が、岬一番の岩らしい。残念ながらカントリーマアム感は少ない。残念だと思ってるのは俺だけか。岩陰には警備員と浮き輪らしきものが。人が落ちないように見張っているようです。
左下につま先でズン!と押したような跡が見えるでしょ?
これは引きこもりがイラッとして壁に付けた足型ではなく、かつて「巨人が付けた手形」という神話があるそうです。Google翻訳でかいつまんで調べた情報なので、詳しくはお近くのベトナム人の知人友人に聞いてください。勘ですが、「知らない」って言われると思います。だって俺も日本の地方の神話なんて知らねぇし。勝手にあれこれ調べたり予想しやがれビスタラバスタベイベー!うちのサイトは役に立たん!
コーンも転落防止のためなんだろうが、景観は損なわれてるな…まぁしょうがない。
わりと神聖なもののはずなんですが、この一帯が観光客用(おもに中国人観光客と思われる)に高層アパートを続々と建てており、こんな感じで巨人の手形が入るように撮ると思いっきり写り込んでしまいます。そういう意味で、日本人的にはなんだかな…と思ってしまうことはしょうがない。ま、それでも楽しげに見える人々を見ていると、そういった価値観も違いもふくめて個人的には楽しいんですけどね。
念のために言っておくけど、中国人観光客にどうこう言ってる訳じゃないのでよろしくね。むしろ、どうこう言うのはアホらしいと思ってる立場です。百歩譲って自分の地元がそのことでたとえばゴミが増えたとかだったら話は別だけど、そもそも外国人という立場で住んでいる人が、「ベトナムに来る中国人観光客」にあれこれ言ってるのは滑稽だと我輩思ってる。抽象化して語っていること自体がね。
さて言いたいことは言ったのでそろそろ帰ろう…と思ったら、警備員が消えているうううぅぅぅ!
まさか落ちた?ミイラ取りがミイラになる的な話??てーへんだー!!
と思ったら
警備員「釣れる?」
釣り人「今日はまだだなー」
釣り人と談笑してた。
おいおい、俺まだいるんだけどー!と、立ち去ろうとしたら「えっ」みたいな感じで見られたので、もう誰もいないと思ってたみたいです。うん、ごめんね、俺が長くいすぎたんだね。写真撮ってたから。
帰り道に落ちてた木の根っこ、巨大台風のあとだったのです。
次回はこんなオーシャンビューが見える宿について紹介します。これはたぶん、珍しくガチいい情報。